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国際こども・福祉カレッジ【グループ企業コラボ授業】こどもたちとの芋掘り体験で深める保育の実践力!

2025.10.20 Mon

国際こども・福祉カレッジの学生は10月9日、NSGグループ企業である株式会社ベジ・アビオの圃場で、藤見幼稚園のこどもたちと一緒に芋掘り体験をおこないました。この特別授業では、自然とのふれあいを深めることを目的とし、学生とこどもたちが一緒に楽しく学びました。

 

国際こども・福祉カレッジの学生が株式会社ベジ・アビオの圃場で藤見幼稚園のこどもたちと一緒に芋掘り体験をした様子   

芋掘り体験は単なる農作業ではなく、保育において多くの教育的価値を含んでいます。自然の中で土に触れ、植物がどのように成長しているかを体感することで、こどもたちは「食」や「自然」への興味を深めます。また、身体を使って土を掘り、収穫するプロセスは、達成感や努力の大切さを学ぶ機会となります。

 

学生にとっても、この体験は大きな学びの場となりました。こどもたちが自然環境でどのように行動するかを観察しながら、保育者としての関わりを実践的に学び、学生たちは、こどもの興味を引き出す声かけや、一緒に楽しむ姿勢を大切にし、保育士としての役割を体験することができました。

 

国際こども・福祉カレッジの学生が株式会社ベジ・アビオの圃場で藤見幼稚園のこどもたちと一緒に芋掘り体験をした様子   

この特別授業に参加した学生は「子どもたちが土を掘って芋を見つけた瞬間の喜びを一緒に分かち合うことができました。自然体験は保育の中で大切な要素だと感じました」と、振り返ります。芋掘り体験を通じたやりとりから、子どもたちの成長を支える保育士としての実践力を養うことができました。

 

当校教員でこどもの指導法「環境」担当の外山雄太さんは「幼児教育において『見方・考え方』 ということがあり、子どもたちが主体的に色々なものに関わり試行錯誤しながら自分にとって意味を見いだしていくことが一番重要なことであり、それを通して子どもたちの学びは成り立ちます。そのため、教えるだけではなく、子どもが身近な環境にある様々なことに興味をもち、関わり、その意味を考えられるようにサポートしていくことが大切になります。

この芋掘りを通して、単に掘り方を教えるのではなく、子どもたちと対話をしながら、子どもたち自身が探索・模索しながら学んでいる様子やサツマイモだけではなく、そこにいた虫や他の植物にも興味・関心が生まれる瞬間を目にすることができたのではないかと思います。また、学生たちが実際の保育の中でどう活用できるかを考える良い機会となりました。」と実践型授業の学びの重要性を感じていました。

 

学生たちは、この特別授業を通じて、保育の大切さを実感し、今後の保育現場における実践に役立てることを目指しています。子どもたちと自然が共に育つ環境を整えるため、自然体験を活用した保育をさらに学んでいく予定です。

国際こども・福祉カレッジの学生が株式会社ベジ・アビオの圃場で藤見幼稚園のこどもたちと一緒に芋掘り体験をした様子   

NSGカレッジリーグは、29校の専門学校から成る組織であり、グループのスケールメリットを最大限に活かして学校間を超えた教育を実践しています。この取り組みは、多様な知識や技術を身につけた人材の育成に力を注ぐために行っています。

 

当校は、保育士、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士の養成施設として位置付けられており、福祉分野で活躍する人材の育成に取り組んでいます。今後もさまざまな観点から体験的な教育実践を通して、より一層教育効果の向上を目指していきます。

 

学校法人国際総合学園 国際こども・福祉カレッジ

学校長 羽田春喜

所在地:新潟市中央区花園1-1-12                     

URL:https://www.wm-c.ac.jp/

 

株式会社ベジ・アビオ

露地栽培と施設栽培に取り組む農業生産法人。新潟をより元気に・より豊かにする食材の提供とビジネスモデルで新潟の農業を活性化します。野菜の露地栽培。バイオスティミュラント資材を用いた栽培で、環境の変化に強く美味しい野菜を生産しています。環境制御型施設園芸。ICTを活用した環境制御型施設で栽培環境を最適に保つとともに最新のハイスペックな栽培システムにより、トマトの二期作を行っています。