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新入社員のリアル

私たちの現在地。

今回集まったのは社会人1年目、入社して間もない3人の新入社員。右も左も分からない中で、それでも少しずつ“自分らしい働き方”を見つけていく3人がいます。学習塾、専門学校、そして給食受託の現場。まったく異なる経験を積むなかで、それぞれの悩みや成長の瞬間を語ってくれました。新入社員たちの「リアルな今」をお届けします。

Profile

津田 彩夏
株式会社NSGアカデミーNSG教育研究会で、校舎運営や小学生、中学生に対して主に国語と社会の教科指導を担当。授業づくりだけでなく、生徒が安心して通える教室づくりにも力を入れている。大学では心理学を専攻し、不登校支援を研究。大学までを富山県で過ごし、就職のタイミングで新潟県へ。子どもたちと日々向き合いながら、一人ひとりの“心の変化”を感じられる瞬間を大切にしている。
小田島 優輝
株式会社日本フードリンクDX推進部勤務。給食現場の業務効率化やデジタル化を進める中で、社員の声をくみ取りながら新しい仕組みづくりに挑戦している。NSGグループの多様な事業フィールドとチャレンジを推奨する風土に魅力を感じ、入社。趣味はドライブとサッカー観戦。最近は現場との対話の中に仕事のやりがいを感じている。
鈴木 麻友
国際ホテル・ブライダル専門学校で高校などに出向いての営業活動やオープンキャンパスの運営、SNSを活用した情報発信等を担当。高校生や在校生との距離が近いことで生まれる、「リアルな声を伝える広報」を目指している。大学時代に社会学を学んだことから、人と人をつなぐコミュニケーションの力に魅力を感じて、Uターン入社。

第1章|今の職場と仕事

― まずは、今のお仕事について教えてください。

僕は、給食受託事業を行っている日本フードリンクのDX推進部に所属しています。教育機関や病院・福祉施設などの食事提供現場を支えるために、社内の業務をデジタル化したり、新しいシステムを導入したりする仕事です。最近は、献立作成のAI化や各現場で行われている食材発注のデジタル化に関するプロジェクトに携わっていて、調理師や管理栄養士などのみなさんの声を聞きながら、どうすれば負担を減らせるかを考えています。
私は、NSGアカデミーのNSG教育研究会で働いています。配属先は長岡本校で、小学生と中学生に主に国語・英語・社会といった文系科目の授業を担当しています。毎日の授業に加えて、掲示物を作って貼り出したり、教材を準備したりと、校舎運営に関する業務も任されています。子どもたちが安心して通える場所になるように、授業と同じくらい雰囲気づくりも意識しています。
私は、ブライダル・ホテル・葬祭分野を学ぶ国際ホテル・ブライダル専門学校で広報を担当しています。SNSの投稿やLINE配信、TikTok用の動画制作に加えて、高校や大規模な会場で行われる進路相談会で学校の紹介をしたり、オープンキャンパスの運営をしたりするのが主な役割です。在学生と接する機会を大切にして、学校のリアルな雰囲気や、そこで学ぶ学生たちの姿をどう伝えるかを、日々試行錯誤しています。

― それぞれ業界も仕事内容も違いますが、入社1年目とは思えないほど幅広い仕事をされていますね。

入社直後は正直、分からないことばかりでしたが、上司や先輩の支えがあって、今は少しずつ自分の言葉で提案できるようになってきました。実際に献立を考えたり、調理をしたりしている各分野のスペシャリストの方と話すたびに、「現場を知ることの大切さ」を実感します。
学習塾の仕事は、知識よりも子どもたちとの関わり方が大事だと感じています。成績を上げることはもちろんですが、ちょっとした声かけで生徒の表情が変わる瞬間がうれしいです。日々の小さな積み重ねが仕事のモチベーションになっています。

私の場合は、進路を検討している高校生に向けて、情報を届ける仕事をしていて、「人に伝える」ことの難しさと面白さを感じています。たとえば進路相談会では、短い時間でどれだけ印象に残る話ができるか。話し方ひとつで、相手の興味度合が全然ちがってきます。悩みながら試行錯誤の毎日を送っています。

第2章|NSGグループとの出会い

― 就職活動では、どんな風に会社選びをしていましたか?

