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【IT・デジタルの重要性・必要性を感じる大卒社会人】93.6%が「デジタルスキルを学び直したい」と回答その理由として「収入の増加」や「将来への不安解消」が多数に

2025.10.23 Thu

〜高校生への進路アドバイスは「デジタル・IT専門性」〜

開志創造大学情報デザイン学部(所在地:新潟県新潟市、理事長:池田 弘 ※2026年4月、事業創造大学院大学から校名変更)は、四年制大学を卒業し、現在働いており、デジタル・ITスキルの重要性を感じており、キャリアに不安を感じている25歳〜45歳の社会人109名を対象に、大卒社会人のデジタルスキル習得ニーズと学び直しに関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

 

事業創造大学院大学が行った大卒社会人向けデジタルスキルの実態調査の結果

●    01|大卒社会人の93.6%がデジタル・ITスキルを「今後学習したい」と回答

●    02|スキル不足で困った経験、第1位「業務の自動化・効率化ができず残業が増えた

●    03|学び直しの重視条件として、「自分の予定に合わせて学習できる」ことが過半数

 

■調査概要

●    調査名称:大卒社会人のデジタルスキル習得ニーズと学び直しに関する実態調査

●    調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

●    調査期間:2025年10月1日〜同年10月1日

●    有効回答:四年制大学を卒業し、現在働いており、デジタル・ITスキルの重要性を感じており、キャリアに不安を感じている25歳〜45歳の社会人109名

 

※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。

 

≪利用条件≫

1 情報の出典元として「開志創造大学」の名前を明記してください。

2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

 URL:https://kaishi.ac.jp/info-d/

 

■「データ分析や資料作成を求められることが増えた」ことにより、約半数がデジタル・ITスキルの重要性を実感

「Q1.デジタル・ITスキルの重要性を感じる理由は何ですか。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「データ分析や資料作成を求められることが増えたから」が47.7%、「AIや新技術の導入で業務が変化しているから」が45.9%、「業務効率化のために必要だから」が42.2%という回答となりました。

事業創造大学院大学が行った大卒社会人向けデジタルスキルの実態調査の結果のグラフ

・データ分析や資料作成を求められることが増えたから:47.7%

・AIや新技術の導入で業務が変化しているから:45.9%

・業務効率化のために必要だから:42.2%

・転職や昇進の際に必要とされるから:40.4%

・仕事で必要なツールやシステムを使いこなせないから:35.8%

・将来的に仕事がなくなる不安があるから:30.3%

・同僚や後輩の方がデジタルに詳しく焦りを感じるから:29.4%

・クライアントや顧客から求められるレベルが上がったから:17.4%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:1.8%

 

■デジタル・ITスキルが不足していることで、「業務の自動化・効率化ができず残業が増えた」方が4割超

「Q2.デジタル・ITスキルが不足していることで、困った経験はありますか。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「業務の自動化・効率化ができず残業が増えた」が41.3%、「プレゼン資料の作成に時間がかかりすぎた」が40.4%、「新しいシステムの導入についていけなかった」が34.9%という回答となりました。

 

事業創造大学院大学が行った大卒社会人向けデジタルスキルの実態調査の結果のグラフ

・業務の自動化・効率化ができず残業が増えた:41.3%

・プレゼン資料の作成に時間がかかりすぎた:40.4%

・新しいシステムの導入についていけなかった:34.9%

・データ分析を求められたが対応できなかった:33.0%

・転職活動で選択肢が限られた:28.4%

・昇進や昇給の機会を逃した:22.0%

・チーム内で貢献できる場面が少なかった:20.2%

・クライアントの要望に応えられなかった:19.3%

・その他:0.9%

・特に困った経験はない:13.8%

 

■9割以上が「今後、デジタル・ITスキルを学習したい」と回答

「Q3.あなたは今後、デジタル・ITスキルを学習したいと思いますか。」(n=109)と質問したところ、「すぐにでも学習したい」が33.9%、「機会があれば学習したい」が59.7%という回答となりました。

