NSGグループを活用して充実した人生を ~2022年度入社式を終えて~

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4/1(金)にNSGグループの全法人合同の入社式を行いました。グループ各法人による入社式を個別に実施し、その後全国の法人・事業所をオンラインで結んだ合同入社式を行いました。その中で、新卒入社164名と昨年4月から今年3月末までに入社したキャリア入社の方168名の合計332名の方に向けて、グループの理念や行動哲学、歩んできた歴史などについて話す機会を設けました。

NSGグループは、創業時は教育事業からスタートし、現在では医療・福祉・介護事業や建設・不動産事業、スポーツ事業、商社、広告代理店、ICT事業、エンタテイメント事業などを展開しています。幅広い分野の事業を展開する各法人には、それぞれにリーダーがいて、固有の歴史や文化もあり個性があります。多様な事業を行う個性豊かな法人が一つにまとまり、同じ方向に進んでいく上で重要な役割を果たしているのが、NSGグループの経営理念や行動哲学、行動指針です。事業活動の根幹に据えられ、職員・社員一人ひとりの行動や意思決定において道しるべとなっているものです。

NSGグループの組織の一つの特徴は、社員・職員の皆さんが、NSGグループを活用して、自分の夢や目標を実現できるところです。例えば新しい会社の設立や何か事業を起こしたいと提案があった際に、その計画が実現されるためにはグループの理念と合致していることが前提となります。そうした意味でも、新たにNSGグループに加わったメンバーとの理念や行動哲学などの共有は重要な意味を持ちます。今回は、合同入社式で新入社員の皆さんに話した、経営理念や行動哲学について書こうと思います。

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他にはないユニークな企業グループの中核をなす経営理念

経営理念は創業当時に、NSGグループが事業活動を通して実現したいと考えていることを言葉にして作られました。「人々の幸福と豊かさを実現するために 社会のニーズに合った事業の可能性を追求し 地域社会・国家・国際社会の発展に寄与する」。若干の文章の修正が加えられてはいますが、根幹となる考えは創業当時と変わらず今に至っています。地方創生という言葉がまだなかった時代に、組織の営利を目的とせず地域社会の発展を経営の中心に据えたものです。

人々の幸福と豊かさとは何か。その捉え方は多様です。一人ひとりの価値観で決まってくるもので、明確に定義できるものではないかもしれません。また、それは決して達成されることの無い目標で、永遠に追いかけ続けなければいけない果てしない目標でもありますが、NSGグループは人々が幸福感や人生の豊かさを感じる事ができる社会の実現を目指しています。

また、時代の変化の中で社会のニーズも変化し、創業した46年前と今とでは全く違う環境です。環境の変化に対応できるグループでなければ事業は継続していけません。企業が社会から恒久的に必要とされ続けるためには、社会のニーズにあった事業の可能性を追求し続ける事が必要です。

そして、幸福で豊かな社会を実現するための事業活動により、地域社会・国家・国際社会の発展に寄与できるグループであろうという、普遍的で高邁な理念を掲げています。

人々の幸福や豊かさの実現を目指す事業の可能性は無限に広がります。この理念を中核に据えている事が、NSGグループが他にはないユニークな企業グループになっている所以でもあるのだろうと思っています。

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NSGグループの行動の拠り所となる行動哲学

また、NSGグループには行動哲学が3つあります。これは、NSGグループの職員・社員が行動の拠り所としているものです。

一つ目が「感謝の心を以って誠を尽くす」です。顧客や取引先、職場の仲間、自分を取り囲むすべてに対して感謝の心を持つことが大切です。感謝することによって、物事に対する捉え方が全く変わってきて、何事もポジティブに考える事ができるようになります。また、例えば何か試練に遭遇した時であっても、「何でこんなことが」「自分は運が悪い」と思うか、「成長の機会が来た。」と思うか、それだけで人間の成長速度は変わってくると思いますし、困難を乗り越えた先に素晴らしいゴールがあるのだと考えるだけで、人生の豊かさが変わると思います。

そして「誠を尽くす。」こと。まごころをもって真剣に、曲がったことはせず、正々堂々と取り組むことが行動の基本です。顧客や取引先、職場の仲間など大切な人々と信頼関係を築いていくためにも、「誠を尽くす」ことは欠いてはいけない大原則です。

行動哲学の2つ目は「一回の人生を大切に生きる」です。人生100年時代と言われていますが、生産年齢と言われる65歳まではとても短く、職業人として事業活動に参加し、その間に何か大きな目標を達成しようと思ったら、あっという間に時が過ぎます。人生はたった一度きり、繰り返すことの無いその瞬間、瞬間を大切に過ごしてほしいと思います。また、とは言え、睡眠時間を除いた一日の中で、仕事に費やす時間の比率は大きく、仕事が人生の多くの時間を占めることも事実です。NSGグループで過ごす日々を一日一日大切に送ってほしいと願っています。

行動哲学の3つ目は、「志を立て変化を恐れず挑戦する」です。一昨年私が代表に就任したタイミングを機に行動哲学と行動指針を整理し、新たに加えた項目です。大きな志、大きな目標を設定すること、挑戦する事を説くものです。その志を意識しながら、5年後、10年後にはどうなっていなければいけないか、今年は、今月は、今日は、そして今何をしなければいけないか、自分の具体的な行動にまでブレークダウンして、現状を変える事を恐れず挑戦することで大きなゴールに近づいていきます。挑戦した結果、仮にうまくいかなかったとしても、しっかり反省をして、次はできるよう自己研鑽を積み、次へつなげる事ができれば、それは「失敗」ではなく、「経験」になる。私たちの置かれている社会の変化のスピードは非常に速く、変化する事を選ばず今のまま留まれば、すなわちそれは社会の変化に取り残され、事業の競争力を失うことになります。変化を恐れて挑戦しないリスクは、挑戦してうまくいかないリスクよりもはるかに大きいものです。

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それぞれが夢や目標にチャレンジした結果が今のNSGの姿

多種多様な事業を展開するNSGグループの今の姿は、グループのメンバー全員が理念を共有し、一人ひとりがNSGグループを舞台に、それぞれの夢や目標にチャレンジし、夢を実現してきた結果です。

入社式に参加した方々がグループで活躍することで、NSGグループが10年後、20年後にどのような変化を遂げているかがとても楽しみです。組織のリーダーを目指す人もいれば、その夢をサポートしたいと思う人もいると思いますが、それぞれの志や夢をかなえられるフィールドが必ずあると思いますし、NSGグループとしても一人ひとりが主人公として輝けるフィールドを築いていきたいと思います。縁あって入社していただいた皆さんの人生が、幸福と豊かさに満ちた日々となることを切に願っています。   〆

※NSGグループには10項目からなる行動指針という社員・職員が守るべき基本方針があります。NSGグループ公式HPにも掲載しているので、ご興味をお持ちいただける方はぜひこちら(https://www.nsg.gr.jp/idea.html)もご覧ください。