次の時代のNSGの経営の一翼を担う人財の育成に向けて~NSGグループの人づくり~

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NSGグループでは、「次世代経営人財育成制度」という制度を設け、2019年から将来のNSGグループの成長を支える人財を育てる取り組みを開始しました。3月末でその第一期生のメンバーが制度に基づく育成期間を終える予定です。

次世代経営人財制度とは

次世代経営人財とは、数年から10数年後にグループ全体の、または各事業、グループ各社の経営判断を担う「経営幹部・経営トップ層」になり得る人財のことです。

組織が継続的に成長、発展していくためには、次の時代を担う世代を育成する事が不可欠です。この制度は、そうした人財を計画的・意図的に輩出するため、グループ全体の人財から次世代経営人財の候補者を早期に選抜し、研修や仕事を通じて育成するものです。その後は、異なる環境、課題への挑戦など経営幹部になるために有効な経験を積める業務を担当。次世代経営人財としてストックされ、必要時に経営幹部として登用、抜擢していく制度です。

この制度は事業部門からの推薦と自己推薦で募り、その中から候補者メンバーを選抜します。候補者メンバーは個々に能力開発目標を作成し、制度に基づき3年間の期間で事業創造大学院大学への通学やEラーニング、研修などを受講する事ができます。その育成期間を終えた後は次世代経営人財としてストックされ、経験を積みながら成長することを目指します。

人財の見える化が組織にとって大きなメリット

候補者となったメンバーには、将来に自分が経営の一翼を担うことを意識し自己研鑽に務め、速いスピードで成長しくれる事を期待しています。一方、推薦されたり自己推薦で手を挙げたけれど残念ながら選ばれないというケースも発生しますが、候補者となるチャンスは毎年ありますし、この制度をきっかけにまだ自分に足りないものに気付く機会として、その後の成長の糧としてくれることを期待しています。

また、この制度の対象に選ばれた人は必ず経営幹部となることを約束されるという訳ではなく、もちろんこの制度以外から経営幹部に登用するケースも常にあり得ます。グループ社員・職員の全員にチャンスはありますが、グループのどこにどのような人財がいるのか見えるようになることで、グループ全体を考えた最適な人員配置を行う事ができようになります。それも組織にとって大きなメリットです。

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事業を推進する原動力は「人の力」

私自身もこの制度のメンバーの懇親会に参加し、交流する機会を持っています。コロナ禍のためオンラインでの交流というのが少し残念な所ではありますが、若いメンバーの輪の中に入り、現場の話を直に聞くことができる事は私にとってよい機会になっています。また、こうした交流は法人の枠組みを越えた横のつながりをつくる良い機会にもなります。いずれはここでの繋がりから新しいビジネスが生じる事もきっとあると思います。

先日は、第二期、第三期のメンバーとの懇親会に参加しました。制度のスタートの時と比べて、皆さんそれぞれ着実に成長したと感じる事ができました。一期生は、それぞれの適正や各事業分野の人財ニーズに応じて、登用、抜擢が行われていきます。実践の中で恐れずにチャレンジをして経験を重ね、行く行くはNSGグループの将来の経営者、経営幹部として活躍できるよう成長していって欲しいと思います。

言うまでもなく、事業を推進する原動力は「人の力」です。これからも、やる気があり、成長意欲が旺盛な人財に機会を提供し、挑戦を応援していきたいと思います。