●名前:葉葺 正幸
●年齢:40歳
●会社名:株式会社 和僑商店
所在地 【本社】
新潟県新潟市中央区古町通二番町533番地
創業・設立年月日 2001年3月16日
事業内容 ・おむすび製造、販売、及び仕出し弁当の製造・販売
・糀を使用した飲料・菓子を基にした店舗の展開、及び通販による販売
代表者 葉葺 正幸
資本金 4328万4千円
従業員数 22名
Webサイト 銀座「十石」:http://www.jukkoku.com/htmls/
古町糀製造所:http://www.furumachi-kouji.com/

起業をするまでのキャリアや経緯を教えてください。

新卒としてNSGグループの(株)愛宕商事に入社し、環境事業に取り組んでいました。
その後、入社4年目のときから起業準備を始め、その翌年に(株)和僑商店を創業しました。
何のノウハウもない新分野から起業をしたのは、当時のNSGグループ内で私が一番最初だったので、当初はグループの社員の方々も随分心配していましたね。
今は(株)和僑商店と(株)峰村商店、越後味噌醸造(株)の代表取締役、今代司酒造(株)の取締役会長を務めています。

会社を立ち上げる際に苦労したエピソードを教えてください。

会社を起こすところから立ち上げるまで、ゼロベースから作り上げなければいけないのは本当に大変でした。
実は私自身、起業するまで飲食店での経験は全くなかったのです。
廃業しようとしていたおむすび屋さんの事業をやることになったからこそ何とか起業することができましたが、一から自分ひとりで行っていたら、会社は立ち上がらなかったのではと思います。
私の場合、起業準備期間は約半年ほどでしたが、その半年間はずっと不安が続いているような状態でしたね。

将来の夢や野望を教えてください。

日本の伝統食を、現代社会に受け入れてもらえるように新しい形にして、全世界の人々の生活の中に取り込んでもらいたいという大きな夢があります。
発酵食品や醸造食品は知れば知るほど面白いものです。その面白さを世の中に伝えていく役割を我々は担っています。 発酵食品系の分野というのは事業継承がなかなか成されていない現状があります。
その問題についても私たちが何かしらの仕組み作りを行っていきたいですね。
まずは国内で仕組みを確立させて、その仕組みを将来的には海外へ発信していければと考えています。

起業を志す方へメッセージをお願いします。

社会貢献をしたいなら、起業をすべきです。
起業をし、事業を立ち上げるのは、名誉や金、自己実現だけの時代は終わりました。
自分の両手でできる範囲を超えて、テコの原理で、事業そのもので大きく社会に貢献していきましょう。
挑戦していく人間がいないと、世の中はうまく回りません。どんどん挑戦し、我々と共に社会に大きな影響を与えていきましょう。

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