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子育てが私の世界を広げてくれた。楽しく子育てしてもらうためにお役に立ちたい ~希望出生率2.5への取り組み~

2019.12.16 Mon

政府は子育て支援の充実に取り組み、具体的な目標を希望出生率1.8としています。NSGグループは、その政府方針に呼応し、このたび「希望出生率(※)2.5実現宣言」を表明しました。その計画と実現に向けて尽力する(株)NSGホールディングスの青木浩美さんに話を聞きました。

※希望出生率とは、若い世代における結婚・子ども数に関する希望が叶うとした場合に想定される出生率を指し、(有配偶者割合×夫婦の予定子ども数+独身者割合×独身者のうち結婚を希望する者の割合×独身者の希望子ども数)×離死別等の影響 により算出される。

 

男女雇用機会均等法以前
子どもをとるか仕事をとるかの選択に直面

大学を卒業したのは1983年。当時は女性は25歳より前に結婚するものと言われていて、4年制大学を卒業した女性は働いてもすぐ結婚退職するからということで、ほとんど新卒採用募集がなかったのです。そんな中、新潟の食品会社に何とか就職できて、自分としては結婚・出産後も仕事を続けていこうと思っていました。

でも、最初の子を妊娠した時、医師に流産の危険性があると言われ、周囲から「子どもをとるか仕事をとるか」と迫られて、退職せざるを得ない状況になってしまいました。当時は産休、育休制度も今ほど整っていない時代でしたし、長く休んで普通に復帰できるような環境ではなかったこともあります。子どもは無事生まれ、私は10年くらい子育てに専念していました。

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