新しい時代への挑戦~「開志専門職大学」を開学

見出し画像

はじめまして。池田祥護(いけだ しょうご)と申します。
第一回目のコラムへの投稿です。

新潟市在住の41歳。
新潟市の中心部古町に代々続く古町神明宮と古町愛宕神社の家に生まれ、神主として地域の発展や暮らす人々の幸せを祈ると共に、教育と医療福祉を中核に106法人で構成されるNSGグループの代表として地域の発展に寄与するべく、事業活動に取り組んでいます。
ライフワークは、未来を切り開く人財育成、人々の幸福と豊かさの追求、事業創造、地方創生です。
日々の生活や仕事を通して考えた事や感じた事、社会に対して思う事を中心に、noteで発信していきたいと思っています。

神社外観2

新しい時代への挑戦~「開志専門職大学」を開学

コロナ禍の中、withコロナの時代をどうしたら幸せな社会にしていけるかを考える日々ですが、今できる事の一つが、未来を切り開いていく人財の育成です。

私が理事長を務めている学校法人新潟総合学院は、この4月に開志専門職大学を開学しました。全国各地から集まった総勢152名の新入生を迎え、4月22日(水)にWEB入学式を行いました。
「専門職大学」は、国によって55年ぶりに創設された新しい大学制度によるものです。産業構造や社会の急速で大きな変化に応じることができる、高度な実践力と豊かな創造力を持った人財を養成する高等教育機関として、従来の大学と専門学校の長所を併せ持った「専門職大学」が大学体系に加わりました。

米山キャンパスパース

「事業創造学部」と「情報学部」の2学部を開設

開志専門職大学は、事業創造学部と情報学部の2学部でスタート。事業創造学部は、経営者や起業家、企業の新規事業の企画担当者など経営のプロフェッショナルとなる人材を養成し、情報学部は、AI、IoT、サイバーセキュリティ、ロボット、ゲーム、アプリ開発などICT業界のプロフェッショナルとなる人材を養成します。 また、2021年4月には、観光業界の中核を担う人材を育てる国際観光学部、アニメ・マンガの発展を担う人材を育てるアニメ・マンガ学部を設置する予定で文部科学省に認可申請中です。

紫竹山①4階 大講義室(384席)C

afterコロナの時代をリードし地域・国家の未来を担う人材に

新型コロナウイルス感染症により、今まさにパラダイムシフトが起こっています。過去、現在とは連続していない、想定していなかった未来が訪れることになりました。突然の大きな変化がある中では社会に様々な課題が生じ、事業創造や情報技術は、その課題を解決する力となります。
コロナ以前より緩やかに進んでいたソサエティ5.0、デジタル化は一気に加速しています。近年取り組んできた働き方改革の一つであるテレワークは、行わざるを得ない環境に置かれました。オンライン学習や遠隔診療もしかりです。緩やかな変化を見せていたものが、皮肉にも新型コロナウイルスが変革ドライバーとなり、大きな変化が起こりました。
効率的で生産性を高める方法として産業革命以来進んできた都市への集中も、過密状態を避ける事を前提とし、必然的に地方の可能性が注目されることになります。グローバル化が進む中で推進されてきた国際分業も、サプライチェーンのリスク管理を行うために国内回帰が一部で起こるでしょう。

大変革の時代のスタートに第一期生として入学してきた学生さんたちは戸惑いも多いと思いますが、社会の課題を解決する事業を創造するための知識や社会の変革を支える最新の情報通信技術を4年間しっかり学び、afterコロナの時代をリードし地域・国家の未来を担っていく人材に成長して欲しいと思います。
いま私にできることの一つとして、学生の皆さんの成長をしっかりと支えていきたいと思います。

米山⑩7階 KAISHI LABーC