採用から始まる出会い。笑顔広がるグループ、人を生かす組織へ
優秀な人財の獲得は、どの企業にとっても重要な課題の一つ。また、働く一人一人にとっても、職場選びは人生を左右する大きな選択といえます。優れた人財を獲得し、その力を十二分に引き出して成果を上げたい企業側と、自分らしく働きたい、自分の力を発揮できる場を得たいなど、働く側一人一人の希望との幸せなマッチングを願い、採用活動を行っている人事政策本部。採用の仕事は、「入社したら終わり、ではないんです」という人事政策本部で、ある日のオシゴトをのぞいてきました。
採用した人が活躍してこその人事政策本部
仲間と楽しむ場づくりも重要なミッション♪
2017年9月某日。この日の人事政策本部のミッションは「キャリア採用者懇親会」。早い話が宴会です。ラクそう、面白そう、半分は遊び、なんて思ったら大間違い。53ものグループ法人に散らばるキャリア採用者にまんべんなく目配りし、もれなく声をかけ、場所やスケジュールを調整したりするのは、なかなか大変です。それより何より、この懇親会には、自らの部が採用した人たちに対する深い思いが……今回、幹事を務めた渡辺さんに聞いてみました。
「NSGグループではUターン、Iターン、Jターンで入社した人が62.5%もいます。つまり、今、自分が暮らしている場所、土地のことを良く知らない人、人間関係を一から築かなければならない人が多いということです。不慣れな環境で新たな仕事に臨んでいる人同士、親しく交流する機会があれば、もっと働きやすく暮らしやすい場を作れるのではないでしょうか」と言う渡辺さんも、Uターン組。自らの経験や体験を思い起こしながら、初めての人同士が楽しく過ごせるよう、仕事の合間をぬって、胸に着ける名札を用意したり、撮影用の小道具を作ったりしてきました。
「採用というのは入社してもらうのがゴールではないと思うんです。採用した人が会社に根付いて、仕事で高いパフォーマンスを発揮してくださることが目標。だから、入社後もできる限りサポートできればと思っています」と渡辺さんは話します。