私はもともと心理学を専攻していて、公認心理士の資格取得を目指して、大学院進学を考えていました。一方で、「社会を知らないまま、学びだけ進めていいのだろうか」という迷いもあって。そんなとき、新潟にいた友人から「津田に合いそうな会社があるよ!」と教えてもらい、調べたのがNSGグループでした。学習塾や専門学校、大学といった教育機関のみならず、医療・福祉・食・スポーツなど、人の生活のあらゆる領域に携わっていることを知り、「まずは現場で人と向き合う経験を積みたい」と思うようになりました。大学院に進むのは、社会経験を積んでからでもいい。そう思わせてくれたのがNSGグループでした。
私は大学進学で上京していたこともあって、最初は東京で働くつもりでした。でも、スカウトサイトでNSGグループからオファーをもらって興味を持ち、調べてみたら、もともと知っていた「学習塾の会社」とは全然違って、幅広い事業を展開していることを知り、一気に興味が深まりました。会社説明会で「専門学校の広報は学生との距離が近い」と聞いたとき、進路選択で悩んでいる高校生に、学校のリアルな魅力を自分の言葉で届けるイメージが湧いたんです。社会学で学んできた“人と人のつながり”にも通じるところがあって、心がスッと動きました。
僕は中学生の頃にNSGグループが運営する学習塾に通っていて、大学では塾講師のアルバイトもしていました。だから最初は「なんとなくは知っている会社」くらいの感覚だったんです。そんなある日、教室長から「会社説明会があるから行ってみたら」と誘われて、行ってみると、様々な事業会社があることを知って驚きました。実は就活を進めるなかで「やりたいことを1つに決めたくない」「自分の可能性を閉じたくない」という思いが強かったんです。NSGグループは事業の幅がとにかく広いから、自分の興味がこの先どこに向かっても挑戦できる。そこが大きかったですね。

― 最終的に「ここで働こう!」と決めた理由は何でしたか?

私は採用担当の方の“人柄”が大きかったです。質問にも丁寧に答えてくれるし、「やりたいことがまだ固まってなくても大丈夫だよ、一緒に考えてみよう」と言ってくれたのが心に残っています。進学と就職の間で揺れていた私にとって、その言葉はすごく安心できるものでした。
私も同じで、話を聞いてもらえる安心感がありました。“一人の人”として扱ってくれる感覚がうれしくて。「この会社なら自然体で働けるかもしれない」と思ったのは、この温かさでしたね。
その感覚、僕もわかります。事業の幅があるから将来の可能性を狭めずにいられるし、人の温かさがあるから、自分も一緒に挑戦したいと思える。会社説明会でも面接でも、すごく話しやすい空気をつくってくれたことで、「この会社の人たちと働きたい」と自然に思えました。

― 3人の話を聞いていると、共通しているのは「自分の可能性を広げられるかどうか」。未来の選択肢を閉じない環境と、人に寄り添うあたたかさが、NSGグループに導いたようですね。

第3章|入社後に感じたギャップ

― 入社してみて、どんなところに難しさを感じましたか?

私は広報とは「伝える仕事」だと思っていました。間違ってはいなかったけど、実際にはじめてわかったのは、伝える以前の壁でした。進路相談会で高校に行けば、数十人の前で話す日もあるし、逆に1対1の日もあります。そのたびに雰囲気は違うし、生徒の反応もまったく違います。真剣に聞いてくれる子もいれば、こちらをほとんど見ない子もいる。「あれ、全然響いてない…?」という空気になることも時々あります。
ああ、それはきついね。
そう。だから表情や椅子の座り方、ちょっとした視線の動きを見ながら、「この子は何が気になっているんだろう?」と探り続けることが必要で…。そこが一番のギャップでした。伝えるってこんなに難しいんだって。
そういう“空気感”ってあるよね。
SNSも同じで、たとえばTikTokを撮るときは、ただ協力を依頼しても出てくれる在学生は、なかなかいなくて。普段から廊下で話しかけたり、名前で呼びかけたりして、関係ができないと「出てもいいよ」と言ってくれるような空気はつくれないんです。“広報=発信”だと思っていたけれど、“広報=関係づくり”なんだと気づきました。
私は、そもそも「子どもたちと話したい」と思って学習塾を選んだんです。子ども自身に興味があって、気持ちを聞いたり、話しながら不安をほぐしたりしたかった。でも入社してすぐは、授業の準備、教材づくり、提出物の管理…。気づくとチャイムが鳴っていて、話しかけようと思っていた子が不安げな顔のまま帰ってしまう。そんなことが何度もありました。あの背中を見て、「どうして話せなかったんだろう…」と落ち込んだ日もあります。
わかる。最初の頃って覚えることが多くて、あっという間に時間が過ぎていく。
親御さんから真剣な相談を受けたとき、「新人の私が答えていいのか」と迷ったこともありました。でも、子どもたちの担任をしている以上、新人もベテランも関係ありません。私なりに一生懸命準備をして臨んだのですが、でも正直なところ、まだ自信が持てないままでした。
なるほど…。

