• ニュース&トピックス

【国際こども・福祉カレッジ】保育・福祉×マジックでコミュニケーション力向上!世界的マジシャンによる特別講演会&マジック教室実施

2025.11.10 Mon

NSGグループの国際こども・福祉カレッジでは、10月31日(金)に世界的マジシャンの峰龍&Riricoさんを招いて特別講演会&マジック教室を実施しました。

 

国際こども・福祉カレッジでの峰龍さんによるマジック教室の様子 

現代の学生や大人の中には、コミュニケーションを取ることに苦手意識を感じたり、どう接して良いかわからないと感じる人が多くいます。また、初対面の人との間には少なからず壁を作ってしまうことが一般的です。そんな中、マジック(手品)は最強のコミュニケーションツールとして、人々を驚かせ、楽しませ、笑顔にし、心の距離を縮める力を持っています。今回の講演会では、自分自身の生い立ちやマジシャンになろう思ったきっかけ、マジックをしたことで気付いたこと、アイスブレイクの大切さ、簡単なマジックを3つ教えて頂きました。

 

その中の1つで「サプライズに使えるマジック」を教わり、「JOKERのカード2枚」と「ハートの7のカード1枚」の中からハートの7を当てるゲームで、相手がそのカードを引くと「おめでとうというカード」に変わっているというマジックです。

教えてもらったあとは、学生たちは2人1組に分かれ、互いにマジックを披露し合いました。マジックが成功すると、「初めてマジックができた!」「喜んでもらえると嬉しい!」「今度誕生日の友だちにしてみる!」といった声が多く上がり、学生同士が自然にコミュニケーションを取りながら楽しんでいる姿が見られました。

また、峰龍さんはマジックというコミュニケーションツールは保育の現場・福祉の現場ですぐに実践をすることができ、こどもたちや利用者様との心の距離が縮まると話されていました。

国際こども・福祉カレッジでの峰龍さんによるマジック教室の様子。マジックを通じてコミュニケーションの取り方を学ぶ 

さらに、国際こども・福祉カレッジは昨年度、峰龍&Riricoさんのマジックショーを見た学生たちがマジックサークル(マジで!マジック部)を立ち上げて活動をしており、今回の特別講演会や学生たちの頑張りから、マジックサークルの特別顧問になっていただくことにもなりました。

そして、最後には、マジックサークルのためだけに特別顧問として「サーストンの三原則」「トランプの扱い方」「トランプマジックにおいて必須級の技法」を教わりました。

「サーストンの三原則」は、「予め起こる現象を説明してはならない」「同じマジックを繰り返してはならない」「タネを明かしてはならない」というマジシャンとしてとても大切なことを教わりました。

 

次に「ディーリングポジション」というトランプの基本的な持ち方を教わりましたが、指の位置や普段からの慣れがないため、ぎこちない様子がありました。そこから片手でトランプをカットする動きや「ダブルリフト」という技もできずに苦戦する姿がありましたが、峰龍&Riricoさんから「この技法はマジシャンにとっては必須であって、これができるようになるとトランプマジックがたくさんできたり、同じマジックでも応用したりすることできる」ということを聞き、一生懸命に練習する姿が見られました。

国際こども・福祉カレッジでのRiriko&峰龍さんによるマジック教室の様子 
マジシャンの峰龍&Riricoさん 

参加したサークルメンバーは「世界的マジシャンのお二方から直接間近で教えていただけたことはとても貴重な経験となり、その言葉ひとつひとつを忘れずにこれからも練習に励んでいきたい。」「今日教えてもらったことを完璧にして、また新しい技を教えてもらいたい。」と話していました。

 

教員の外山雄太さんは「コミュニケーションの取り方は多種多様であり、コミュニケーションを取ることが苦手な人でも、マジック(手品)というツールを用いることでその現象に驚いてもらったり楽しんでもらったりするだけで、簡単にコミュニケーション(心の壁を壊せる)を取ることでき、相手に喜んでもらえることでこちらも嬉しくなり、そこから更に人と関わることが好きになっていける。また、色々な業種にも活かしていけると改めて感じました。」と話しました。

 

特別講演会に参加した学生は「マジックを通してお客さんとの距離を縮めていく方法をお話ししていただき、今後の実習や将来現場に就いた際に実践してみたいと感じました。特に、アイスブレイクのお話が興味深かったです。今やっていることに対して、「関係ないんですけどね」の一言で会場にいる人みんなを笑わせることができ、そこから少しずつ警戒心を無くしていける効果があることを教えていただいたことが印象的でした。いくつかマジックを教えていただいたので、それを自己紹介時や保育現場での導入で取り入れてみたいと思いました。」と感想を述べました。

 

国際こども・福祉カレッジでは、今後も保育・福祉・介護に対する関心を高める活動を行っていきます。

 

<ワークショップ概要>

●内容:特別講演会・保育、福祉分野で使えるマジック体験

●講師:峰龍&Ririco

 

峰龍さんプロフィール

中学3年生の頃にマジックを始め、高校生の時にマジックの世界大会に出場し、日本人最年少で優勝。

大学ではミュージカルを専攻し、ダンスや歌、演劇などを学ぶ。卒業後はプロマジシャンデビューをし年間600以上のステージ立つ。

そして中学生の時にマジックを始めるきっかけになった世界的マジシャン、【セロ】のワールドツアーメンバーに抜擢される。

現在はツアーメンバーの育成やリーダーを務めながら、東京を拠点に全国で様々なイベントに出演する、日本を代表するイリュージョニスト。

 

Riricoさんプロフィール

幼少期からクラシックバレエ、ジャズダンスを学び、数々の舞台に立つ。

大阪芸術大学舞台芸術学科を卒業後、某テーマパークダンサーとして活動する。その最中にマジックとイリュージョンと出会い、もっと自身の表現の幅を広げるためにイリュージョニストに転身。目の前30cmで繰り広げられるテーブルマジックから、大人数に対して行うステージやイリュージョン等、ダイナミックで迫力のあるショーを行う。

イリュージョンでは自身もダンサーとして踊る事ができる業界内トップクラスのマジシャンである。

 

当校は、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、保育士の養成施設として位置付けられており、福祉分野で活躍する人材の育成に取り組んでいます。今後もさまざまな観点から体験的な教育実践を通して、より一層教育効果の向上を目指していきます。

 

学校法人国際総合学園 国際こども・福祉カレッジ

学校長:羽田春喜 

所在地:新潟市中央区花園1-1-12                     

URL:https://www.wm-c.ac.jp/