ブログ - Blog -

2023/08/18

【結局なんなの?コンプライアンス】ビジネスの正道に迫る!

中古車販売大手の「ビッグモーター」が大手損害保険会社に対して保険金を不正に請求するなどの不祥事が発覚しました。

この問題を通じて、企業の「コンプライアンス」の重要性が浮き彫りになっています。

今回は、これから起業を志す皆さまやビジネスマンにとって、

ビジネスの持続可能性を確保するために重要な「コンプライアンス」に関して考察していきたいと思います。

 

1.コンプライアンスとは何か

コンプライアンスとは、法律、規制、倫理などを遵守することを意味します。

企業のコンプライアンスは、企業が法令を順守し、倫理的な経営を実践し、社会的な責任を果たすために不可欠です。

 

2.コンプライアンスの重要性

2.1 法的リスクの回避

コンプライアンス違反は法的なリスクを引き起こします。

違法行為や規制違反によって、企業は罰金や訴訟、評判の悪化などのリスクに直面する可能性があります。

コンプライアンスの徹底は法的リスクの回避につながります。

 

2.2 信頼性と評判の向上

コンプライアンスを徹底することで、顧客や取引先、株主などのステークホルダーから信頼を得ることができます。

「信頼性」の獲得は長期的なビジネスの成功に不可欠です。

 

2.3 企業文化の構築

コンプライアンスは企業文化を構築するための基盤となります。

従業員が倫理的な行動を実践し、法律を順守する文化が根付くことで、組織全体の透明性と効率性が高まります。

今回のビッグモーターの事案に関しては、経営層による行き過ぎた業績管理や不合理な目標設定、

降格人事などといった歪んだ企業文化、風土も問題として指摘されています。

 

3.これから起業を志す方が気をつけるべきこと

3.1 コンプライアンスポリシーの策定

企業あるいは起業家は、事業開始の初期段階でコンプライアンスポリシーを策定し、全従業員に周知徹底させることが重要です。

ポリシーには法令順守の重要性や倫理的な行動に対する指針を明確にすることが含まれます。

 

3.2 外部の専門家の活用

単独でのコンプライアンス教育が困難な場合、

コンプライアンスに詳しい専門家やコンサルタントを活用することで、適切な対策を講じやすくなります。

法的な規制や倫理的なガイドラインを理解し、適切なアドバイスを受けることができます。

 

3.3 社内教育の実施

従業員に対して定期的なコンプライアンス教育を実施することで、

法令や規則の理解を促進し、コンプライアンス文化の浸透を図ることができます。

コンプライアンスに関する知識の浸透を目的として、資格検定の受験を取り入れる企業もあります。

NSGグループの株式会社サーティファイでは、「ビジネスコンプライアンス検定」を提供しています。

ビジネスにおけるコンプライアンス経営と実務能力を評価し、健全なビジネスパーソンとしてのスキルを高める機会として、

多くのお客様に利用されています。

詳細は以下のリンクからご確認ください。

 

  ビジネスコンプライアンス検定について詳しく知る

 

まとめ

コンプライアンスは、ビジネスの成功を収めるための大切な要素です。

コンプライアンスを遵守することで、法的リスクの回避、信頼性と評判の向上、企業文化の構築に寄与することができます。

起業の初期段階からコンプライアンスを意識し、ポリシーの策定や教育の徹底を行うことで、

長期的な成長と持続可能なビジネスの実現に向けて歩みを進めてください。

 

 

NSG事業企画本部

PAGE TOP

Copyright(C) 2023 NSGgroup All Rights Reserved.

事業アイデア
応募はこちら