事業創造大学院大学が行った大卒社会人向けデジタルスキルの実態調査の結果のグラフ

・すぐにでも学習したい:33.9%

・機会があれば学習したい:59.7%

・あまり学習したいと思わない:4.6%

・全く学習したいと思わない:0.9%

・わからない/答えられない:0.9%

 

■学習したい理由、第1位「収入を増やしたいから」(52.0%)

Q3で「すぐにでも学習したい」「機会があれば学習したい」と回答した方に「Q4.学習したい理由を教えてください。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「収入を増やしたいから」が52.0%、「将来への不安を解消したいから」が46.1%、「新しい技術やトレンドについていきたいから」が45.1%という回答となりました。

事業創造大学院大学が行った大卒社会人向けデジタルスキルの実態調査の結果のグラフ

・収入を増やしたいから:52.0%

・将来への不安を解消したいから:46.1%

・新しい技術やトレンドについていきたいから:45.1%

・今の仕事でもっと活躍したいから:44.1%

・転職や独立の選択肢を広げたいから:44.1%

・業務を効率化して働き方を改善したいから:32.4%

・専門性を身につけて市場価値を高めたいから:30.4%

・自己成長・スキルアップしたいから:25.5%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:0.0%

 

■学び直す時の重視条件、「自分の予定に合わせて学習できること」が過半数

「Q5.もしデジタル・ITスキルを学び直すとしたら、どのような条件を重視しますか。(上位5つまで回答可)」(n=109)と質問したところ、「自分の予定に合わせて学習できること」が53.2%、「学費が手頃であること」が44.0%、「実践的ですぐに仕事で使える内容であること」が41.3%という回答となりました。

事業創造大学院大学が行った大卒社会人向けデジタルスキルの実態調査の結果のグラフ

・自分の予定に合わせて学習できること:53.2%

・学費が手頃であること:44.0%

・実践的ですぐに仕事で使える内容であること:41.3%

・オンラインで完結すること:39.4%

・実際の企業データや事例で学べること:25.7%

・基礎から体系的に学べること:25.7%

・短時間の動画で効率的に学べること:22.9%

・質問やサポートが受けられること:15.6%

・資格や学位が取得できること:11.9%

・仲間と一緒に学べること:3.7%

 ・その他:0.0%

 

■学び直しする場合の年間可能投資額、「10万円以上50万円未満」が約半数

「Q6.デジタル・ITスキルの学び直しをする場合、年間どのくらいの費用なら投資できますか。」(n=109)と質問したところ、「10万円未満」が22.9%、「10万円~20万円未満」が17.4%、「30万円~50万円未満」が17.4%という回答となりました。

 

事業創造大学院大学が行った大卒社会人向けデジタルスキルの実態調査の結果のグラフ

・10万円未満:22.9%

・10万円~20万円未満:17.4%

・20万円~30万円未満:12.9%

・30万円~50万円未満:17.4%

・50万円~100万円未満:7.3%

・100万円以上:5.5%

・費用はかけたくない:11.1%

・わからない/答えられない:5.5%

 

■今の高校生に、「デジタル・IT分野の専門性を重視したほうが良い」

とアドバイスする人は45.9%

 「Q7.今の高校生に勧めるとしたら、進路選択で何を重視したほうが良いとアドバイスしますか。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「デジタル・IT分野の専門性」が45.9%、「実践的なスキルが身につく教育内容」が44.0%、「オンラインで学べる柔軟性」が33.9%という回答となりました。

事業創造大学院大学が行った大卒社会人向けデジタルスキルの実態調査の結果のグラフ

・デジタル・IT分野の専門性:45.9%

・実践的なスキルが身につく教育内容:44.0%

・オンラインで学べる柔軟性:33.9%

・就職に直結する学び:33.0%

・将来性のある分野:33.0%

・学費の安さ:27.5%

・企業との連携がある実践的カリキュラム:26.6%

・大学の知名度やブランド:20.2%

・キャンパスライフの充実:11.9%

・その他:0.0%

 ・わからない/答えられない:6.4%

 

■約4割が、現在の大学教育について「企業データを使った実習を取り入れるべき」と回答

「Q8.現在の大学教育について、どのような改善が必要だと思いますか。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「企業データを使った実習を取り入れるべき」が38.5%、「学費をもっと安くすべき」が38.5%、「もっと実践的な内容を増やすべき」が35.8%という回答となりました。

