ホームタウン胎内市で初のXリーグ公式戦。 アメフトの試合はもちろん、多彩なイベントも楽しんで欲しい!

2023.05.01 Mon

NFAのトップリーグXリーグに所属するアメリカンフットボールチーム「胎内DEERS」は、10年以内に新たなホームタウンである胎内市への完全移行を目指しています。その第一歩となる公式戦が、5月6日(土)に胎内市総合グラウンド陸上競技場で開催されます。

試合を開催するにあたっての想いや、当日のイベント内容、連携団体との協力体制などを、株式会社DEERS FOOTBALL CLUB 代表取締役 髙橋孝輔さんに伺いました。

アメリカンフットボールを知らなくても魅力が伝わるイベントを多数企画。

― 胎内市で初の公式戦が行われますが、どのように準備を進めてきたのですか?

髙橋 胎内市では初めての開催になるので、昨年からリーグと話を進め、実際に試合を行う胎内市総合グラウンド陸上競技場をリーグの方から視察を行っていただきました。市総合グラウンド陸上競技場はラグビーのゴールを設置する設備はあるのですが、アメリカンフットボールとゴールの形状が違うので自立式のゴールを準備するなど課題に1つずつ対応を行い会場を整えました。当日行われる試合は東日本の8チームが参加する「パールボウルトーナメント」の1回戦で、オービックシーガルズと対戦します。

― 今回の試合で重視していることは何でしょうか?

髙橋 胎内市で初めての開催であることはもちろん、開催される「パールボウルトーナメント」の1回戦は主催チームがチケット販売やイベント企画などの、いわゆる興行権を持つ試合です。そのため当日のイベント運営など、様々なチャレンジが可能になります。多くの方にアメリカンフットボールの魅力を知ってもらうために、さまざまなイベントを考えています。

― 具体的にはどのようなイベントを予定していますか?

髙橋 試合前には子どもたちがグラウンドでアメリカンフットボールの簡易版である「フラッグフットボール」の体験や、トレーニングコーチによる「足が速くなる教室」、チームのチアリーダーによるダンス教室などが行われます。これらのイベントは現在チームが練習拠点を置いている東京都調布市で行われているファンフェスタでも大好評です。また、ハーフタイムにはフィールドゴールのキックチャレンジがあり、試合後には選手との撮影会やサイン会などの交流の機会も設ける予定です。

― 具体的にはどのようなイベントを予定していますか?

髙橋 試合前には子どもたちがグラウンドでアメリカンフットボールの簡易版である「フラッグフットボール」の体験や、トレーニングコーチによる「足が速くなる教室」、チームのチアリーダーによるダンス教室などが行われます。これらのイベントは現在チームが練習拠点を置いている東京都調布市で行われているファンフェスタでも大好評です。また、ハーフタイムにはフィールドゴールのキックチャレンジがあり、試合後には選手との撮影会やサイン会などの交流の機会も設ける予定です。

― 会場外でも楽しめる企画があるそうですね。

髙橋 現段階で10社以上のキッチンカーの皆さんが参集していただける予定ですのでお食事も楽しんでいただけます。また、アメリカンフットボールのボールを投げるゲームや重機による水風船すくい、チアリーダーのメイクアップ教室など、盛りだくさんの内容があります。さらに、NSGグループの新潟医療福祉大学と連携して、イベントブースで催し物を企画してもらっています。このように、アメリカンフットボールのことを知らない方でも楽しめるイベントが満載です。

胎内市や吉本興業との連携で試合を市内外にPR。

― 試合の開催地である胎内市からも協力をいただいているようですね。

髙橋 胎内市役所にはとてもたくさんの協力をいただいています。市内外から大勢の方が訪れる「たいない桜まつり」や「胎内市チューリップフェスティバル」で試合告知をさせていただくけるようご配慮いただきました。会場では昨年度の試合のハイライト画像を放映しながら、選手が防具をつけたユニフォーム姿で試合開催をアピールします。

