人(社会)の役に立つことこそ人の究極の目的。NSGマインドに魅せられて新潟にIターン。目指すは「新潟発、世界NO.1サービス」

大学卒業後、大手企業や中堅企業など、IT 畑一筋で仕事に打ち込んできた秋田叔之さん。
2014 年、縁あって NSG グループの「ジェイ・エス・エス」の社長に就任。学生証アプリを
はじめ、次々と新たなアプリやシステムを開発するのみならず、積極的な営業プロモーショ
ンで成果を上げている秋田社長に、仕事について、また、新潟について、伺いました。

 

I ターンにあたっては、池田代表の理念に啓発されたそうですね。

「人々の幸福と豊かさを実現するために 社会のニーズに合った事業の可能性を追求し 地域社会・国家・国際社会の発展に寄与する」。この NSG グループの理念があるからこそ、チャンスをいただけたと思っているんです。大企業の管理職には生まれないマインドというか…そういうマインドを持ち合わせた人たちがどんどん入ってきてくれれば、もっと盛り上がると思うし、この理念の通り、NSG グループが進んでいくといいなぁと思 っています。
「人間は人の役に立つことを達成するために生きている」とも言われます。グループの理念に通じるものを感じます。

 

初めて新潟に来たのは学生時代ですね。その頃の新潟の印象は?

人が少ないなぁ、と(笑)。でも、初めての一人暮らし、初めてのアルバイト、いろんなことがとにかく新鮮で、楽しかったですね。自宅から車で 5 分 10 分走れば海。四ツ郷屋(西蒲区)の浜でウインドサーフィンしたり、冬はスキーをしたり。時給 1,500 円以下のアルバイトはやらない、と決めて、塾の講師や家庭教師をしていたので、けっこう稼いでいたんです。だから、社会人になって初めての給料をもらったときには「なんじゃこりゃ!?」と(笑)。

 

転勤で首都圏をはじめさまざまな土地での暮らしを経て、再び新潟へ。新潟の印象は変わりましたか?

新潟の人は地元愛が強いと思いました。みんな、新潟が大好きですよね。例えば、スーパーなどで「県内産」と表示されると、とたんに売れるんだそうです。地元に対するロイヤリティーが高い。今まで暮らした神戸や埼玉では、もちろん、地元も好きだけど、大阪も京都も東京もいいよね、って感じ。でも、新潟の人は「新潟じゃなきゃダメ」っていう感じですかね。

新潟は地方経済圏としてはそこそこの規模があるんです。他県に比べて大きい方ではないでしょうか。だから、枝豆でもナスでもスイカでも何でも自分たちの県内で消費してしまう。PR下手とも言われますが、地域経済だけで食べていける、っていう側面もあって、内向的になってしまった面もあるかもしれませんね。でも、これからはどんどん外に向かって行かないと。

 

学生証アプリをはじめ個性的なアプリやシステムを開発していますが、そういったアイディアはどこから?

すべてお客様が教えてくれるのです。開発のヒントはすべてお客様が与えてくださいます。とはいえ、人は、変化を嫌う生き物なんです。新しい商品や新しい仕組みなどを提案しても、「変えること」にしり込みする。でも、IT という業界においては、変わらないことは後退を意味する。変わらない=逆行、マイナスなんです。だから、うちの従業員には、常に変化を要求します。何か変えようとチャレンジして、それが裏目に出たとしても、変わらないことより評価は高い。人は、悪くしようと思って変化するわけじゃない。良くしようとして変化するわけです。それで結果が出なかったからと失敗を責め立てる文化の中では、いいものは育たないのではないでしょうか。

 

社長として、経営者として、ポリシーを教えてください。

失敗を責めること、これだけはうちの会社では絶対やらない、と決めています。そうでなければ成長できないと思います。世界に打って出られない。逆に、うちでは動かないと責められます。それはそれで大変だと思いますが(笑)。

社長というのはリーダー。リーダーというのは「導く人」ですよね。だから明確なビジョンと方針を定めて、目標に向かって最短距離で進むために従業員を導くのが社長の仕事だと思っています。ミッションステートメントをわが社のホームページに掲載していますので、ご覧いただければ幸いです。

私たちは国家が定めた資本主義社会の中で生きているわけですが、この枠組みの中ではお金がないと生きていけません。利益を上げられれば社会に貢献できます。だから、売り上げの増大を掲げて努力することはいいことであり、お金儲けは決して汚いことじゃないと思います。ただ、売上額や従業員数で世界トップになりたいわけではなく、顧客サービス、製品の分野で、いくつでもNO.1 をとりにいきたいですね。

 

新潟から世界に羽ばたくIT 企業にと、私たちも期待しています。

IT というのは時間と距離を限りなくゼロに近づけられます。新潟とニューヨークで一緒に仕事できるし、客先にわざわざ出向いて納品する必要もない。営業や交渉はフェイスto フェイスになりますが、基本的にはどこにいてもできる仕事になってきたと思うんですね。とするなら、少なくとも首都圏よりは新潟の方がエンジニアにとってずっと環境がいいと思います。通勤ひとつとってもね。あの非人間的な満員電車に乗らなくていいわけだし。

自宅や職場から1 時間くらいで好きなゴルフを楽しめるというのもいいですね。スキー場は少し遠いですが…2 時間くらいですかね。上越国際がホームゲレンデです。近いのは海。海水浴場がこんなに近い都市、意外とないと思いますよ。IT の変化は本当にすごく激しくて、とどまっているとどんどん遅れていく。言い換えれば、IT はいつも新しいことをやるということ。私たちも、常に新しいことを提案し、変化していける会社でありたいと思います。

 

 

<プロフィール>

秋田 叔之
あきた・よしゆき
1964 年、兵庫県神戸市生まれ。株式会社ジェイ・エス・エス代表取締役社長
神戸の高校を卒業後、当時、まだ珍しかった行動科学課程があるということで新潟大学へ進学。首都圏の大手 IT 企業に就職し後に中堅の IT 企業に転職、役員も務めました。2014年、NSG グループに転身し、株式会社ジェイ・エス・エス代表取締役社長に就任。

株式会社ジェイ・エス・エス
「学生証アプリ」、学校業務支援トータルパッケージ「サクラ」、無人受付「 kinase」をはじめとするアプリ開発から、高速インターネット回線のリセラー、オフィスや営業環境を支援する製品やシステムの導入・運用支援まで、数々の提案を展開。NSG グループで培ったノウハウを製品、サービスに凝縮・転換させ、IT を通じて人と企業、社会に貢献
すべく、グループ内外に向けて発信を続けている。

https://www.jss-net.com/

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