僕はまったく知らない世界に入りました。DXも食の現場も経験ゼロ。行ってみると、そこにはこれまで長く続いてきたやり方があって、その現場の歴史を知らずに話すことの難しさを痛感しました。ある現場で最初にタブレット導入の提案したとき、「仕事が早くなるって言うけど、FAXの方が早いじゃないか」と言われたんです。確かに、注文書を書いて送る“その瞬間”だけ切り取るとFAXの方が早い。でも実際は、後で確認が必要だったり、仕分けに時間がかかったりして、トータルでは負担が大きいんです。便利さを言葉だけで伝えても、届くわけがありませんでした。
それってすごい気づきだね。当たり前のことだけど、相手の立場に立たないとわからないことってたくさんあるよね。
そうだね。あるとき、一生懸命に説明すればするほど、相手の表情が曇っていくのを見てハッと気がついたんです。「わかってもらおう」と思ったら、まずは自分が相手のことをわからないといけない。そこからは調理の現場や発注の流れを横で見せてもらったりして、まず“どんな景色を見て働いているのか”を知ることから始めました。
その地道さ、すごいね…。

― それぞれの現場で、想像していなかった難しさに直面したんですね。

はい。今も難しさの連続ですが、相手の興味や不安を探りながら話すことで、ふと表情が柔らぐ瞬間があります。そんなとき、「あ、届いたかもしれない」と感じます。TikTokの撮影も、普段から話している在学生ほど協力してくれる。そういう積み重ねがすごく大事なんだと思っています。
私も、生徒と話せる時間を少しずつ持てるようになってきました。短い会話でも表情が少し変わる瞬間があります。保護者対応もまだ緊張しますが、少しずつ“こうすれば伝わる”が分かってきました。
僕は、相手の現状を知ったあとに話すと、聞いてもらえる度合が全然違うと感じました。まず、「なぜこの方法が続いてきたのか」をわかったうえで話すと、やっと「じゃあ、こうしてみませんか」という提案を受け取ってもらえるようになったんです。まだまだですが、“分かり合える瞬間”が少しずつ増えてきました。
積み重ねって、大事だよね。
うん、ほんとに。

第4章|どうやって乗り越えた?

― 直面した難しさを、どのように乗り越えていったのでしょうか。

私の場合は、とにかく教育現場に足を運ぶことから始めました。授業を見学したり、学生の実習やイベントに参加したりして、「この学校ではどんな学びが行われているのか」を自分の目で確かめ続けました。毎日のように校舎を歩いていると、学生の表情の変化や、先生たちの気持ちが少しずつ見えてきて、それが進路相談会で話す内容にそのまま生きるようになりました。「憧れのホテルへの就職を本気で目指せると思えた」「インターンシップで実際の仕事を経験して自信がついた」など、在校生から聞いたリアルな声を伝えると、高校生の反応も明らかに変わりました。
なるほど。実感のある言葉は、聞く側にも伝わったんだね。
そう。SNSも同じで、TikTokの撮影をお願いしても、最初は断られることが多かったんです。でも、日頃から廊下で声をかけたり、イベントの裏側を一緒に撮影したり、小さな関わりを積み重ねるうちに、「動画に出ても大丈夫ですよ!」と言ってくれる学生が少しずつ増えていきました。そういうことの一つひとつがうれしくて。
わかるわかる。
私は、“話せる時間を自分でつくる”という意識に変えたのが大きかったです。授業準備や教材作成に追われて、「時間がない」という感覚があったのですが、それは自分の思い込みで、やろうと思えば声をかけられる瞬間はたくさんあった。教室に入ってきたとき、休み時間にノートをのぞく瞬間、授業後の「今日はどうだった?」という声かけ。そうしたマインドセットで小さな関わりを積み重ねていくと、少しずつ生徒たちの表情が柔らかくなり、向こうから「質問いいですか?」って声をかけてきてくれるようになりました。「え?わたしでいいの?」って最初は驚いたくらいです。
それはうれしいよね。
数学や理科といった専門外の質問までくるようになって。でも、「他の先生に聞いて」とは言いませんでした。相談に来てくれたことがうれしくて、どうにか応えたいと思ったんです。だから、専門外の教科も勉強を続けてみたら、だんだんと生徒たちの気持ちがわかるようになりました。
保護者さんへの対応は慣れた?
うーん、まだ自信を持って対応できている、とまでは言い切れないけれど、意識はすごく変わりました。「この子は私の生徒なんだ」と思った瞬間から、保護者対応にも自然と責任感が生まれました。もちろん迷うことも多いので、困ったときは直属の上司や同僚に相談したり、研修で知り合った他の校舎の先輩にも電話してアドバイスをもらったりして、一つひとつ乗り越えている感じです。

