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スポーツで解決できることはたくさんある! 念願の「スポーツで起業」を実現

2017.11.09 Thu

仕事は最大の遊び道具
新潟のスポーツ文化の一翼を担うべく頑張る

新潟駅南にスポーツクラブをオープンして以来、教室を6カ所にするなど事業を拡大してきた菅野さんですが、経営者として、売り上げを上げる、利益を出すといった仕事は思いのほか大変だったようです。「子どもと運動している方がずっと楽しいですね(笑)」。
起業してから事業を軌道に乗せていくまでは、誰もが苦労するところでしょうが、菅野代表が常に心で唱えているのは「仕事は最大の遊び道具」という言葉だそうです。
「人って好きなことに夢中になると寝食を忘れてしまうようなときがあるじゃないですか。ふと気づいたら24時間ずっと仕事のこと考えてた。これって好きなことだからなんだ」って気づいたと言う菅野さん。「自分のやりたいことを仕事にできて、しかもその仕事に出資してくれる人がいただけでもすごいことじゃないですか。そして、その仕事で喜んでくれる人たちが地域にいる。つまり社会の役に立てる。ありがたいことだと思っています」とも。
会社の理念は、子どもたちだけでなく、大人、高齢者まですべての人に、それぞれのライフステージに応じた正しい運動・スポーツを提供すること。現在、新潟市の委託で高齢者向けのスポーツ教室なども行っているほか、保育園、幼稚園、小学校などへの出張レッスンにも出かけています。
「欧米ではマルチスポーツが一般的。夏は野球、冬はバスケットボールといったように、季節によって行う種目を替えたりもします。みなさんには、個々の潜在能力を存分に引き出して、それぞれに合ったスポーツを選んでいけるようになってほしいし、スポーツを楽しんでほしいと思っているんです。新潟はサマーシーズンもウインターシーズンもスポーツを楽しめる場所がいっぱいありますしね」。

空き時間には自分自身のトレーニングも欠かさない。何でも身をもって示す代表です。

 

〈プロフィール〉
菅野文宣(かんの・ふみよし)
1982年埼玉県さいたま市生まれ。埼玉栄高校、神田外語学院からアメリカ、ロンドンの大学へ。2007年大手広告代理店に入社、クリエイティブディレクターとして勤務した後、新潟医療福祉大学に転職。2013年、一般社団法人オールアルビレックスを設立、現在、代表理事。新潟アルビレックスランニングクラブ理事。新潟医療福祉大学、新潟経営大学、九州産業大学で非常勤講師を務める。ライプチヒ大学公認コオーディネーショントレーナー、スポーツメンタリスタLevel2インストラクターほか資格多数。

 

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