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アウトドアの専門学校が、新潟県スポーツ公園で 初めての試みとなる「都市公園でテント宿泊するキャンプ」を、 キャンプ未経験のファミリー向けに開催

NSGグループの国際自然環境アウトドア専門学校(新潟県妙高市)は、2022年6月25日(土)、26日(日)の両日に、新潟県スポーツ公園で実施された「公園で初めてのファミリーキャンプ」(主催:アルビレックス新潟・都市緑花センターグループ)において、本事業の全面的な企画運営を行いました。

本イベントは、新潟市内の都市公園で初めてとなる、一泊二日の宿泊型キャンプイベントとして、「不便さから学ぶ感謝」をコンセプトに、キャンプを通した非認知能力や災害時の自助・共助の心の育成、そしてこれらの土台となる「家族の絆」を深めることを目的として、進めてまいりました。キャンプが初めての5つのご家族を対象に、スタジアム脇の日常的な公園スペースをメインフィールドとして、当校の学生と教員がサポートしながら、テントやタープを通して快適なキャンプ空間を作り出しました。滞在中は、各家族に学生スタッフが付き添い、テント・タープの設営や撤収、焚き火台を使ったキャンプ演出、炭火でのBBQ、ナイトパークハイクなどの多彩な活動や、公園での遊びを通した家族団らんの時間を過ごしました。

通常、都市公園ではキャンプでの宿泊を行うことができませんが、2022年3月に、主催者であり、新潟県スポーツ公園の指定管理者であるアルビレックス新潟・都市緑花センターグループ様より、本イベントのお声掛けをいただき、当校がキャンプの企画運営を受託いたしました。6月末の実施に向けて、同グループの皆様のご尽力をいただきながら、教員・学生が一体となって企画を進め、前例のないキャンプ企画を実現することができました。

アウトドア活動や自然体験を通じて、人間力の回復や地球環境保全につなげるプロフェッショナルを育成し続けている当校では、「自然の恵みをすべての人に」を学校理念として掲げており、SDGsの理念である「だれ一人取り残さない」を自然体験や野遊びの分野で実現することを目指しています。その取り組みの一つとして、自然豊かな場所にあるキャンプ場での活動とともに、今後は、普段自然から離れた生活をしている都会の方にも、日常に近い身近な場所で自然体験ができる機会を、より多様なカタチで提供する必要があると考えております。今後も、当校では、都市公園に限らずいろいろな場で、自然体験やアウトドアの持つ価値を必要な方々に届けていけるよう、従来型の枠組みにない企画や事業を行ってまいります。

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