“NSG”はどういう意味?

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「NSGグループの“NSG”はどういう意味?」初めて会った人に、この質問をされることがあります。
これまでは、当グループの起源である「新潟総合学院」をローマ字で書いた際の「Niigata Sogo Gakuin」を略して“N””S””G”と説明してきましたが、今年4月からは、 “New Sustainable Growth”の頭文字という新たな意味を持たせました。今回は“NSG”の意味について書きたいと思います。

「新潟総合学院」が“NSG”の名前の由来

NSGグループは、1976年、私の父池田弘と叔父渡辺敏彦が教育事業を創業したことから始まりました。地域が活性化するためには教育の充実が必要であると民間教育の可能性を見いだし、民間教育が今のように一般的ではない時代に全くのゼロからのスタートでありましたが、高い志で「新潟のあらゆる分野の教育機関」という意味の「新潟総合学院」と命名されました。
創業時は、学習塾、資格取得スクール、語学教室、カルチャースクールの4部門で事業をスタート。以来、事業の幅を広げ、教育分野において現在、大学院大学、2校の大学、専門職大学、2校の高等学校、新潟と福島に34校の専門学校などの学校教育事業をはじめ、学習塾や教育出版事業、資格検定事業、通信講座、PCスクールなど、創業時に「新潟総合学院」の名称に込めた思いを実現してきました。

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現在は「新潟」「教育」以外も

教育事業はもちろん中核であり今も重要な事業の柱でありますが、旺盛なチャレンジ精神で医療や福祉・介護、健康・スポーツ事業、建設・不動産、ビジネスサポート、ICT、環境・エネルギー、食、農、生活サービス、エンターテイメントなど多角的に事業の幅を広げてきました。
エリアも福島県や首都圏で拠点化を図り、また首都圏・関西を中心に全国でPCスクールを展開するなど、新潟県に留まらず事業展開しています。

“NSG”に新たな意味を

“NSG”の起源である「新潟総合学院」はその由来として大切にしながらも、幅広い地域で多種多様な事業分野に取り組む現在の姿を踏まえ、“NSG”に新たな意味を定義づけることが必要だと考えました。
「人々の幸福と豊かさを実現するために 社会のニーズに合った事業の可能性を追求し 地域社会・国家・国際社会の発展に寄与する」という経営理念に立ち返り、そしてこれからグループが目指していく方向を“N””S””G”の3文字に込め、“New Sustainable Growth”という言葉で表現しました。

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直訳すると「新しい持続可能な成長」という意味になります。私たちNSGグループが目指す「新しい持続可能な成長」とは、単なる経済成長ではない新しい成長のあり方です。それぞれが暮らす地域を活性化し、豊かさと幸せを感じられるまちにする事業を創造することによる成長であり、地球全体の課題解決に資する事業の創造による成長でもあります。
各地域が自立し、活性化することではじめて国家・国際社会の持続的な発展が可能となります。私たちはNSGに関わる人々と共に、幸せなまちづくりのモデルを構築し、その実践の中で人財を育て、理念を共有し経験を積んだ人財を全国、世界に送り出すことで、NSGグループの成長と共に、地域全体の持続可能な発展に貢献することを目指して進んでいく。それが“NSG”の3文字に込めた新しい意味です。グループの職員・社員とその思いを共有し、一丸となって取り組んでまいりたいと思います。