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もっと福祉を身近に、そして選ばれる場所に ユニークなアイデアと行動力で施設の魅力を発信

2019.06.27 Thu

積極的な情報発信とユニークな取り組みで
メディアや地域の方から注目されるように
情報発信では各施設担当者と連携し、それまで活用していなかったSNSを開設したり、施設での取り組みやトピックスをメディア向けにリリースするようにしました。あとはホームページのブログ更新頻度のペースを少し上げてみるなど、できることから始めていきましたね。
また、他法人との差別化は施設イベントや研修会でオリジナリティーを出すようにしました。同じ上越エリアにある施設だと、利用者の方が行く場所や参加するイベントが被ってしまうことが多々あって。
どこもやっていないことを始めれば、利用者の方にさらに楽しんでもらえるのではないかと思い、企業様や地域の方々とコラボレーション企画を実施するようになりました。

例えば、特別養護老人ホーム内で以前開催していた居酒屋イベントをベースにしつつ、せっかくならと地元4蔵からお力を借り、日本酒を楽しむイベント「酒祭」としてリニューアル開催をしました。会場装飾からお祭りムードを出したところ、とても盛り上がりましたね。

上越地区の4蔵元から協力を得て開催された「酒祭」。入居者の方は家族との団らんタイムを楽しんだそう。

 

また、縁のある小林農園様から協賛いただいて行った「ハーバリウム教室」も大好評で、利用者の皆さんはもちろん、職員も一緒に楽しんでいる姿を見て大変嬉しく思いました。
予想を上回る反響があり、改めて一般の方向けの教室を開催したところ60~70名の方が参加してくれました。

SNSで人気に火が付いたハーバリウムを作る体験教室を開催。一般参加者からも好評で、地元メディアからの取材も。

 

他にも、吉野屋様やPOLA様、明治様など本当に様々な業界の方からご協力いただき、イベントの幅が広がったように思います。また、地元スーパーのイチコ様とコラボレーションで施設内に簡易コンビニを設置し、入居者の皆さんにとって利用しやすい空間が生まれました。

特別養護老人ホーム「三和愛宕の園」では、地元スーパー「イチコ」様とのコラボで施設内コンビニを設置。入居者からも職員からも人気。

 

また、職員向けにもVRを取り入れた認知症体験研修会など、新たな取り組みを行いました。参加者からは「利用者にもっと寄り添った声掛けをしていきたいと思った」などの声が上がり、自身のケアについて振り返る貴重な時間になったと思います。

職員向けにVRを使った認知症体験研修会を開催。

 

こうした新たな取り組みやイベントを発信していったところ、地元誌や全国版メディアからの取材依頼が来るようになり、私たちが発信する以上に色々な場面で紹介していただけるようになりました。

「もっと福祉を身近に感じてほしい」という思いのもと始めたことだったので、多くの方の目に届くようになったのは本当に嬉しく思っています。

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