発酵・大醸し祭り 地域の方々との連携を深める発酵食品の祭典

2017.09.21 Thu

9月16日(土)、17日(日)の2日間に渡って、新潟市中央区の沼垂地区にある株式会社峰村商店と今代司酒造株式会社、株式会社和僑商店の古町糀製造所が「発酵・大醸し祭り」を開催しました。

この祭りは、沼垂地区がかつて多くの味噌蔵や酒蔵が並ぶ町だった歴史にちなみ地域を「発酵の町」としてPRしていこうという狙いで昨年から始まり、春と秋の2回ずつ行われ、今回で3回目になりました。回を追うごとに来場者が増え、今回は10,000人を超える方々がご来場くださいました。

 

多彩なイベントを開催

祭りの目玉企画は、峰村商店の「味噌盛」です。1回500円の参加費で時間内に袋に詰めた味噌を持ち帰れるとあって、参加者が途切れることはありませんでした。

今回からこの味噌盛は、『第1回世界味噌盛選手権』と改称し、参加者が袋に詰めた量を競うイベントになりました。優勝した人にはトロフィーと副賞として峰村商店の味噌を使った味噌ラーメンを提供するラーメン店のお食事券が贈られるとあって、初日は受付を待つ方の列が敷地外にまで続きました。参加者平均で約3キロの味噌を持ち帰る中、優勝者は5.7キロという倍近い記録を出しました。

第1回世界味噌盛選手権に参加する人の列

 

今代司酒造では「利き酒コンテスト」や鏡割りによる「振る舞い酒、」製造する各日本酒の「テイスティング」などお酒を楽しめるイベントが開催されたほか、10秒間に盛った酒粕を持ち帰れる「酒粕盛」も行われました。

また、糸魚川大火で全焼した蔵元、加賀の井酒造の復興チャリティーライブが、酒蔵で開催され、多くの方が老舗酒蔵の復興を応援する演奏に耳を傾けました。

 

発酵文化を伝える

峰村商店敷地内でのグルメベース
人気商品の1つとなったコラボ商品「ジャポリタン」

 

峰村商店と今代司酒造の敷地内にはグルメブースも設けられ好評でした。

峰村商店の味噌や古町糀製造所の糀、今代司酒造の酒粕を使用した期間限定のコラボ商品も多く並び、中でも新潟名物「イタリアン」と古町糀製造所がコラボした「糀イタリアン ジャポリタン」は、大人気で早々に完売となりました。

 

沼垂地区の飲食店も出店

 

このブースには地元沼垂で営業する店舗も出店し、峰村商店や今代司酒造、古町糀製造所と地域のお店が連携して祭りを盛り上げました。

今回の「発酵・大醸し祭り」は、2日目に台風の影響を受け、午後になって一時雨が降ってきましたが、しばらくすると雨もやみ、大きな混乱もなく無事に終了しました。天候が悪い中でも大勢の方が足を運んで下さいました。

会場ではイベント案内人が、『沼垂がかつて発酵の町であった歴史』などを伝える機会もあり、来場者は「町の歴史にちなんだ祭りであると初めて知った」「自分の住んでいる地域を見直すきっかけになった」と話していました。

また、同日にアルビレックス新潟対鹿島アントラーズの試合やにいがた総踊りが開催されていたことから、県内のみならず県外からの来場者も見られ、県外に向けても新潟市の発酵文化を発信することに貢献できたのではないかと思います。

次回の「発酵・大醸し祭り」は、2018年春に行われる予定です。

 

株式会社峰村商店
新潟市中央区明石2-3-44
TEL 025-247-9321/FAX 025243-2486
http://www.minemurashouten.com

今代司酒造株式会社
新潟市中央区鏡が岡1-1
TEL 025-245-3231/FAX 025-245-3233
http://imayotsukasa.co.jp

株式会社和僑商店 古町糀製造所
新潟市中央区古町通二番町533番地
TEL 025-228-6570
http://www.furumachi-kouji.com

 

 

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