アメリカンフットボールチーム「胎内DEERS」の挑戦

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「住んでみたい」「住み続けたい」と思うまちには、まちに魅力があり、暮らす人々が豊かさや幸福を感じられることが必要と考え、NSGグループではスポーツを通じたまちの魅力づくりに取り組んでいます。この度新たな取り組みとして、アメリカンフットボールトップリーグであるXリーグ「X1 SUPER」に所属する「ディアーズフットボールクラブ」の運営会社「株式会社DEERS FOOTBALL CLUB」の経営権をNSGグループが取得しました。そしてアメリカンフットボールによる胎内市活性化プロジェクトをスタートさせました。

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Xリーグは、55チームが所属するアメリカンフットボールの日本のトップリーグで、ディアーズが所属するX1 SUPER(12チームが所属)は、Xリーグの最上位カテゴリーに位置します。毎年9月からリーグ戦が行われ、1月3日に東京ドームで行われる「ライスボウル」制覇を目指します。2021年までの「ライスボウル」は学生日本一と社会人日本一の対決でしたが、2022年からはX1 SUPERの優勝チームを決定するトーナメント戦になります。

全国的に稀有な「Iターンクラブ」

ディアーズフットボールクラブは1989年に設立され、これまで日本一を2回達成している、伝統のあるチームです。そして「アメリカンフットボールを通じて社会に積極的に貢献する人間を輩出する」という理念で活動し、フィールド内に留まらず、社会人としても活躍する人材を多く輩出しています。「アメリカンフットボールを通じた人材輩出」という方向性に、教育事業を中核事業の一つとするNSGグループとしても大いに賛同しこの度の経営権の取得に繋がりました。
経営権取得に伴い、チーム名称を「胎内DEERS」と変更し、10年以内を目安にした胎内市完全移行構想を含む、「アメリカンフットボールを通じた胎内市活性化」に取り組んでいきます。「胎内DEERS」は全国的にも稀有な「Iターンクラブ」であり、Xリーグの中でまだ少ない地域を名称に入れたクラブです。

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アメリカンフットボール通じた胎内市活性化

胎内市においてNSGグループは学校教育事業として開志国際高等学校・新潟食料農業大学、スポーツ事業として中条スイミングスクール・櫛形ゴルフ倶楽部・スピードパーク新潟、医療事業として中条中央病院など、胎内市内で多くの事業を展開しています。胎内市は「スポーツ都市」宣言により市民の皆さんの健康・スポーツへの意識が大変高く、農業・食品産業・観光業に強みを持ち、米国姉妹都市との交流の歴史があります。胎内市はアメリカンフットボールを通じたまちづくりや地域活性化による成果が最も期待できる地域だと考えています。

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胎内DEERSは、「アメリカンフットボールを通じて幸福で豊かな10年後の未来を創る。」を“DEERS PURPOSE”として掲げました。「DEERSと関わる人や地域が、DEERSがあったから、DEERSと関わったから幸福になった、豊かになった、社会で活躍できる人間になれた」と思っていただけるような未来を創っていくことを目指していきます。また、以前からある「競技者として優秀なだけでなく社会に積極的に貢献する人間を輩出すること」、「ディアーズを支援・応援・理解してくれる人々に喜んでいただくこと」、「Xリーグのリーディングチームとして日本のフットボール界の発展に貢献すること」という3つのミッションを大切にして、健全なスポーツ活動を通じ社会に貢献してまいります。

夢への大きな第一歩を踏み出す

胎内DEERSの代表取締役には(株)NSGホールディングス 経営企画本部マネジャーの高橋孝輔さんが就任しました。高橋さんは、東京大学でアメリカンフットボール部に所属し、卒業後に一旦は就職しましたが、日本のアメリカンフットボールを活性化したいという強い思いを抱き、アルビレックスの各チームでインターンとしてプロスポーツの現場を学ぶためNSGグループの専門学校に入学しました。その後NSGグループに入社。大学のスポーツ推進担当やNSGグループ全体のスポーツ事業担当を経て、この度アメリカンフットボールのトップリーグのクラブの代表として夢への大きな一歩を踏み出しました。

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スポーツには人々や地域を元気にする大きな力があります。胎内DEERSの情報発信力や国内外の他地域との繋がりなどの特徴と胎内市の魅力を掛け合わせることで、アメリカンフットボールを通した胎内市の発信やDEERSファンコミュニティの拡大、関係人口の増大などを図り、ひいては持続可能なまちづくり、地域活性化に挑戦してまいります。ぜひとも胎内DEERSの挑戦への応援をよろしくお願いいたします。             〆