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ライバルは過去の自分。 時代の変化を読み、新たな施策にチャレンジ。新潟公務員法律専門学校 / 安本 岳志
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専門学校の事務局広報担当に転身。
広報活動で新たな手法にチャレンジし社内表彰を受ける。
その後、新設校の設立準備に携わる。
30歳で事務局長に昇進し、部下の育成に取り組む。
過去の実績を上回るべく、チャレンジ精神を忘れず邁進する。
そんなポジティブに前を見つめる安本さんが目指す未来像とは。
東京からIターン、入社5年後には事務局長に就任。
東京出身で関東で働いていて、なぜ新潟で働こうと思ったのですか?
東京生まれ東京育ちで、大学も東京の大学を出て、そのあと神奈川にある外資系の自動車関連の会社に就職しました。その後、結婚を機に妻の実家がある新潟に来て就職先を探していたところ、NSGグループに巡り合いました。それまでは新潟のことはよく知りませんでしたし、就職する、住む、といったイメージもありませんでした。新潟市内が、私が想像していたのと違ってかなり都会なのにビックリしました(笑)
なぜNSGグループを選ばれたのですか?
新潟県内で、「成長していて、生涯勤めたくなる企業がいいな」と思っていたので、グループで積極的に事業展開をしていてスケールが大きいNSGグループに魅力を感じました。いろいろな仕事ができて、活躍する場が多いのではないかと考えて選びました。
入社後はどのような仕事をしてきましたか?
新潟公務員法律専門学校(NCOOL)の事務局の仕事に就きました。以前の仕事と業界が違うので、最初は業界の動向をつかむのに大変でしたが、上司が期待して仕事を任せてくれましたので、アイデアを積極的に出し、自由にやらせてもらいました。その後、新潟法律大学校の設立準備室と兼務し、事務局として広報活動や学生募集など事業推進に取り組むと共に、新しい学校の設立にも携わるようになりました。そして入社5年目30歳の時に、両校の事務局長に就任しました。
広報活動にLINEを活用し、事業推進に貢献
これまで自分がやり切ったと思う仕事はありますか?
入社3年目に、NSGカレッジリーグの全専門学校の職員を対象とする表彰制度があるのですが、そこで事業推進部門の最優秀賞を受賞しました。受賞したときは、“やり切った”と感じました。その賞を獲るつもりで業務に励んでいましたし、上司にもそう宣言していました(笑)。
具体的にはどのような施策が成果に繋がったのですか?
「LINEを使ったコミュニケーション戦略」です。企業からLINEで情報が配信されたり、抽選があったりというのは今では普通だと思うのですが、当時、特に専門学校の広報活動ではあまり行なわれていなかったんですよね。せっかく新しいツールが登場したから積極的に使っていこうと思い、運用の仕方を事務局のみんなで考えて発信。その結果、相談や質問といった、高校生とのコミュニケーションが格段に増え、その年の学生募集にも良い結果が。他の学校に先駆けてLINEというツールの活用にチャレンジしたという点が評価されました。
学生にはどんな事を発信したのですか?
親身になって相談に乗ったり、質問してきた方にとってタイムリーな情報を伝えたり、内容としてはあまり特別な事は行ってはいませんが、最も身近に使っているLINEというツールを使ったといった点で、うまく高校生とコミュニケーションできたんだと思います。
自らがWEB広告を制作し、ユーザーニーズに即時対応
そのほかに安本さんが初めて取り入れたことはありますか?
Web広告を自分で制作し配信したことですね。入社初年度から広報担当としてWebサイトの制作を専門業者と一緒に行ってきました。4年ほど前に、「Web広告を自分の手で制作したい」と上司に相談すると、了解を得ると共にチャレンジしようとしている事を称賛してもらえました。それから、独学で勉強しながら、WEB広告の配信業務に取り組みました。
広告のデザインもご自身でされたのですか?
はい。最初は知識ゼロでしたが、デザインソフトが使えるよう独学で勉強しました。一般的なプロモーション動画であれば、自分で作れるようにはなりました。校内で制作することができる事によって、タイムリーな対応が可能になります。例えば、「ユーザーがWEB上でこういう行動をしているから、それに対応した施策や広告に変えよう」といったことを、すぐに実行できるメリットがあります。
広報担当から、事務局長になり、部下の成長をサポートする立場に。
現在の事務局長の仕事はどんな内容ですか?
少し離れた視点から業務を考えていくことが増えましたね。自分が広報担当だったときには時間的に難しかったことでも、部下と協力することでもっとたくさんの事ができるようになりました。その一方で、自分が手を動かしてしまいたいことでも、コーチという立場に徹して、あえて現場に任せて見守ることが増えましたね。
大変だと感じていることはなんですか?
私立の学校ですので、学校運営を継続していくためには学校の魅力を伝えて、学生に入学してもらわなければいけない訳ですが、広報活動にあまり予算を割けない中でいかに効果的な情報発信をしていくかという戦略立案の部分ですね。今までは広報活動を通して、高校生とのコミュニケーションをとることに注力していましたが、今は限られた予算の中で、最大限の効果を上げる広報活動を考える事に頭を悩ませています。でも、そこがこの仕事の面白いところでもあるんです。
事務局長になって良かったことは?
裁量権が大きくなったので、いろいろなことを立案して実行できています。そういう意味では、自分が1プレイヤーだった時よりは、多くの方を巻き込んで大きな仕事ができるようになりました。その実現のためにカレッジリーグ本部や他の専門学校と連携することも、やりがいの1つになっています。
チャレンジ精神を忘れず、過去の自分を超える
振り返ってみて、NSGグループに入って良かったと思えることは?
やりたいことに挑戦させてくれる環境であることです。ただし、放任でなんでもかんでもやらせてもらえるのではなく、ダメなことはしっかり教えてくれる上司がいました。しっかり見ていてくれた上で、上司が自分の責任の下で、やりたいようにやらせてくれる。それはすごくありがたかったと思いますね。今度は自分がその立場になりました。
今後、挑戦してみたいことはありますか?
今は学校の魅力を多くの方に知ってもらって、毎年の入学者数を右肩上がりにしたい。しかし18歳人口は減少していく環境下なので、決して簡単なことではありません。自分がやって成功してきた施策に捉われず、実績を超える成果を出していきたいですね。ライバルは過去の自分と思って、新しいことにどんどんチャレンジして成長していきたい。
新潟の過ごしやすい環境で、オンもオフも充実
お休みは何をして過ごしていますか?
休みの日は、子どもたちと海や山や川に行って遊ぶことが多いですね。現在は村上市に住んでいて、そこから通勤しています。通勤時間は少しかかりますが、常に自然に触れあえる環境は子育てにもとても良いと思っています。
新潟での生活は、東京と比較してどうですか?
地方で暮らすなら、オフは田舎でのんびり暮らしたいなと思っていたので、とても過ごしやすいですね。職場は新潟市の中心部万代エリアにあり、いわゆる都市型の生活をしているので、仕事のオン・オフの切り替えができます。それが大事だと思ってIターンしてきているので、今の環境が私にとって、ベストだと思っています。
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