「パラスポーツを始める第一歩はここから」 新潟医療福祉大学・障がい者陸上教室『NUHW ParaTFC』

2019.03.28 Thu

「走ることで世界が広がった」
新潟市代表として全国大会にも出場
昨年5月の『新潟県障害者スポーツ大会』に3名が出場、さらに10月に福井県で開催された『全国障害者スポーツ大会』には2名が新潟市の代表選手として参加しました。
最初に私が「せっかくだから大会に出てみよう」と声を掛けた時は皆さん不安な様子でしたが、知らぬ間に申込用紙を手配して大会に向けた準備を着々と進めていました(笑) 『新潟県障害者スポーツ大会』は、新潟県内から義足ランナーが出場した例はほとんどなかったようですが、昨年度はこの教室から3名が参加したので運営の方からも非常に驚かれましたね。
今年も5月の新潟大会に出場予定ですが、参加者はそれぞれ2種目ずつ競技にチャレンジすることを目標に掲げています。「タイムを上げたい」「大会記録を破りたい」など、皆個人の目標も立て、イキイキと練習しています。

本教室で義足ランナーとして大会に出場し、髙橋先生と同じく義肢装具自立支援学科助教を務める佐藤未希先生にもお話を伺いました。

立ち幅跳びの練習を行う佐藤未希先生

 

「私は17歳で事故により右足大腿部を切断しました。正直最初は走れなくても生活に困ることはないと思っていたし、スポーツ用義足を装着して走るのは怖かったです。でも、転んでもいいと覚悟を決めて挑戦してみたら意外と楽しくて。9歳の息子は『ママが走ってる』ととても喜んでくれて、私を後押ししてくれました。‟走る”ことを始めたおかげで大会にも出場することになり、そこでは様々な障がいを抱えた参加者の方とも出会うことになりました。こうした新たな出会いも含めて、陸上競技を始めて世界が広がりましたね。次は5月の大会に出場します。昨年立ち幅跳びの大会記録に4cm及ばず悔しい思いをしたので、それを超えることが今の目標です」。

シェア