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新潟ビジネス専門学校 医療秘書技能検定1級合格者インタビュー ~全国で2人だけの合格者

2017.08.16 Wed

新潟ビジネス専門学校(以下、NBC)では、第58回医療秘書技能検定1級の試験において、合格者2名を輩出しました。この医療秘書技能検定は、病院運営の面において医師のサポート役であり、医師や看護師と患者さんの間のパイプ役を果たす医療秘書としての専門知識と技能を有することを認定するものです。

試験は3級、2級、準1級、1級と4段階あります。1級ともなると難関で、医療実務や医療関連法規、医療機関の組織や運営に関する知識、医学的基礎知識、さらにはレセプト作成まで幅広い分野の知識が問われます。医療秘書技能検定1級試験は年2回行われ、これまで行われた58回の試験を通して合格者は未だ160名あまりに留まっています。1回あたりの合格者は2.7人という難関試験です。今回の試験も、全国で合格者は2名だけですが、その2名はNBCの学生でした。この第58回医療秘書技能検定1級試験に合格した二人の学生にお話を伺いました。

【合格者】
NBC 医療秘書・事務学科 医療秘書コース2年生
板屋越 瑞帆さん(阿賀黎明高校卒)
中川 杏奈さん(鶴岡南高校卒)

 

 

Q、なぜ医療秘書技能検定1級にチャレンジしようと思ったのですが

 

板屋越さん
「もともと病院で働きたいという想いがあったことと、高校の時に事務系の資格を取得した経験も活かせると思って医療事務という仕事には興味がありました。その医療事務や医療秘書の資格の中でも最難関の試験に合格実績のあるNBCに進学したので、医療秘書技能検定1級を目指そうと思いました」

 

医療秘書技能検定1級試験に合格した板屋越 瑞帆さん

 

中川さん
「高校卒業時に、大学に行くか専門学校に行くかを悩んだのですが、結婚や出産などのライフプランを考えた際に医療事務関係の仕事は今後も必要になっていくと考え、資格を取ろうと思い専門学校を選び、多くの資格取得実績のあるNSGグループのNBCに進学しようと決めました。難関である医療秘書技能検定1級試験に挑んだのは、働きながらでは勉強が難しいと考えて、学生の内に難関試験に挑戦しようと思ったからです」

 

Q、試験に向けての準備は

 

中川さん
「1級に向けて勉強し始めたのが、新学期になった4月に入ってからでした。試験が6月だったので、2ヵ月しか期間がなくて大変でした。NBCの先生たちが、過去の傾向から出やすい分野や問題をピックアップして教えてもらうなど、親身にサポートしてくれました。先生が出してくれた問題に精一杯取り組んだことが、合格に結び付いたのだと思います」

同じく合格した中川 杏奈さん

 

板屋越さん
「1級は2級、3級に比べると範囲が凄く広いので、覚えるのが大変でした。先生が語呂合わせなどを教えてくれて、少しでも楽しく勉強できるようにサポートしてくれました」

 

Q、試験が終わった後、どのような気分でしたか

 

板屋越さん
「試験が終わってから燃え尽きてました。普段の学校の試験は、授業を聞いていれば大丈夫だったんですが、この医療秘書能力検定1級は、2か月間常にラストスパートのような状態でした。ですので、試験が終わった時にやれることはやったなという想いでいましたが、結果は常に気になってました。試験では、医療秘書実務 医学的基礎知識 医療事務のそれぞれの分野で60%以上正解することが必要なので、2つの分野は100%正解でも1分野が60%を下回ったら不合格になってしまうので、不安でした」

 

中川さん
「試験が終わった瞬間、『勉強しなくていいんだ』という安堵感が先に立ちました。問題は勉強していない範囲からも出たので、答えに自信がない所も多かったのですが、結果が出るまで1カ月気にしていたら、気持ちが持たないので、試験のことは完全に忘れていました」

 

Q、合格を知った時はどのような気持ちでしたか

 

板屋越さん
「試験結果はNSG夏フェス2日目の準備をしている時に先生からLINEが届きました。最初は怖くて見られなかったのですが、時間をおいて確認しました。結果を確認しようとしたら脇から友達が見ていて「どうだったの見せて」って携帯を取られてしまい、私が確認する前に友達から『受かってるね、凄いね』と言われて初めて結果がわかりました。でも、最初は実感がなかったですね。でも、何人も『おめでとう』と言われて、ようやく本当に受かったんだという実感が湧いてきました」

 

中川さん
「私はLINEが来た時にすぐに気づきませんでした。友達から「おめでとう」とLINEでお祝いメッセージが届いていたのですが、何のことかピンと来なかったんです。少ししてから、何件も来ているメッセージを確認していたら、先生からの合格を知らせるメッセージが来ていることに気付いて、そこで初めて合格していることを知りました。私も最初は実感がなかったです」

 

Q、将来への希望を聞かせて下さい

 

板屋越さん
「私は新潟県内の病院で働きたいと思ってます。医療事務サービスを請け負っている会社に就職する予定なので、新潟県内の病院で勤務し、運営の面から病院を支えていく仕事で貢献したいと考えています。「ありがとう」と患者さんに感謝される仕事なので、患者さんの側に立って病院の運営に貢献したいと思っています。できれば、地元に近い津川や五泉で働けたらいいです」

 

中川さん
「常に周りに目を配り、自分に何が求められているのかをしっかり読み取って、医師や看護師をはじめ専門職の方々をサポートできる医療秘書になりたいと思います。私は山形県の出身なのですが、地元に帰るよりも、新潟の病院で働きたいと思っています。新潟市や長岡市などの大きな病院で働いて、経験を積みたいと考えています」

 

【NBC新潟ビジネス専門学校】
住所:新潟市中央区万代1-2-22
電話:025-241-2131 FAX:025-245-4367
http://www.nbc.ac.jp/

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