― 吉本興業とのコラボレーションも予定されているそうですね。

髙橋 試合前の会場でフラッグフットボールを行いますが、吉本興業はBSよしもとの番組『マヂラブのフラチャレ部』でフラッグフットボールの魅力を伝えています。その関係で、協力いただけることになり、今回はTVなどで活躍されているEverybodyさんが来場してくれることになりました。フラッグフットボールは全国の小学校の3割で授業に導入されており、さらにオリンピックでの正式採用も目指しており、最近注目が高まっています。

― たくさんのイベントが開催されるのですね。

髙橋 アメリカンフットボールはサッカーやバスケットボールに比べ試合数が少ないためのように頻繁にホームゲームが行われるわけではありません。今シーズン胎内DEERSのホームゲームを胎内市で開催できるチャンスは限られるため、大きなお祭りのように、メインの試合はもちろんのこと、出店やイベントなどを楽しんでいただき、その日を心待ちにしていただけるようなイベントを目指しています。初めて来られた方が、試合もイベントも満喫して、「次の開催が楽しみだ」と思っていただけるようになれば成功ですね。

この試合は、アメリカンフットボールを通じた胎内市活性化の第一歩。

― 皆さんの反応はいかがですか?

髙橋 胎内市役所をはじめとした連携のある団体からは、「ぜひ観に行きたい」という声が届いています。芝生席は中学生以下が入場無料なので、ぜひ家族揃ってお越しいただきたいですね。また、チケットを購入された方で、胎内市にお住まいの方や、胎内市に通学・通勤されている方には、試合会場でキッチンカーのクーポン券を進呈しています。

― 新潟県内のアメフト関係者とも連携されているのですか?

髙橋 私は新潟県アメリカンフットボール協会の理事も務めさせていただていますので、協会の会員の皆様に試合運営への協力をお願い しています。また新潟大学のアメリカンフットボール部は、この試合を新入部員の勧誘に活用されるようです 。この試合は5月に開催されるので、新入生皆さんにはトップクラスのアメリカンフットボールを見ていただいて興味を持ってもらいたいですね。高校生や中学生が日本のトップリーグの試合を見て、「大学からアメリカンフットボールを始めてみようかな」というきっかけになり、大学に進学してアメリカンフットボールを始めた人も、卒業後は新潟で働きながら 胎内DEERSに入ってプレーする。そのような良い循環が生まれるといいですね。

― 最後に胎内市での初めての試合への意気込みを聞かせてください。

髙橋 対戦相手のオービックシーガルズは強豪ですが、胎内DEERSの選手のモチベーションも高く、好ゲームが期待できます。アメリカンフットボールは大迫力のプレー、試合展開や戦略による予想外の逆転など、多彩な魅力を持つスポーツです。一度観ていただければアメリカンフットボールが面白いスポーツであることを実感していただけるはずです。またこの試合は、「胎内DEERS」が胎内市の魅力の1つとなるためのく第一歩 になります。ぜひこのスタートに立ち会っていただければ幸いですね。

株式会社 DEERS FOOTBALL CLUB
胎内市つつじが丘 下315-302ファミールハウス-201号
[東京オフィス]東京都調布市菊野台2-4-2 メイングリーン小川103号室
TEL:042-444-8145/FAX:042-444-8301

http://www.deers.jp/

ディアーズフットボールクラブは1989年に設立され、これまで日本一を2回達成している伝統のあるチームです。そしてアメリカンフットボールを通じて社会に積極的に貢献する人間を輩出する、という理念で活動し、フィールド内に留まらず、社会人としても活躍する人材を多く輩出。NSGグループの経営権取得に伴い、チーム名称を「胎内DEERS」と変更し、10年以内を目安にした胎内市完全移行構想を含む、 「アメリカンフットボールを通じた胎内市活性化」 に取り組んでいます。

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