自身に多くの出会いや感動をくれた音楽で、これからは街に、人に、ささやかな潤いを届けていきたい

2019.04.28 Sun

自分の仕事・活動を少しでも地域に還元していけたら幸せ

校歌、園歌、記念歌なども作曲させていただいていますが、ほとんどはコンペです。コンペに応募して、たまたま採用していただいたというのが多いかな。学生たちに交じって応募して、自分の曲が採用されたりすると何だかちょっと申し訳ないような感じですが(笑)。
今の時代、作曲はコンピュータに打ち込むのが主流なんです。私はピアノを使って楽譜に起こすことが多いけど、古いですね(笑)。学生の中には、私よりずっと才能のある子もいるし、一人ひとり個性が違うし、学生から教わることもいっぱいあります。

Cacisでは主にピアノと作曲を担当。「オリジナル曲では思いをメロディ―にしていきますが、コンペや依頼などの作曲は、どんな方が歌うのか、どんな曲が求められているのかなどを考え、全く違うアプローチで作曲しています」。

 

現在、SHOW!には、ヴォーカル科、ミュージシャン科、ダンス科、K-POPエンタテイメント科、音楽ビジネス科、音響・照明科、サウンドクリエイター科があります。学生たちには、実際の音楽シーンを体験してもらうために、5月4日(土・祝)に行われる「NIIGATA RAINBOW ROCK」には、インターンシップとして裏方として参加してもらうことになっています。新潟市内の10会場で、ネクストブレークを狙う注目株から、実力派バンドまでさまざまなアーティストが出演する音楽イベントで、県内外から注目されているイベントです。
Cacisとしては5月12日(日)14時からの古町どんどんで演奏させていただく予定です。結成12年、いろんなオファーもいただけるようになりましたが、今後はそういったオファーを学生と分かち合って、彼らのチャンスにもできたら……と思うんです。夢を抱いて頑張っている子たちに何か還元できたら嬉しいですね。

「技術や感性を磨くのも大切だけど、プロとして大切なのは基本的な挨拶をはじめ礼儀、マナー。一緒に音楽を作る仲間やスタッフにかわいがられてきちんとコミュニケーションがとれるようになってほしい」と、学生たちに指導しているそうです。

 

〈プロフィール〉
 さとう・かずね。1986年佐渡市生まれ。国際音楽エンタテイメント専門学校(現・国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校)管楽器打楽器学科木管楽器専攻卒。開志学園高等学校校歌、NSG カレッジリーグ 卒業のうた「心のHOME」、新潟市江南区誕生10周年記念歌「ふるさと江南区」、開志上所こども園園歌などを作曲。株式会社サンウッドビーピーCM ソング、佐渡TV 「ニュースアイランド」エンディング曲にオリジナル曲の起用も。ピアノ&ヴォーカルユニットCacis ピアノ担当。第6 回古町音楽祭グランプリ受賞。2008年より国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校で講師として音楽理論、作曲などを教えている。