色んなところに相談できる人がいるのはいいよね。小田島くんは?
僕は、最初は“正しく説明しなければいけない”という気持ちが強かったんです。DXについても食の現場についても知らないことだらけで、マニュアルの内容を順番どおりに説明することが正解だと思っていました。もれなく全部をきちんと説明しないといけないと思い込んでいた。
その感覚、すごくわかる。最初はできないことにばっかり目がいってしまうんだよね。
そんなとき、上司から「小田島くん、自分の言葉で話してみていいんだよ」と言われたんです。その一言で肩の力が抜けました。資料を読み上げるのではなく、一緒に画面を見ながら、「ここを押してみてください」と操作してみてもらったら、相手の反応が明らかに違いました。「これ、便利かもね」と言ってもらえたときは、すごく手応えがありました。
相手と同じ目線に立つと、伝わり方は変わるよね。
それからは、とにかく“すぐ行く”ことを意識しました。電話やメールだけで完結させてばかりではなくて、数分でも顔を出したほうが圧倒的に話が進むこともあるし、信頼も深まるんです。急ぎの発注を一緒にやったり、デジタル以前の部分を支えると、「小田島さん、ちょっと相談いい?」と声をかけてもらえることが増えました。その積み重ねが、現場の皆さんとの距離を少しずつ縮めてくれました。

― 3人とも、悩みながらも“自分にできる行動”を積み重ねてきたんですね。

確かにそうかもしれません。授業や学内イベントを見続けることで、言葉に実感がつきました。それが高校生にも伝わるようになったと感じます。TikTokも、学校のイベントの様子などを紹介していると、学生から「見ましたよ」と声をかけられることが増えました。やっていることは、ちゃんと誰かが見てくれている。その実感がうれしい。
私も、生徒との会話が増えたことで、少しずつ距離が近づいているのを感じられるようになりました。「津田先生いいですか?」と名前を呼んで質問しに来てくれることが増えて、そのたびに「もっと応えたい」と思います。
僕は、どんなに小さくても「動くこと」が現場との距離を縮めてくれると実感しています。顔を出して、話を聞いて、一緒に考える。その繰り返しの中で、「小田島さんに頼めば大丈夫」と思ってもらえる場面が少しずつ増えてきました。まだ道の途中ですが、“わかり合える瞬間”は確実に増えています。

第5章|やりがいと手応え

― じゃあ、いま感じている「やりがい」や「手応え」について教えてください。

受験生アンケートの中に、「SNSの動画を見て、すごく楽しそうな学校だと思いました!」と書いてあったことがあったんです。こちらの思いがきちんと届いているのか不安になることもあるのですが、その一言で“ちゃんと見てくれていたんだ”と実感できました。
それは、うれしいね。
「LINEでのやりとりが丁寧で印象に残っています」と言われたこともあって、LINEの文言もちゃんと誰かの記憶に残るんだと思いました。また、学生から名前で呼んでもらえることも増えて、学校という空間のなかで、自分が少しは役に立てているという感覚もあります。
僕がやりがいを感じるのは、現場の方に「小田島さんに頼んでよかった」と言ってもらえた瞬間です。DX化やシステムの導入は、“仕組みが入ったら終わり”ではなくて、むしろ、そこからがスタートで、使う人の負担がどれだけ軽くなるかどうかが大事です。そのために何度も通って、一緒に操作して、困ったときにすぐ対応する。そういう積み重ねが信頼につながっていくのを感じます。
確かに、そこが大事だよね。
最近は、社内セミナーでの発表を任されるようになったり、自分のやってきたことが、組織の中で少しずつ意味を持ち始めている実感があります。
私は、生徒から「先生のおかげで授業が楽しくなった」と言われたときが一番うれしかった。その他にも点数が伸びて上位クラスに進んだ子や、以前より質問しに来てくれる子が増えたり、表情が明るくなっていくのを見ると、この仕事を選んでよかったなと思います。
そういうのって、モチベーションあがるよね。
授業そのものよりも、前後の短い会話や声かけが生徒の気持ちを動かすことも多くて、小さな関わりが積み重なるほど、信頼って強くなるんだと感じています。

