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新潟の現役専門学生23歳が合格率2%の税理士試験に合格!

2025.12.02 Tue

新潟会計ビジネス専門学校(新潟市中央区 以下、NABI)に在学する新潟市出身の河合駿弥さん(23/県立新潟翠江高等学校出身)が今年、最終合格率2%前後という難関資格の税理士試験に合格しました。現役生が3年4か月の受験で合格を達成したのは本校3人目の快挙であり、本校の歴史の中でも、最速になります。

 

難関資格の税理士試験に合格した新潟会計ビジネス専門学校の河合駿弥さん

全国で例年約5万人が受験する税理士試験。資格取得するまでには、会計科目の簿記論と財務諸表論の2科目、税法科目9科目のうち所得税法または法人税法を含む3科目に合格する必要があります。

 

河合さんが税理士を目指したのは収入が高く、安定してやりがいのある仕事であると思ったこと、超難関国家資格と言われるほどの難易度の高い勉強に挑戦してみたいという思いでからです。全国でも数少ない、現役での税理士官報合格者を輩出している実績があることから新潟会計ビジネス専門学校を選び、2022年4月に入学しました。同年11月にわずか入学後8か月で簿記最高峰資格のひとつである日本商工会議所主催の簿記検定1級に合格し、税理士試験の受験資格を取得。翌年の2023年に簿記論と財務諸表論の2科目に合格すると、翌々年の2024年に法人税法と消費税法に合格。今年8月に相続税法を受験し今月28日、合格科目が5科目に達したとして官報※に掲載。

※官報とは、日本政府が発行する公式な公報であり、税理士試験において5科目すべてに合格することで合格者が掲載されます。

 

「入学するまではあまり勉強をしてこなかったのですが、NABIで勉強の楽しさと充実感を得ることができました!」と、話していたことを思い出します。日商簿記1級合格を目指していた当時、河合さんはあえて達成がギリギリ難しい水準で学習計画を設定し、自らに負荷をかけて取り組んでいました。人の身体はよくできているもので、身の丈を超える取り組みを続けているうちに、次第にその水準が自分の基準となっていきます。勉強においても仕事においても、安易な選択を続けていては成長にはつながらない——河合さんはそのことを深く理解しているからこそ、常に課題を見出し、新たな挑戦を積み重ねてきたのだと言えます。 ある日の放課後、河合さんは私に次のような言葉を語ってくれました。

 

「一緒に本気になって勉強をしてくれる仲間や数年で官報合格をするような先輩方が周りにいて、とても環境に恵まれていたと思います。NABIの先生は、気さくな先生が多く いつも私のことを、河合先生!先生!と、いつも笑顔で声をかけてくれて、その期待に応えようともっともっと頑張ろうと思えました。本当に感謝しています。人生を変える勉強がNABIで、できたことを実感しています!」

 

担任の先生からの毎朝のホームルームでの動機づけ、Googleアンケートを利用しての毎日の学習状況のチェックやTeams共有にての理論暗記や問題集の進捗度管理、考えられうる手段をとり、学校で勉強する以上のパフォーマンスを出すように試された、コロナ禍における学習環境を経験した時期もありました。税理士になるため、いつも限界まで負荷をかけていた河合さんには、実は、楽曲作りに、読書に、料理に、やりたいことがいっぱいあります。多趣味で、魅力あふれる税理士 河合さんの姿が今から目に浮かびます。

 

今後とも会計人材の育成に注力してまいります。

 

NABI新潟ビジネス専門学校 <創立28年 会計の伝統校>

所在地:新潟市中央区万代1-2-22

学校長:荒井 英之

URL:https://www.nabi.ac.jp/