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夢のきっかけをつくる仕事。

水戸 紗花 Mito Sayaka

学校法人国際総合学園

学校法人国際総合学園事務局勤務。実践女子大学人間社会学部卒。地域社会学のゼミに所属し、卒論のテーマは新潟市の古町の地域活性化について。2017年に入社後は、国際トータルファッション専門学校(NITF)にて主に学生募集を目的とした広報を担当。2年目には採用パンフレットの制作に携わる。

  • 教育ビジネス
  • 営業・企画・マーケティング

2年目に任されたパンフレット制作が、自分の原点になった。

広報の仕事がしたい。でも、
新潟では無理だと思っていた。

大学から東京に出て、独り暮らしを始めた。広告研究部というサークルではミスコンの運営に携わったりした。もともと絵を描くのが好き。一眼レフを手に入れてからは写真も趣味になった。大学の学園祭に向けて広報や撮影を担当することもできた。充実した日々。将来は広報の仕事がしたい。そんな夢も生まれた。都会の暮らしは華やかな彩りに満ちている。でも、いつも違和感があった。自分が生きるのはここじゃない。卒業したら地元に帰ろう。唯一の心残りは広報の仕事。地方では無理だと思っていた。

そんなとき、NSGと出会った。募集要項に「グループ内の各学校での広報」とある。新潟でも広報の仕事ができる。胸が高鳴った。ここに入りたい。そう決めたら自分でも驚くほどの行動力が生まれた。毎回説明会の最前列に陣取って自分をアピール。卒業研究は新潟市古町の地域活性化をテーマに選んだ。自分はこの街で生きていく。そんな決意が伝わったのか、配属されたのは古町にある国際トータルファッション専門学校(NITF)。晴れて広報担当になった。


初めてのファッションショー、
学生たちのエネルギーに圧倒された。

NITFの広報の仕事を一言で言えば、対象である高校生や親御さんたちに学校の魅力を伝えること。ところが、すぐに壁にぶつかった。パターン、オートクチュール、トワル。校内で飛び交う言葉の意味すらわからない。自分はまだ蚊帳の外だ。それからはすべてが勉強だった。わからないことはすぐに調べた。先生や学生にも教えてもらった。なんとかついていきたい。必死だった。NITFには年間5回のファッションショーがある。衣装はもちろん、ヘアメイクも、演出も、映像もすべて学生たち自身でゼロからつくる。6月、入社後初めて見たファッションショーに圧倒された。パワー、熱気、美しさ。夢中でシャッターを切った。「この子たちの一生懸命な姿を伝えたい。」自分の仕事が見つかった。カメラを向けると嫌がる子がいる。せっかくの笑顔が消えてしまう。それが悔しかった。毎日学生のいる場所に顔を出した。「今日はバイト?頑張ってね。」何気ない会話が距離を縮める。半年が過ぎた頃、学生の顔と名前がわかるようになっていた。「あ、また水戸さんがきたよ!」みんなが自然と笑顔を向けてくれるようになった。


自分がつくったパンフレットが、
高校生の夢のきっかけに。

入学時にミシンの糸通しすらできなかった学生たちが、卒業制作では見事なドレスを作り上げる。ここで学ぶのは技術だけじゃない。夢を持つことの素晴らしさ。目標が見つかれば、人はこんなにも成長できる。2年目の秋、学生募集パンフレットの企画を任された。自分から出したテーマは学生たちの熱量を伝えること。夢を叶えるために一生懸命に頑張る姿を伝えたい。プロジェクトは困難の連続だった。途中でデザインを大きく変更したり、前年度よりコースが増え各学科の魅せ方が変わった。どうしても実現したかった卒業生のインタビューがキャンセルになったことも。

24時間パンフレットのことを考えていた。半年が過ぎた4月。完成したパンフレットの誌面は、膨大な数の写真で埋め尽くされていた。弾ける笑顔、真剣な表情、感動の涙。人・人・人。撮る人と撮られる人の距離が伝わる写真たち。「いいパンフレットができましたね。」上司も同僚たちも喜んでくれた。ガイダンスの時、ページをめくりながら「楽しそう!」とつぶやいた高校生がいた。熱は人に伝わる。このパンフレットが誰かの夢のきっかけになったのなら、こんなにうれしいことはない。

マイナビ2021

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