特例子会社(株)NSGソシアルサポートを立ち上げ、誰もが活躍できる社会の実現を目指す

2020.03.24 Tue

今年4月1日に、株式会社NSGソシアルサポートという特例子会社が業務をスタートする予定です。特例子会社とは、障がいのある方の雇用促進および雇用の安定を図るために設立された会社で、自治体の認定が必要となります。NSGソシアルサポートは新潟県で3社目の特例子会社となります。この会社を立ち上げ、長年の取り組みを新たな形へと築き上げた樋口督水(ひぐち・まさみ)さんにお話を聞きました。

働く障がい者の目の輝きに感銘を受け
就労支援の仕事に邁進

障がい者の就労支援を考えるようになったきっかけは、愛宕福祉会での出会いです。東京で暮らしていた私は出産を機に家族で新潟に戻り、近所の障がい者授産施設のパートとして気軽な気持ちで働くことになりました。
余暇活動を中心に過ごす施設だったのですが、ある時、障がい者のネットワークを通じて「仕事を手伝ってくれないか」というお話がありました。そこで、施設を利用している障がいのある皆さんに、お仕事をしていただいたのですが、その時のみなさんの目の輝きといったら! もう驚きでした。
環境と体験さえあれば、障がいのある人も何ら遜色なく働くことができる……一人ひとり、得手不得手はあっても、それぞれの適性に合った業務に就ければスキルアップも望めるし、さまざまな能力を開花させることもできる。それを目の当たりにして、障がいのある方の就労を応援したいと思ったのです。
ちょうど、その頃、社会福祉法人愛宕福祉会にて新たな障がい者就労支援事業を立ち上げると知り合いから聞き思い切って転職をし、障がい者就労支援センター ドリームの立ち上げに私も関わらせてもらいました。その後、デイアクティビティセンターはろはろの立ち上げ、新潟市障がい者就業支援センターの受託と、愛宕福祉会ではずっと障がい者の就労に関わる業務に携わらせてもらいました。

背中を押してくれた上司に感謝
大学院で知識と出会いが広がった

新潟市障がい者就業支援センターの受託に向けてプレゼンをさせてもらったのは、子どもが生まれた直後でした。ゆっくりと育休を満喫しようと思っていましたが、何とか自分でやり遂げたくて、上司に頼んでプレゼン資料作りや提案に参加させてもらったんです。この事業を受託できて、新潟市障がい者就業支援センター こあサポートがスタートしたときはうれしかったですね。2人目の子どもと、こあサポート、同い年です(笑)。
愛宕福祉会には、子育てをしながらバリバリ働いている女性の先輩もいたし、男性の先輩や上司も理解ある方ばかり。中でも、直属の上司だった斎藤保則統括部門長(当時)には、職場での仕事のみならず、事業創造大学院大学への入学も後押ししてもらいました。斉藤統括部門長が推薦してくださったおかげで、大学院への通学を補助するNSGグループの制度によって、学費面でのサポートも受けられるようになったのです。家庭と仕事の他に、自分の勉強、大学院に通い、論文をまとめるのは本当に大変で、もう、ただただ無我夢中でしたが(笑)、この大学院での学びがあったからこそ、今の特例子会社が実現したと言っても過言ではありません。
企業の経営や事業についての学び、そして、いろんな業種の方々との出会い……ものすごく刺激的だったし、視野を広げていただいたし、忙しかったけど学ぶことは楽しくてたまりませんでした。
そして、大学院の新潟地域活性化研究所のプロジェクト「女性起業塾」でNSGグループの池田代表にプレゼンする機会を得たのです。ここでプレゼンが認められ、今の特例子会社設立につながりました。

社員の石﨑さんとオフィスで開業の準備をする樋口さん。「樋口さんはとてもパワフルで、一緒にいるとこちらまで元気になれる方です」と石﨑さん。

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