今年は古町5番町・6番町も参加! 明和義人祭2018

2018.08.29 Wed

NSGグループ本部のある新潟市中央区の上古町商店街では、毎年8月24日に「明和義人祭」が開かれてきましたが、今年は古町5番町・6番町の各商店街も参加、開催日も土曜日の8月25日として、多くの方にご来場いただきました。

自治の精神とエネルギーを今に伝える祭りに

「明和義人祭」は、江戸時代の明和年間、困窮する町民の暮らしを救おうと立ち上がり、中心となって住民自治を実現した義人、涌井藤四郎、岩船屋佐次兵衛を顕彰する祭りです。

自主自立の精神とエネルギーにあふれる町人自治をリードした藤四郎と佐次兵衛たちですが、お上に背いた罪人として処刑されてしまいます。以来、明和義人として、古町芸妓おゆきの口伝で後世に伝わり、明治以降、古町愛宕神社境内社、口之神社に祀られることとなりました。

口之神社

 

義人の御霊を招く厳かな採火式に始まるお祭りですが、古町通りには屋台も出店、万代太鼓や大正琴の演奏、講談や落語などもあって、お祭り気分も盛り上がります。

白山小学校万代太鼓部30余名による、息の合った素晴らしい演奏に、観客の皆さんから「アンコール!」の声が。
国際調理製菓専門学校の学生さんたちが屋台を運営。リーズナブルな価格でおしゃれなテイクアウトフーズを販売。

 

午後からはあいにくの雨に見舞われましたが、今年からお祭りに加わった古町5番町・6番町のモール会場を中心に催しを開催。

多くの人が待ち構えているのは、恒例の神菓(しんか)まき。伝統芸能「奉納神楽舞」に続いて、大黒様の打ち出の小槌で清められたお菓子がまかれました。

続いて、明和義人行列や古町芸妓舞、樽きぬたなどが行われ、江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気に包まれました。

左から、岩船屋左次兵衛(古町6岩船屋社長・松崎利春さん)、涌井藤四郎(古町5はり糸社長・池一樹さん)と、義人の功績を語り伝えたおゆき(古町芸妓の和香さん)

古町芸妓の皆さんも舞を披露
躍動感あふれる樽きぬたの演奏

 

まつりの最後を盛り上げ、締めくくるのは、蜑の手振り(あまのてぶり)です。学生たちが自主独立のエネルギーを爆発させるかのように踊り、明和時代の町の様子をほうふつとさせました。

蜑の手振りとは、初代新潟奉行・川村修就が、新潟の風俗を描かせた絵巻物のこと。その絵巻物に民衆が躍る姿が描かれています。

地域の歴史を語り継ぎ、過去と今を結び、未来へとつなぐ新潟湊のおまつりも今年で11回目。商店街の方からは「古町の夏の終わりの風物詩だねぇ」「若い人たちの踊りが好きなんだよね」といった声も聞かれました。

 

 

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