nsg
トップ > インタビュー > 佐藤 諒一

夢に向かう人の背中をそっと押し、夢への扉を開く。

#人の背中を押す
#お客様が主人公
#通信教育で地方創生

分岐点に立つ人の夢を叶えるために。

株式会社クレアール
佐藤 諒一

株式会社クレアール事業推進部勤務。資格取得や試験合格を支援するweb通信講座専門スクールの公務員試験担当として、営業・企画・マーケティングなどに従事。新潟大学経済学部卒。2020年入社。長野県出身。小学4年からトランペットを習い、音楽家を目指したことも。地方創生の実現に貢献するというNSGグループの理念に共感して入社する。

これまでのキャリア
入社前
地方創生に関わる仕事を目指して、就職活動。NSGと出会う。
1年目
株式会社クレアールに配属。公務員講座の営業を担当する。
3年目
社内プロジェクトメンバーに抜擢され、チャットボットの構築を推進する。

人生の分岐点にいる人たちが、笑顔になる提案とは。

生まれは長野県。子どもの頃から絵画や音楽に触れて育った。小学4年生からトランペットを始め、中学・高校は吹奏楽部のエースだった。大学に進学した頃から地方の活性化について考えるようになった。NSGを選んだ理由も地方創生に貢献できると思ったから。だから、東京配属と聞いたときは少し驚いた。勤務先は各種資格試験に向けたWeb通信講座専門のスクールを運営する株式会社クレアール。場所や時間を選ばずに勉強ができる通信講座の強みを活かし、近年受講者を増やしてきた。担当は公務員講座。オンラインでお客様の相談に乗りながら、最適なコースを提案する。お客様は就職や転職、キャリアアップを目指す大学生や社会人。つまり、人生の分岐点にいる人たちだ。画面の向こうの表情は真剣そのもの。良いご案内ができれば笑顔が生まれる。浮かない顔のときはこちらがどこかで間違ったということ。もっとよいご案内ができたなら、その方は夢への扉を開くことができたはずなのに。お客様の期待に応えたい。入社4年目。部門の売上の7割を担うようになった。それでも振り返ると、ずっと反省ばかりしてきたような気がする。

一人ひとりにそれぞれの物語がある。その物語に寄り添っていく。

お客様にもいろんな段階の人がいる。漠然と公務員になりたいと思っている人。受験先選びで迷っている人。目標への歩み方がわからない人。このタイプの方ならこの話をすればいい。そんな雑な方程式に当てはめるのは失礼だと思ってきた。お客様一人ひとりにそれぞれの物語がある。その物語に寄り添っていく。それが自分なりに見つけてきたスタイル。ひとつの講座を案内するのでも、その方の生き方に合わせて受講方法やスケジュールを細かく丁寧に提案していく。決して無理強いはしない。なぜなら、物語の主人公はお客様自身だから。昨今、公務員試験も変わりつつある。筆記試験重視から論文や面接試験が重視されるようになった。クレアールには論文添削や個別の面接練習を何度でもできる仕組みがある。「勧めてもらったあの先生の講義のおかげで合格できました」。「添削してもらったエントリーシートで一次審査をパスできました」。お客様から届く喜びの声が自分のことのようにうれしい。

主催したセミナーの成功で、4年越しの思いがつながった。

多くのお客様が目標を持った後に、何をすればいいかわからずに立ち止まっている。きっかけさえあれば、あと一歩踏み出せるはず。そこで、オンラインセミナーを開催することになった。「僕にやらせてください」。自ら手を挙げたものの、期日まで時間がない。資料は実質3日間でつくった。何度もプレゼンの練習をした。集客はSNSとメルマガ。ホームページでも告知した。急遽の開催だったから、本当に需要はあるのか、申し込みはくるのか、少し不安もあった。ただ、蓋をあけると申し込みは50名を超えた。当日、プレゼンはうまくいった気がしたが、オンラインなので参加者の反響が見えづらい。最後の質問コーナー。質問ゼロの覚悟もしていた。ところが、チャットに質問が次々と届く。しかも具体的な内容ばかりだった。個別相談の申し込みが殺到した。一歩を踏み出そうとする人たちがいる。願いに応えたい。この気持ちが新たな道を照らした。通信講座を活用すれば、日本全国の人材育成につながるのではないか。スクールのない地域でも、一歩踏み出そうとする人たちに寄り添えるのではないか。これはまぎれもなく地方創生の一つの形。入社当初から抱いてきた思いがつながった。

※所属表記・記事内容は、取材当時の内容に基づいています。
エントリー
マイページ