― みなさんの話から、「成果」よりも「関係の変化」にやりがいを感じていることがよく分かります。

はい。成果ももちろん大事ですが、それだけでは見えないものの方が多いと感じています。最初はそっけなかった高校生が、話しているうちに少し体をこちらへ向けてくれたり、帰り際に小さく会釈してくれたり。SNSでも、誰が見ているか分からないまま続けていた発信に、後から「実はずっと見ていました」と言われることがあります。そういう“静かな変化”を感じられると、この仕事が人の背中をほんの少し押す役割になれているんだと思えて、すごく励みになります。
僕も同じですね。DX推進の仕事って、数字化すると「導入件数」が成果になるんですが、それだけを見ると大事なものが抜け落ちる気がします。現場で「ラクになったよ」と言ってくれたり、「困ったときは小田島さんに聞くね」と言われたり。そういう言葉の方が、自分にとってはずっと重い。現場の方々が“自分のやり方で前に進もうとしてくれている”姿を見たときに、自分が役に立てているかなと実感します。
授業もまったく同じです。テストの点数やクラスの平均点も大切だけど、その前に必ず“人の変化”があります。以前は不安そうだった子が、休み時間に自分から「先生、ここ聞いていいですか」と来てくれるようになったり、授業後に「今日はわかりやすかった!」と小さく笑ってくれたり。そういう積み重ねが、生徒の意欲につながって、結果として点数にも出ていく。だから私は、目の前の小さな変化がいちばんの手応えです。

第6章|就活生に伝えたいこと

― これからの目標やビジョンを教えてください。

今は目の前のことで精一杯の毎日ですが、これからは“教える”だけでなく“育てる”という視点をもっと大事にしたいと思っています。生徒が「自分はできるかもしれない」と思える瞬間をつくりたい。もっともっとミュニケーションを広げていきたい。「話すと少し安心できる先生」。まずはそこを目指したいですね。
私は、広報として「学校の魅力を一番リアルに伝えられる人」になりたいです。ただSNSを更新するだけではなく、授業を見たり、学生の活動を追ったりして、発信に“実感”をのせていきたい。この学校がどんな場所なのか、どんな人がいて、どんな空気が流れているのか。それを、言葉だけでなく映像や体験でも届けられる広報になりたいです。
僕は、現場とシステムの橋渡し役となる”縁の下の力持ち”として、もっと多くの人の力になりたいです。デジタルやAIの知識を深めながらも、それ以上に「この人に相談すれば前に進める」と感じてもらえる存在でいたい。相手に寄り添いながら、一緒に改善していく。そんな仕事のやり方をもっと磨いていきたいと思っています。

― 皆さん力強いですね。では最後に、就活生の皆さんへのメッセージをお願いします。

NSGグループは、とにかく“人と人との距離が近い会社”だと思います。困ったときには必ず誰かが支えてくれるし、相談すると一緒に考えてくれる。そんな安心感があります。就活生の皆さんにお伝えしたいのは、「明確なビジョンが決まっていなくても大丈夫ですよ」ということ。やりたいことがまだ決まっていないということは、いろんなことに挑戦できる“余白”でもあります。焦らずに、今の自分を大事にしてほしいです。
わたしからは「挑戦していいと言ってくれる会社」と伝えたいです。やってみたいと思えば背中を押してくれるし、うまくいかなかったときも「じゃあ次はどうしようか」と一緒に向き合ってくれます。迷うときも多いと思いますが、“心が少し動く瞬間”を大事にしてほしいです。私もその感覚を頼りに、この会社を選びました。
NSGグループは、事業の幅が広いだけじゃなく、“人の熱”で成り立っている会社です。僕が入社の決め手にしたのも、「人」でした。就活では「自分に何ができるか」を考えがちですが、「誰と働きたいか」も同じくらい大事です。不安があっても大丈夫。熱のある仲間がいる場所なら、必ず前に進めます。

― 今日はたくさんの本音を聞かせてくれてありがとうございました。
皆さんが語ってくれた「迷いながらも目の前の人に向き合う姿勢」は、とても温かく、そして力強いものでした。このクロストークが、これから社会に踏み出す学生のみなさんの背中を、そっと押すきっかけになればうれしく思います。

※所属表記・記事内容は、
取材当時の内容に基づいています。

会社説明会
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