●名前:田中 洋介
●年齢:35歳
●会社名:今代司酒造株式会社
所在地 〒950-0074
新潟県新潟市中央区鏡が岡1番1号
創業・設立年月日 1767年 初代但馬屋十左エ門 創業
1951年10月1日 会社設立
事業内容 清酒製造、販売
代表者 田中 洋介
資本金 2,000万
従業員数 14名
Webサイト http://www.imayotsukasa.com/

社長就任までのキャリアや経緯を教えてください。

NSGグループに入社する前は、大手情報出版社で企画の仕事をしていました。その会社の同僚が、NSGグループの存在を教えてくれたことが、NSGを知ったきっかけです。
NSGグループに入社後はシンガポールでのサッカーのクラブハウス運営や企画、マーケティングなどの仕事を行いました。
渡航前から今代司という酒造メーカーがNSGグループの仲間入りとなることは伺っていて、自分自身が酒好きということもあり、興味はあったんです。
シンガポールにいる間も今代司酒造についての情報は常にキャッチするようにしていました。
そして帰国後に今代司酒造で働けるチャンスがあることを知り、思い切って酒造の道に飛び込みました。
当初から、当時の葉葺社長がある程度事業を任せてくれていました。自分ではまだまだ不安もありましたが、葉葺社長、そしてNSGグループからのバックアップもあり、入社から2年後の2014年6月に代表取締役社長に就任しました。

NSGグループからはどのような支援がありましたか?

イベント事には今代司のお酒を使ってもらったり、世に知られる機会を数多く提供してもらっているので、顧客の確保は格段にしやすく、日々NSGグループのスケールメリットを感じています。
池田弘総長や、その他の多くの社長達と直に話をして、経営に関するアドバイスなどを頂けることも大きな支援となっています。皆さんからはポジティブな意見を頂けることも多いので、社長就任から日も浅く、不安が多い今は、そのようなアドバイスや意見が本当に心強いです。

新潟という地域についてはどのような想いがありますか?

私はNSGグループに出会うまで、新潟とは縁もゆかりもありませんでしたが、今は新潟が大好きです。
今代司は歴史ある酒造メーカーということもあり、お酒の歴史とともに新潟の歴史についても学んでいます。
今では新潟の文化や歴史については、地元の人たちよりもよく知っていると自負しています。
新潟は歴史深い港町で、持っている歴史や文化は本当に素晴らしいものばかりです。
それをどんどん発信していき、ゆくゆくは日本国内や世界で、新潟という土地が「飲みに行く町」として知られるような一助をしていきたいです。

将来の夢や野望を教えてください。

新潟県内にはたくさんの酒蔵がありますが、毎年いくつかの酒蔵が廃業してしまっている現状があります。今代司酒造も、その一つとなりそうな過去がありました。
しかし今はこの酒蔵が飛躍できるよう、日々試行錯誤を繰り返しています。
近い将来、地元に加え、海外でも今代司のブランドを確立させたいです。
海外でのブランディングを成功させるためには、まずは日本での確立した地位が必要です。今代司のファンをどんどん増やしていくために、品質管理や新商品開発に全力で取り組んでいきたいと思います。
私は、地方の酒蔵に、今代司酒造の再生モデルを示していきたいと考えています。
地方の小さな酒蔵でもここまで画期的な取り組みができるということ、ここまで地方を元気にすることができるという勇気を与えられる存在になりたいです。

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