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【イベントレポート(7/16)】 新潟フードテックタウン実行委員会 人材マネジメントに関する意見交換会 開催 〜フードテック起業家の支援体制構築に向けて始動〜

2026.08.07 Fri

NSGグループとオイシックス株式会社が立ち上げた新潟フードテックタウン(以下、NFTT)を推進する組織である新潟フードテックタウン実行委員会(共同委員長:高島 宏平、池田 弘、以下NFTT実行委員会)は、2026年7月16日(木)、起業家を支援するための論点を整理する「人材マネジメントに関する意見交換会」を開催しました。

当日の様子
 NFTT実行委員会の人材マネジメント分科会は、分科会の立ち上げに向けて、企業とスタートアップ双方の視点で「これからの人材獲得・育成」についてのディスカッションを目的に意見交換会を開催しました。当日は、県内外の企業やスタートアップ、スタートアップ支援団体が一堂に会し、起業家支援に向けた課題として、スタートアップにおける人材獲得、バックオフィス人材の確保や組織カルチャーの浸透などについて活発な意見交換を行いました。起業家支援体制を構築するために必要な視点や課題について認識を共有し、今後の分科会における具体的な議論につながるキックオフの場となりました。

分科会の趣旨説明
▲分科会の趣旨説明
▲当日ディスカッションの様子

 

人材マネジメントに関する意見交換会

日時:2026年(令和8年)7月16日(木)18:30〜20:00

開催形式:現地(NINNO3:新潟市中央区)及びオンライン参加のハイブリッド形式

出席者:

【分科会長】 星野 善宣氏(新潟ベンチャー協会)
【スタートアップ】 グリーンエース株式会社(山形県酒田市)、アイスライス株式会社(新潟県南魚沼市)、株式会社ミライス(新潟県南魚沼市)
【企業】 ユキグニファクトリー株式会社、三幸製菓株式会社
【行政】 南魚沼市役所
【スタートアップ支援団体】 株式会社スナップ新潟、一般社団法人南魚沼市まちづくり推進機構

■ 分科会の主な内容

星野分科会長 発表要旨】

  • テーマ:人材マネジメント分科会 設立の背景と今後の方向性
  • 発表者:分科会長 星野 善宣 氏(新潟ベンチャー協会)
  • 内容
    ○人材マネジメント分科会を立ち上げた背景および目指す目的についての説明を行いました。
    ○実際のスタートアップが直面している人材獲得・育成・組織運営等のリアルな課題を抽出した上で、支援側(大企業・行政・支援団体)がどのように関わるべきかを議論したい旨が語られました。
    ○今回の意見交換を通じて得られた情報や課題認識をもとに、今後の本分科会における具体的な取り組みや支援体制の構築へ繋げていく方針が示されました。

【意見交換 論点趣旨】

  • 組織形成・人材採用および育成における課題と解決の方向性
    ○課題提起(株式会社グリーンエース 中村氏)
    ■前職の異なるメンバー間での組織文化や共通認識の形成
    ■実務中心(OJT)の育成体制における完了基準の曖昧さと、育成時間の確保難
    ■求める人物像や採用基準(スキル/マインドセット/適性)の不明確さ

○主な意見・議論内容
■スキルは入社後にも習得可能なため、創業期の採用ではカルチャーフィットやマインドセットを最重要視すべきであるとの意見が出されました。
○共有された事例
■スキル評価と人物評価を分離し、最終的な人物評価を経営者が行う運用事例が紹介されました。
■入社直後は経営者直属の配置とすることで理念や文化を十分に浸透させ、その後に各部署へ配属することで定着率向上に成功した実績が共有されました。

  • バックオフィス体制の構築と組織運営・リスク分散
    ○課題提起(アイスライス株式会社 髙瀬氏)
    ■バックオフィス業務と営業業務を兼務できるマルチタスク人材の確保難
    ■地方特有の労働市場と採用計画のズレや、創業初期における組織マネジメントの難しさ

○主な意見・議論内容
■起業家は事業立ち上げを得意とする一方で間接部門のスキル構築は別課題であり、経営初期は外部コミュニティや先輩経営者との繋がりに学ぶことが重要であると議論されました

○共有された事例
■グループ企業間でバックオフィス(間接部門)を共通化・シェアードサービス化して各社の負担を軽減する大企業の取り組み事例が提示されました。
■業務や知識の属人化リスクを低減するため、主要プロジェクトを必ず2名体制で担当させて情報共有やノウハウ継承を図るノウハウが共有されました。


新潟フードテックタウン(NFTT)について

「新潟フードテックタウン(NFTT)」は、オイシックスとNSGグループが推進し、新潟に世界有数のフードテックエコシステムを構築するプロジェクトです。 日本の優れた食文化や技術を国際競争力へと結びつけるため、新潟が有する豊かな食資源や伝統的な発酵技術、食品企業・研究機関の集積といった強みを活かします。産官学金が連携しフードテック特化型ファンドによる資金供給から、大企業と連携した実証実験、グローバルパートナーを通じた海外展開までを包括的に支援します。

 500社のスタートアップ創出と累計売上5,000億円の実現を目指し、食産業の活性化と社会課題解決に取り組むとともに、日本の食産業の国内での成長やグローバル展開を推進していきます。食料安全保障や健康課題への関心が高まる中、食を起点とした産業創出を通じて、日本の食産業の競争力強化と持続的成長に貢献することも狙いとしています。

URL:https://niigatafoodtechtown.jp/