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モータースポーツの人材育成と普及を目指す   ~スピードパーク新潟~

2017.09.15 Fri

新潟県胎内市にあるスピードパーク新潟は、カートコースや、パドック、多目的広場、ミニオフロードコースを有するモータースポーツ施設です。
このカートコースは、全日本カート選手権や国際大会であるアジア選手権の公式大会を開くこともできる全長1038メートルと国内屈指の長さを誇るコースです。

また、スピードパーク新潟は、アルビレックスレーシングチームを所有しており、レーシングチームはここを本拠地として、トレーニングを行っています。

NSGグループでは、この施設を運営する株式会社スピードパーク新潟を支援しています。

スピードパーク新潟 コース図(スピードパーク新潟ホームページより)

 

レース業界を支える人材の育成

カートコースを有する施設は日本全国に約60施設ほどありますが、スピードパーク新潟の特徴は、人材育成を目指しているところです。

スピードパーク新潟は、GIA専門学校 新潟国際自動車専門大学校や開志学園高校とともにレース業界を支える人材育成に取り組んでいます。

フォーミュラカーの整備を行うGIAの学生

GIAにはモータースポーツ科が、開志学園にはモータースポーツ部があり、整備士を目指す学生・生徒はカートやフォーミュラカーの整備を経験できます。また、レーサーを目指す学生・生徒は、アルビレックスレーシングチームの現役選手やOBから指導を受けながら、本格的なコースでドライビングテクニックを磨き、レースに出場することができます。
この2つの学校には、レース業界を目指す学生やレーサーを志望する学生たちが多く入学し、スピードパーク新潟での訓練を通じてレース業界を支える人材として活躍しています。

アルビレックスレーシングチームと連携して、フォーミュラレースデビューも可能

 

 

多くの方々に親しまれるモーターパークを目指して

スピードパーク新潟の目的は、レースの実施や人材育成だけではありません。スピードパーク新潟が最終的に目指すのは、多くの人が自動車やバイクに親しむことができるモーターパークです。

例えば、スピードパーク新潟のコースは自分の車やバイクで走ることができますし、誰でも気軽に走れるようにレンタルカートも用意しています。レンタルカートはアクセルとブレーキだけの操作で走れ、免許がない子供でもカートの運転を楽しむことができます。

 

子どもたちにカートの操作を指導する職員

 

他にも、子どもたちがコース上をバイクやカートで遊ぶイベントや、ストライダー(自転車練習用の乗り物)でコースを走るイベントなど、地域の人たちがモータースポーツに親しめるイベントを開催しています。

さらに、交通安全講習会、エコ運転の講習会など日常で車を運転する際のポイントなどを地域の方々にレクチャーする機会も設けています。

ストラーダ―でのコース体験

 

モータースポーツをもっと身近な存在に

モータースポーツというと一般的に敷居が高いように思われがちですが、スピードパーク新潟では体験を通して多くの方にモータースポーツを気軽に楽しんで頂ける場を提供しています。

スピードパーク新潟 施設管理部 佐藤武将 部長

スピードパーク新潟 施設管理部 佐藤 武将 部長のコメント

「スピードパーク新潟を、将来レースの世界で活躍したいという夢を持っている人達の手助けになる場所にしたいですし、子どもたちからおじいちゃんおばあちゃんたちまで幅広い人たちが乗り物に乗る事やモータースポーツを楽しめる場所にしていきたいと思います」

 

株式会社スピードパーク新潟
〒959-2600 新潟県胎内市松波1013番地36
Tel:0254-45-2900 Fax:0254-45-2910
http://www.speed-p-niigata.jp/

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