事業創造大学院大学が行った大卒社会人向けデジタルスキルの実態調査の結果のグラフ

・企業データを使った実習を取り入れるべき:38.5%

・学費をもっと安くすべき:38.5%

・もっと実践的な内容を増やすべき:35.8%

・デジタル・IT教育を必修にすべき:34.9%

・社会人でも学びやすい仕組みにすべき:31.2%

・キャリア支援を充実させるべき:22.9%

・オンライン授業を充実させるべき:22.0%

・産学連携を強化すべき:15.6%

・特に改善の必要はない:4.6%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:3.7%

 

■まとめ

 今回は、四年制大学を卒業し現在働いており、デジタルスキルの重要性を感じつつキャリアに不安を抱える25〜45歳の社会人109名を対象に、大卒社会人のデジタルスキル習得ニーズと学び直しに関する実態調査を実施しました。

 

 まず、93.6%が、今後「デジタル・ITスキルを学習したい」と回答し、学習したい理由として「収入を増やしたい」(52.0%)、「将来への不安を解消したい」(46.1%)が主な動機となっています。また、デジタル・ITスキルの重要性を感じる理由は「データ分析や資料作成を求められることが増えた」(47.7%)が最も多く、デジタル・ITスキル不足のために実際に困った経験では「業務の自動化・効率化ができず残業が増えた」(41.3%)が1位でした。さらに、今後の学習意欲については、93.6%が前向きで、学び直しの条件として「自分の予定に合わせて学習できること」(53.2%)や、「学費が手頃であること」(44.0%)を重視しています。年間投資可能額は「30万円未満」が53.1%を占めました。最後に、高校生への進路アドバイスでは「デジタル・IT分野の専門性」(45.9%)、「実践的なスキルが身につく教育内容」(44.0%)が上位となり、大学教育の改善点として「企業データを使った実習を取り入れるべき」(38.5%)、「学費をもっと安くすべき」(38.5%)が同率1位となりました。 

 

今回の調査では、DX時代を生きる社会人の多くがデジタルスキルの必要性を痛感しながらも、実際の学び直しには高いハードルを感じている実態が明らかになりました。AI技術の急速な普及により、従来の業務スタイルが大きく変化する中、スキルアップは単なる自己啓発ではなく、キャリアを守るための必須条件となっています。今後は、完全オンライン、低価格、企業データを活用した実践的カリキュラムという新しい学習モデルの構築が、現役社会人の学び直しニーズと、これからの世代が実社会で活躍するための教育改革の両方に応える鍵となるでしょう。

 

■開志創造大学情報デザイン学部について

2026年4月開設予定の開志創造大学情報デザイン学部のイメージ

本学の最大の強みは、時間や場所の制約を完全に排除した「完全オンライン」での学士号取得を実現した点です。これは、働きながら大卒資格を目指す社会人、地理的な制約で進学を諦めていた人々に対し、キャリアチェンジ・アップの機会を劇的に広げるものです。社会のデジタル化が進む中で、自身のスキルやキャリアをアップデートしたいと考える層は増大しており、「いつでも、どこでも」年間授業料250,000円で、AIなどのデジタル技術やDXの実践について学べる本学の存在は、教育機会の格差を解消する社会的な意義を持つトピックとして、メディアの関心を集めます。現在、2026年4月入学生のweb出願受付中。

 

詳しくはこちら:https://kaishi.ac.jp/info-d/

 

■組織概要

大学名 :開志創造大学 (Kaishi Innovation University)

     ※2026年4月、事業創造大学院大学から校名変更

設立  :2006年4月

設置者 :学校法人新潟総合学園(理事長 池田 弘)

学長  :黒田 達也

学部  :情報デザイン学部

定員  :入学定員800人 3年次編入学200人

               (※3年次編入学の受け入れは2028年4月からを予定)

授業料 :250,000円(1年間あたりの金額)

所在地 :〒950-0916 新潟県新潟市中央区米山3-1-46

事業内容:学校教育事業

URL  :https://kaishi.ac.jp/info-d/