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新潟発のアニメ・絵本を通して、 子どもたちに環境保全の大切さを伝えたい。

2023.03.24 Fri

子どもたちに持続可能な環境保全について楽しみながら知ってもらうことを目的とした、アルビレックス新潟のクラブマスコット「アルビくんファミリー」が活躍するアニメと、アニメの映像を活用したアニメ絵本が間もなく発売されます。

制作の経緯や子どもたちにどのような思いを届けたいかなどを、今回のプロジェクト幹事会社の株式会社新潟アニメーション代表取締役内田昌幸さんに伺いました。

 

アニメ・マンガで新潟を活性化させるプロジェクト。

― どのような経緯でアニメと絵本を作ることになったのですか?

内田 新潟市は「マンガ・アニメを活用したまちづくり構想」をはじめ、アニメーションをきっかけとした様々なイベント、施策が行われています。NSGグループとしてもアニメ・マンガで街を活性化するという思いのもと、「日本アニメ・マンガ専門学校」の開校や「にいがたマンガ大賞」運営への参画などを通して、次代を担うクリエーターを育成してきました。「これらの趣旨に沿った企画を考えよう」ということが、当プロジェクトの発端です。

 

― なぜアルビレックス新潟とジョイントしようと思ったのですか?

内田 ホームタウンである新潟に密着し、多くのサポーターと様々な活動を続ける「アルビレックス新潟」とコンテンツを共同開発することで、新潟のマンガ・アニメ施策をさらに推進させ、地域貢献にもつながればと考えたからです。またアルビレックス新潟は以前より、新潟の未来を担う子どもたちのために様々な環境エコ活動に取り組んでおり、そこで「環境」をテーマに据えることにしました。

―アニメと絵本という媒体を選んだ理由を聞かせてください。

内田 子どもたちが興味を持ちやすく理解しやすいので、訴求効果が高いと思い選びました。そしてアルビレックス新潟のクラブマスコットキャラクター「アルビくんファミリー」を活用すれば、子どもたちの環境保全に対する意識を育むお手伝いができるのではないか。また、この機会に新潟で生まれたアニメーションが多くの方の目に留まることも期待しています。さらにはアニメをベースにした絵本を作ることで、読み聞かせを通して、親子で身近な課題について考えるきっかけになればと考えています。

 

― ストーリーはどのように創作されたのですか?

内田 アルビレックス新潟と一緒にプロジェクトを進めてきましたが、初期の段階で多くの方に関心を持ってもらうために、サポーターの方に環境問題に関するアンケートを取りました。最も関心が高かったのが「マイクロプラスチック問題」「3R(スリーアール)活動」。その結果をもとに、チームと協力会社のスタッフでディスカッションしてストーリーを決定しました。物語はビッグスワンを起点に展開する「地球がほんのちょっと幸せになる」物語です。

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