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【伝統文化と環境福祉の専門学校】ウッドデザイン賞2023奨励賞を受賞 専門学校での奨励賞受賞はウッドデザイン賞史上初めての快挙

2023.11.18 Sat

NSGグループの伝統文化と環境福祉の専門学校「伝統建築学科」卒業制作の「一間社流造本殿」が、ウッドデザイン賞2023において、上位賞の一つ、奨励賞(審査員長賞)授賞となりました。専門学校でのウッドデザイン賞の奨励賞(審査員長賞)受賞はウッドデザイン賞史上初となります。

「ウッドデザイン賞」は、一般社団法人日本ウッドデザイン協会(会長:隈 研吾)が主催する、木で暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰し、国内外に発信するための顕彰制度で、2015年に創設され、今回で9回目を迎えます。

制作(卒業制作)の様子

 

ウッドデザイン賞2023の応募総数は355点、10月5日には「ウッドデザイン賞2023」の入賞作品238点が発表されました。今回、最終審査を経て「社会課題の複合的な解決をもたらし、イノベーション・新産業創出に寄与する作品」 として「最優秀賞」が4点、「特別賞」が3点、「優秀賞」が9点、「奨励賞」が15点と、上位賞31点が選出され、当校の伝統建築学科卒業制作「一間社流造本殿」は上位賞の一つである奨励賞(審査員長賞)を授賞しました。

参考:ウッドデザイン賞2023上位賞決定https://www.wooddesign.jp/slaker_news/upload/files/attach_file1_202311107e8936c921cfb01ae5f069f9baf690d150d151d4.pdf

一間社流造本殿

 

当校の「一間社流造本殿」は、
①   材料として、地域の間伐材(佐渡産アテビ)を利用
②   伝統建築の技をつなげる人材育成
③   伝統の継承

主に、上記の三点が地域の資源、技、伝統をつなぐ人材育成の良質なモデルとして評価されました。当校の本物を教材とした伝統建築に携わる人材育成モデルが評価された形となります。

今後は、12月6~8日(水~金)に東京ビッグサイトで開催される『エコプロ2023』の「森と木のSDGsゾーン」内で「受賞作品展示」が実施されます。また、12月6日(水)午前には「エコプロ2023」の特設ステージで上位賞の「表彰式」が行われ、当校も表彰を受ける予定です。

「一間社流造本殿」はこれまで、実際の社殿として、岐阜県中津川市、新潟県上越市直江津地区の神社に奉納されています。

 

<伝統文化と環境福祉の専門学校について>
【伝統文化と環境福祉の専門学校】 https://www.sado-nsg.com/
伝統文化と環境福祉の専門学校は、新潟県佐渡市にあり、佐渡島全体をフィールドとして学ぶ、伝統建築学科、建築士技能士養成学科、公務員学科、ITエンジニア学科、まちづくり・観光ビジネス学科を設置する、総合専門学校です。

<伝統建築学科について>
【伝統建築学科】 https://www.sado-nsg.com/course/kenchiku
伝統建築学科は在校生の95%が新潟県外から入学する、宮大工を目指せる学科です。佐渡島内に残る神社、寺院、伝統建築建造物の修繕を授業で行っています。本物で学ぶ実習授業は2012年から継続しています。また、2級建築士の認定学科です。その他、2級建築大工技能士の合格率88%、12連連続での技能五輪建築大工部門出場など確かな教育実績のある、宮大工、大工をめざせる学科です。

学校法人 国際総合学園 伝統文化と環境福祉の専門学校
所在地:新潟県佐渡市千種丙202番地1                       
代表者名:学校長 渡辺秀則 

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