科学の視点がスポーツ発展のきっかけに。新潟医療福祉大学によるスポーツ科学の取り組み

2019.11.12 Tue

形として残し、伝えるということがスポーツ科学の仕事での一つである。

一般的にスポーツ科学と言うと、「研究から得られた成果を、現場のアスリートなどが生かしていく。」という形を想像される方が多いと思います。もちろんそういった形で研究結果が生かされることもありますが、実は現場で行われている成功事例の「なぜなのか?」を研究によって明らかにするといったことも非常に多いです。

試行錯誤を繰り返し、選手強化を行ってきたコーチと選手のやり取りなどはとても大きな研究対象です。

その成功事例を研究することで選手個人、コーチの技術を一般化することができます。他の選手・コーチでも利用できるような情報にしていくことがスポーツ科学にできる大きな役割だと考えます。そして、その一般化した情報は、その競技全体のレベルを底上げすることに繋がっていきます。

例えば、フォームなどの競技技術の研究結果が、効率の良いトレーニング方法や、場合によっては使用する道具の開発に影響を及ぼすことがあります。

学問とアスリートの近さが新潟医療福祉大学の良さ

新潟医療福祉大学には多様な部活動などを通して、スポーツを推進しています。その中には世界を舞台にするトップアスリートもいます。

そして、新潟医療福祉大学の学科構成はスポーツに関連性の高いものとなっており、研究設備などハード面も揃っています。例えば、先ほどお話しした、神経科学も大学で学ぶことができます。

研究対象となるアスリートやコーチがいて、研究する環境も整っている。それが新潟医療福祉大学の強みですね。

またそれを学生がリアルタイムで学んでいくことができるのも強みだと思います。

新潟の地から、スポーツ科学の研究によって、選手やコーチの技術向上や、選手の怪我の防止など各競技の発展に繋がる成果を残し、それが地域の発展にも繋がればとても喜ばしいことだと思います。

 

このうちわはインカレで学生の保護者の方が手作りしてくれたものだそうです。


新潟医療福祉大学
健康科学部 健康スポーツ学科 教授
運動機能医科学研究所 副所長
佐藤大輔

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