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【新潟ビジネス専門学校】時代に合わせた学びを。認知症を理解し、オレンジの輪を広げよう! ~登録販売者を志す専門学生が、認知症サポーター養成講座を受講~

2021.12.17 Fri

NSGグループの新潟ビジネス専門学校、医薬品・登録販売者学科2年生が12月7日(火)、校内にて認知症サポーター養成講座(注1)を受講しました。認知症サポーターは、「認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守る応援者」と言われています。学生の就職先であるドラッグストア業界においても、様々な高齢者向けサービスを取り入れ、認知症サポーターの全店設置を目指しているドラッグストアもあります。

講座は約90分で、認知症の症状や行動、心理、対応例等を学ぶことができました。対応例は、『薬を買いに来た認知症のお客様』という設定で、学生が実際にレジ対応を行いました。学生達は現在ドラッグストアにて、登録販売者の実務経験(注2)を積んでいますが、接客場面では悩むことが多いようです。

例えば、財布のなかに小銭を多くもっているにもかかわらず、取り出すことができず、いつも大きなお札ばかり出してしまうお客様に対しては、一緒に小銭を数えるお手伝いを行う等、ゆっくり、あせらせず、ひとつずつ伝えることが大切、と講師よりアドバイスをいただきました。

ロールプレイングを交えた受講風景ロールプレイングを交えた受講風景

終了後は認知症サポーターの証である 『オレンジリング』(注3)をいただきました。認知症への理解が深まり、自分自身の接客を振り返るきっかけにもなりました。登録販売者として高齢者や認知症を患ったかたへの接客機会が今後も増えることが予想されることから、次年度以降も受講を継続する予定です。今後も社会変化に応じたカリキュラムを導入し、登録販売者として、認知症サポーターとして、活躍できる人材を輩出して参ります。

オレンジリングをはめて記念撮影
オレンジリングをはめて記念撮影

【受講を終えた学生の感想】
・どこまでお手伝いしたらよいか躊躇することがあるが、まずは声がけをしていこうと思う。
・いつかキャラバンメイト(講師)になって、職場や地域にオレンジリングを広めたいと思う。
・「地域」という考えが薄かったが、自分の仕事が地域を支えているということを実感した。
・忙しくなると少しイライラしてしまい、優しくなれないので今日の気持ちを忘れずにいたい。
・家族が認知症でつらい時期があった。勉強していればもっと優しくできたと思う。
・クラスメイトのレジ対応を見て、実習先が違うと接客やあいさつも違っていて勉強になった。
・もし家族に該当する症状が出たら、早めに受診を勧めたい。 等

注)
1.認知症サポーターを養成しています! – 新潟県ホームページ
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kourei/1356839237325.html

2.正規の登録販売者になるためには実務経験として過去5年以内に通算2年以上の期間、合計1920時間以上の実務経験が必要   薬生発0730第12号通知(自治体宛)
https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T210803I0060.pdf

3.グッズ・出版物 (caravanmate.com)
https://www.caravanmate.com/goods.html

NBC新潟ビジネス専門学校<創立42年の伝統校>
法人名:学校法人 国際総合学園
所在地:新潟市中央区万代1-2-22
校長名:渡辺 敏彦
URL:https://www.nbc.ac.jp 

<プレスリリースに関するお問い合わせ>

担当部署:教務部
担当者名:木了 礼子
TEL:0120-981-082
kiryo.reiko@nsg.gr.jp

 

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