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上越を飛び出し、新潟、東京、名古屋、大阪、そして世界へ。さまざまな仕事経験を生かして、故郷の若者たちを育成

2017.09.01 Fri

縁は異なもの、自分を育ててくれたNSGに就職
学生たちの夢を応援していきたい

NSGグループは、NBC卒業生である私にしてみれば、故郷に帰ってきた、みたいなものです。私に添乗員のアルバイトを紹介してくださった稲葉先生も、所属は変わっておられましたがお元気で、再会することができました。
私の在学時代に比べて、グループも大きくなり、母校への発展ぶりに感激しています。
学生時代、稲葉先生にチャンスをいただいたように、私も学生たちの夢を応援していきたいと思い、仕事にあたっていますが、かつて学校(NBC)の授業で学んだことや、これまでの仕事で得た経験を凝縮させたような仕事だと感じています。就職部の部長でもありますので、さまざまな企業の採用担当者さんともお話しするのですが、新人教育はあいさつから教えるといった話も聞いています。社会に求められる人財とはどういう力を持った人か、経験も交えながら学生たちに伝えるのも大切な仕事です。コミュニケーション力などは試験や履歴書などの資料よりも重視される場合がありますから。
一方で、教える立場とはいえ、実際には学生に教えられることも多いですね。社会は大きな学校でもあります。私もまだまだ学生たちに負けずに成長していきたいですね。

「深井先生は恋愛相談にも乗ってくれます」と学生たち。頼れる兄貴的存在!?

 

暮らしやすい上越は妻の大のお気に入り
生まれた子供のため若さ維持にも奮闘中

Uターンした際は、新潟市あたりで過ごすつもりでしたが、配属が上越の専門学校と決まり、結果的に故郷に戻る形となりました。職場は子どものころ住んでいた町内のすぐ近く(笑)!! 同級生にも再会しました。上越の人は改めていい人ばかりだ、と思うようになりました。穏やかで、排他的でなく誰でも気さくに受け入れてくれる。大阪や名古屋での暮らしを思い起こすに、そういえば上越はお金でもめる話も聞かないなぁ、と。でも、私よりも上越を気に入っているのが妻なんです。
新潟に戻って念願の子どもを授かったのですが、妻に言わせると子育てするには最高だ、というんですね。うちの妻のように転勤や移住などで県外から来た人たちと自然とママ友になれるそうです。町内の公園にプールがあってタダで入れるとか、子育て施設も充実している。初めての子育てで何かと不安のあった妻ですが、「上越だからよかった」と言っています。妻は山形県鶴岡市出身で、新潟市の方が実家に近いはずなのですが、今では上越を離れたくないとも。私は、子育てに協力的ないい父親だと思っているのですが、妻の評価はきっと低いでしょうね(笑)。
今年で私は48歳、子どもは2歳。PTAで幼稚園や学校に顔を出したとき、「おじいさんだ」と言われないよう、ジムで体を鍛え、頭皮・頭髪のケアをし、服装など身だしなみも老け込まないよう気を付けています。
妻はもう一人子どもが欲しいと言っていますし、まだまだ頑張らないと。
せっかくNSGグループに入れたのですから、起業・独立にも挑戦してみたいし、体も心も若々しく保っていきたいです。

学生と一緒の目線での授業を意識しています。学生は自分の子どもでもおかしくないくらいの年齢ですが、学生から学ぶことも多いです。

 

〈プロフィール〉
深井美年(ふかい・よしとし)
1969年上越市生まれ。新潟ビジネス専門学校経営本科卒。新潟トラベルで8年勤務した後、紅茶専門店ルピシア本部に転職。たまプラーザ店、青山店、池袋店などで店長を務めた後、営業部で全国の店の立ち上げにも関わる。その後、縁あって客船「飛鳥」のクルーズスタッフとなり、世界各地を回るが、家庭の事情で下船。経験を生かして旅行業人材派遣の株式会社フォーラムジャパンで勤務。同社で名古屋支店長、大阪支店長、東京本社副支店長を務める。ネスパス(東京都港区原宿にある新潟県のアンテナショップ)での会社説明会でNSGグループを紹介され、2015年に帰郷。同年3月から上越公務員・情報ビジネス専門学校に勤務、現在に至る。

 

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