社員・職員が一堂に会する「NSGグループ全体会」を開催

先日、「NSGグループ全体会(以下“全体会”)」を開催いたしました。以前よりグループ各法人の幹部が参加する「NSGグループ拡大幹部会」を毎年開催しておりましたが、昨年より「NSGグループ拡大幹部会」に加え、「NSGグループ全体会」という全社員・職員を参加対象とする行事を同じ日に開催しています。ホテルイタリア軒にリアル参加の会場を設け、国内および海外の拠点をオンラインで結び、総勢1,600名以上の社員・職員が参加いたしました。学校や医療・福祉施設など、事業の性質上リアルタイムで参加できない社員・職員もおりますが、当日の様子をアーカイブで動画を視聴してもらいます。

全体会は二部構成で、前半は経営理念の唱和で始まり、事業部門毎の事業活動やトピックスの紹介が行われ、自分の所属する法人以外の他のグループ法人の活動状況の共有や相互理解の促進を図りました。後半は「NSG AWARD」の表彰式を行いました。「NSG AWARD」はチャレンジし、グループの発展に貢献した法人、社員・職員、チームを表彰する制度で、参加者全員で受賞者を称えました。

※ 以前「NSG AWARD」について紹介しております。よろしければこちらもご覧ください。
>>「社員のチャレンジを讃える”NSG Award“」

演出面でも、新たな試みをいくつか取り入れました。昨年からVR空間の中で全体会の各プログラムを進行していますが、今年は社員の司会者だけでなく、VtuberをゲストMCとしてバーチャル空間に登場させ2人で会を進行しました。また、ChatGPTによるライブでの司会原稿の作成、画像生成AIによる発表者のアバター作成など趣向を凝らました。日々変化し進歩するテクノロジーを実感する機会にもなったのではないかと思います。

全体会に引き続き懇親会を開催しました。各法人の代表者や“NSG AWARD”の優秀賞受賞者として登壇した社員の皆さんなど会場参加者のみではありますが、各所で闊達に交流する様子が見られました。様々な事業分野を持つNSGグループですので、異なるバックグラウンドや専門知識を持つ人々の交流により、グループ内のつながりがさらに強くなり、コラボレーションの機会が増えてほしいと思います。

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感謝の気持ちを伝え、努力と貢献を称賛する場として

このNSGグループ全体会は、日々奮闘している全ての社員・職員の方々に感謝の気持ちを伝える場として、そして、グループの事業発展に貢献した法人、部署、個人の努力とその貢献を称える場として位置付けています。一人ひとりの日々の努力と挑戦なくして、NSGグループの成長はありません。「NSG AWARD表彰式」では、事業創造や組織運営にチャレンジした法人や個人、チームを表彰し、グループ全体で賞賛することで、受賞した社員・職員の努力に報いることはもちろん、他の社員・職員にもチャレンジを促し、モチベーションアップにつながればと思います。
また、AWARD受賞者に対する会場参加者の拍手喝采や、オンライン参加者からたくさんのチャットによる賞賛メッセージが寄せされる様子は印象的でした。このようなチャレンジを称え合える文化はこれからも続けていきたいと思います。

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同じ時間を共に過ごすことの意義

全体会は、グループ全体で同じ時間を過ごすとても貴重な機会です。理念やビジョン、目標を共有し、各事業部門や各法人の活動や成果を知ることで、グループの結束力や団結力が高まります。また、同じ時間を共有することで互いの存在や仕事への貢献を実感し、一体感や仲間意識を深め、組織文化や価値観を共有できるという効果があると思います。
情報を伝えるだけであれば、TeamsやSlackなどのツールや動画共有など非同期のコミュニケーションで事足りる場合も多くあります。そして、全社員・職員が一堂に会するためには、非常に多くの社員・職員が各自の担当業務を調整し、グループ全体として非常にたくさんの時間を全体会の参加にあてる必要があります。それは一見すると非効率にも見えるかもしれませんが、グループ全体で同じ時間を共に過ごすという事は大切な機会であり、実施するための価値が十分あると考えています。
企業文化や風土は一回きりのイベントで作られるものではなく、日々の積み重ねと、定期的に確認することで醸成されていくものだと思います。「継続は力なり」という言葉もありますが、これからもこうしたグループの一体感を高める機会を大切に続けていきたいと思います。     〆