FSGカレッジリーグが「ドローン人材育成プロジェクト」をスタート

2017.07.12 Wed

 

福島県郡山市にある専門学校グループ「FSGカレッジリーグ」では、空の産業革命と呼ばれ、物流・災害救助・点検測量・観光振興・農業・映像利用など、様々な業界や地方公共団体等で活用が高まっているドローンについて、その知識や操作技術、活用方法を習得した人材の重要性を認識し、新たな人材育成プロジェクトをスタートさせます。
FSGカレッジリーグ専門課程5校60学科の中で、ドローン活用の社会・企業ニーズが高い分野8学科(公務員・観光・CG・グラフィック・情報・電気・放射線・救急救命)を選定し、基礎習得から応用までのオリジナルカリキュラムにて人材を育成し地域社会の人材養成と発展に貢献したいと考えている。このような人材教育は、職業教育を掲げる全国の教育機関でも先駆的な取り組みです。

今年度は111人が履修予定 7月下旬からカリキュラムスタート

専門学校グループ「FSGカレッジリーグ」は、「国際ビジネス公務員大学校(JO―BI)」、「国際アート&デザイン大学校(A&D)」、「国際情報工科自動車大学校(WiZ)」、「国際医療看護福祉大学校(i―MEDICAL)」、「国際ビューティファッション・製菓大学校(bF)」、「FSG高等部」などを運営する職業教育機関です。
1984年に創設して以来、職業教育を実践し、資格取得やコンペ実績を築き上げ、地域活性化に貢献する職業人材の輩出に力を入れています。
FSGカレッジリーグは平成29年7月4日、国際医療看護福祉大学校ANNEX校舎内で、各校責任者や協力企業でもある株式会社スペースワン(小林康宏代表)や郡山ドローンパーク(植木美佳代表)など関係者が記者会見し、「ドローン人材育成プロジェクト」について発表しました。

 

 

 

ドローンはAI、IoTとともに、あらゆる産業分野で需要が高まっており、全国的、世界的な流れからもドローン人材育成のカリキュラム導入は、絶対的に必要だと考え、学校や専門分野の枠をこえ、一斉にドローンの教育カリキュラムを設定し、7月下旬から運用を始めます。該当する8学科に在籍する学生111人が、それぞれの専門領域に身を置きつつ、ドローン人材としての一歩を踏み出します。

 

具体的には国際ビジネス公務員大学校の「公務員科」と「観光科」、国際アート&デザイン大学校の「CGアニメーション科」と「グラフィックデザイン科」、国際情報工科自動車大学校の「高度情報工学科」と「電気エネルギー工学科」と「放射線工学科」、国際医療看護福祉大学校の「救急救命士科」の8学科でドローン人材育成のカリキュラムを導入します。
カリキュラムは基礎、応用の2段構えで、ドローンの特徴や構造、関連法規、基礎的な操縦方法などを「基礎理解」として各学科が共通で導入。その後、それぞれの学科ごとに職業現場で生かすための技術や知見を学ぶ「応用理解」に進みます。
たとえば「公務員科」では、警察、消防、災害確認、地形調査、公共施設点検など公的機関でドローンの必要性が高まっていることを踏まえ、それぞれの各現場での活用事例を学びます。また「救急救命士科」では、災害現場でのドローン操縦技術や画像診断能力を身に付けます。一部の学科では既にドローンを学んでいるが、今後はそれ以外の分野でも基礎、応用のカリキュラムをスタートさせます。
カリキュラムの編成、運用にあたり、一般社団法人福島新エネルギー総合研究所(内田章理事長)が教材開発、運営コーディネートで、株式会社スペースワンがドローンの機材提供、実習の講師、運営サポートで、郡山ドローンパークが実習会場の提供などで、それぞれ協力します。

 

学科ごとのカリキュラム概要、目的についての説明は以下の通り

<国際ビジネス公務員大学校>
■公務員科(1年生で履修)
全国の自治体で、地震、水害などの災害時に上空から情報収集し災害状況を確認、地形調査、測量、物資運搬など多岐にわたる有効性や必要性がますます高まっており、ドローンの活用事例を学んでいきます。
■観光科(1年生で履修)
地域観光活性の新たな視点であるドローン活用の観光振興を学びます。観光PR動画など活用事例を理解し、これからの地方インバウンドで活用できる能力を養います。さらに今年度は復興庁から「LXD磐越道プロジェクト」、福島県から「若者で興す福島インバウンド事業」の2事業について委託を受けており、そこでの活用も目指していきます。これらのコンテンツ作品制作を通じ、地域観光の魅力を再発掘し、地域観光振興に寄与できる人材を育成します。

<国際アート&デザイン大学校>
■CGアニメーション科(2年生で履修)
ドローン本体と同様、搭載されるカメラの技術革新も進み、ハイビジョン撮影が当たり前になる中、4K、8K超高解像度の撮影も標準化してきています。360度撮影可能なカメラも身近になり、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)のコンテンツに対する需要も高まっています。ドローンの操縦とともに、撮影された動画や画像を編集できる能力を身に付け、魅力ある映像作品に仕上げられる人材養成ニーズに応えるカリキュラムから、見る人が新しい体験ができるコンテンツ制作のできるプロを養成します。
■グラフィックデザイン科(2年生で履修)
ドローンで撮影された動画は企業や観光PRをはじめ、多くの活用が期待され需要も高い。広告現場では、SNSを含めて動画マーケティングの必要性が高まっています。ドローン動画活用のディレクション、マーケティングを学び、新たな視点で広告を訴求できるプロを養成します。

<国際情報工科自動車大学校>
■高度情報工学科(3年生で履修)
ドローン飛行を制御するプログラミングを中心としたカリキュラムを編成します。プログラミングスキルを学び、ドローンに特化したプログラマー、エンジニアを養成します。
■電気エネルギー工学科(1・2年生で履修)
太陽光、風力などの再生エネルギー関連設備の点検作業は、現状では目視が主流であるが、コストや作業負担軽減の見地からドローン活用への期待が高まっています。そこでドローン操縦の技術を習得し、映像による点検方法を学びます。太陽光施設や高所電気設備を利用した実習を通して、安全で効率的な次世代の電気設備に応用できる高度な電気技術者を育成したい。
■放射線工学科(1年生で履修)
ドローンの空撮画像に、地区ごとの放射線量の実測値を合成させ、映像での放射線マップを作成、編集する方法を学びます。これらを通じて、放射線測定技術者に必要な現状把握と検証能力を育成し、福島の復興に必要不可欠な測定技術者を育成します。

<国際医療看護福祉大学校>
■救急救命士科(2年生で履修)
全国各地の消防本部がドローンの導入を進めており、ドローンに対応できる人材の需要は拡大しています。ドローン活用によって災害の全体像を把握し市民の安全を確保したり、傷病者に必要な機材をドローンで運んだりと、これまで以上に、市民の安心・安全につながる。将来、消防職員になる救急救命士科の学生には、ドローンで撮影された画像の診断能力を養ってもらいます。

 

 

 

<プレスリリースに関するお問い合わせ>

担当部署:FSGカレッジリーグ事業政策部  担当者名:清水・水野

TEL:024-954-5515  FAX: 024-954-5536  e-mail  shimizu.seiichi@nsg.gr.jp

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