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2005年シーズン
アルビレックス新潟 監督
反町 康治(そりまち やすはる)

1964年3月8日静岡県生まれ。清水東高、慶応大学を経て、88年全日空(後の横浜フリューゲルス)に入団。その後Jリーグでは横浜フリューゲルス、ベルマーレ平塚(現湘南ベルマーレ)でプレー。日本代表は4キャップを記録。97年現役を退きスペインへ渡りバルセロナ、エスパニョールに帯同。帰国後は協会での強化指導にあたり、2001年S級ライセンスを取得。2001年シーズンからアルビレックス新潟の監督に就任。


夢を見せるアルビレックスと
夢をつかむCUPSの刺激的な関係。


 J1、2年目を迎えたアルビレックスですが、今シーズンの目標も、まずはJ1残留を確かなものにすることでしょう。その延長線上にタイトルなどの大きな目標が見えてくるのではないかと思っています。今年から1シーズン制という厳しい戦いになるわけですが、例年のブラジルキャンプを含めていい準備はできたと確信しています。若い選手の補強も充実し、選手層も厚くなってきました。チーム内にこれまで以上の競争意識が芽生えているので、全体のレベルアップにも手応えを感じています。選手に求めるのは、とにかく「動くこと」。それは自分もボールもどんどん動かしていくプレー。それと頭を使ったサッカー。速いスピードの中でいかに正確にプレーできるかが鍵になります。クラブも大きくなり、施設面の充実も進みました。すべてが良い方向に向かっている中、プロフェッショナルなプレーをコンスタントに発揮して、結果はもちろん、見ている人に夢や感動を与えられるようなサッカー、魅力的なゲームをお見せしたいですね。

いつでもトップチームでやる
チャンスはある。


 JAPANサッカーカレッジは、我々アルビレックス新潟にとって、とても大切な存在です。アマチュアの下部組織として多くの機能を果たしていると実感しています。シンガポールリーグへの派遣も含めて、サテライトリーグへの選手派遣などさらに連携が強まってくると思います。プロ選手の育成という面でも、アルビレックスのユース、サテライト、そしてJAPANサッカーカレッジのトレーニングをよくチェックしています。能力の高い選手も多くなってきているので、トップチームへの道ももちろんあるでしょう。その支えとなっているのが、双方の指導者同士のコミュニケーションです。アルビレックス新潟とJAPANサッカーカレッジの間では、コーチを含め、情報交換の様々なパイプが整っています。いい選手がいれば、すぐにでも情報が入るので、学生にとっても大きなモチベーションであると同時に、我々にとっても貴重な戦力庫であるとも言えます。
 アルビレックス新潟を率いて以来、JAPANサッカーカレッジとの連携も4年目になりますが、やはり恵まれた環境と、優秀な指導者の下で、学生の力は年々上がってきていると感じます。今年はJ1に定着しようというアルビレックス新潟にも負けない気持ちでさらに全体的な底上げを期待しています。選手はもちろん、トレーナーやマネジメント、サポートスタッフに関しても、必要になった時にいい人材とノウハウが提供できる。強力な連携で、厳しいステージを一緒に闘っていきたいですね。

新潟のサッカーを盛り上げ
洗練する存在に。


 ワールドカップ以来、昨年の興奮も含めて新潟でのサッカー熱はかなり盛り上がっています。しかし、今はサポーターとチームの関係の域を出ているとは言い切れません。これから新潟のサッカーがさらに地域に根付き、定着していくためには我々も含め、JAPANサッカーカレッジの一層の高度化が鍵でしょうね。全国から集まってくる優秀な人材はもちろん、地域社会からサッカーの夢を目指し門を叩く学生たちに、いかに質のいいサービスを提供できるか。その意味においても、ますますアルビレックス新潟とJAPANサッカーカレッジとの密な連携と体制づくりが必要だと感じます。

プロは実力の社会
チャンスは必ずある。


 プロチームの監督として言えるのは、サッカーは実力の社会だということです。出身校などは一切関係ありません。実力次第でプロへの道も開けます。だからこそ強い気持ちで勉強とトレーニングに取り組んで欲しいと思います。サッカーの世界は意外と狭い世界です。努力の結果、いいパフォーマンスが発揮できるようになれば、必ず誰かが見て評価してくれるはずです。JAPANサッカーカレッジには優秀な指導者がたくさんいます。指導をきちんと受け入れ、忠実にプレーに活かす。それが選手のプレーのクオリティアップにつながります。チャンスは必ずあります。是非ともサッカーに真剣に取り組んで、夢の実現につなげて欲しいと思います。