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プロチアリーダーから広告代理店へ 約5年のチア経験で得たものが人生の大きな財産に

2019.09.30 Mon

日本初のプロフェッショナルチアリーダー「アルビレックスチアリーダーズ」で2013年から2018年6月までメンバーとして活躍した小林笑里夏さん。
引退後、同年8月からは広告代理業を展開する㈱アイ・シー・オーにてチア時代の経験を生かし、業務に取り組んでいます。
それまでダンスもチアも未経験だったという小林さんの人生を変えたのは、社会人2年目で参加したとあるオーディション。そこから今に繋がるストーリーが始まります。プライベートでは昨年結婚。新たなライフステージへと歩みを進める小林さんにこれまでのことやチア時代のエピソード、そしてこれからのお話を聞きました。

「このままでいいの?」と自問
踏み出した一歩が紡いだチアとの縁
アルビレックスチアリーダーズとのご縁は、2012年に加茂観光大使を選ぶ『雪椿まつりミス雪椿コンテスト』で、ミス雪椿に選んでいただいたことがきっかけです。このコンテストに出場したのも本当に偶然で。
専門学校を卒業後は新潟市内の企業で働いていたのですが、心のどこかでずっと小さい頃の夢が忘れられずにいたんです。幼少期、「スピード」「モーニング娘。」などの女性ユニットが大好きで、テレビの向こう側でキラキラと活躍する姿に憧れていました。当時は照れもあり「彼女たちのようになりたい」とは言えなかったのですが、社会人生活から数年が経ち「私の人生、このままでいいのかな」と考えちゃって(笑)

そんな時に偶然見つけたのが、ミス雪椿オーディション出場者募集の広告で、ダメ元でいいから受けてみることに決めました。加茂市出身でもなく、応募者が例年の倍ほどいるという状況だったので諦めかけていたのですが、市民の皆さんによる公開審査などを経て、ミス雪椿に選んでいただくことができました。任期は一年間で、平日は会社員、週末は観光大使として地域のイベントを中心にPRを行っていました。少しでも多くの人に加茂の魅力を届けたいと活動を進めていましたが、地域の方との交流や応援の声から私自身が沢山のエネルギーをもらっていることに気付き、こうした務めにやりがいを感じましたね。
そして当時一緒に活動をしていた同期に幼少期の夢から続く私の思いを伝えたところ、ご自身が以前所属していたというアルビレックスチアリーダーズを薦めてくれたんです。それまでチームの存在は知っていましたが、中学生の頃に学校にパフォーマンスに来てくれた記憶がうっすらというくらい。でも、調べていくとその活動内容にとても魅力を感じ、翌々日には大人向けのスクールに入会を決めていました(笑)
これまでの人生、中学高校はバレーボール部に所属し、チアはもちろんダンスとも無縁。そんな私でしたが一年間練習し、根拠のない自信と共に2013年のオーディションに挑戦したところ、思いが通じ合格し、メンバーの一員として新しいスタートを切りました。

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