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保育所併設の職場に親子で出勤! 子育てが働き方改革につながりました ~新潟医療福祉大イクメン講師インタビュー~

2019.12.23 Mon

いつか息子と酒を酌み交わすのを楽しみに
人の役に立ちたいと選んだ道を進む

髙橋先生は臨床工学技士の資格も持っています。臨床工学技士は国家資格で、透析や人工心肺など生命維持装置の操作などをして患者さんに寄り添うメディカルスタッフです。資格を取って医療機関で働きながら、修士(医科学)・博士(医学)の学位を取得し、講師として新潟医療福祉大に着任。現在は、より安全な血液浄化用カテーテル治療の研究にも取り組んでいます。この研究で国際的な賞(The23rd International Conference on Advances in Critical Care Nephrology AKI & CRRT 2018「Nurses/Allied Professionals Registration Grant」)も受賞。10月にはメディカルエンジニア育成のため講師としてミャンマーにも派遣されました。

「人の役に立ちたいと思って選んだ仕事ですが、その仕事を通じて多くの方と繋がることができ、海外貢献活動にも行くことができてありがたいと思っています。息子は私よりも国際的に活躍できるようになれたらいいですね。そういう意味では、ネイティブから英語が学べるインターナショナルこども園はとても良い環境だと思います。まあ、息子の将来は息子本人が決めていくことですが、いつか大人になった息子と飲みに行くのを楽しみに、これからも頑張っていきたいと思っています」。

〈プロフィール〉
髙橋良光(たかはし・よしみつ)
新潟医療福祉大学医療技術学部臨床技術学科講師。1980年新潟市生まれ。埼玉医科大学で修士(医科学)、新潟大学で博士(医学)を取得。埼玉医科大学病院血液浄化部、埼玉医科大学国際医療センターMEサービス部、桐蔭横浜大学医用工学部臨床工学科非常勤講師、(医)蒼龍会東松山メディカルクリニック透析室室長を経て現職。講義やゼミで学生を指導するかたわら、ダブルルーメンカテーテルに関する自らの研究・開発を進め、国際緊急援助隊医療チームや信越地域の医療機関における電波利用推進協議会などにおいて社会的な活動も展開。両親と妻、息子の5人家族。

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時代が求める「優れたQOL(Quality of Life)サポーター」を育成。保健・医療・福祉・スポーツの総合大学で「チーム医療」を学ぶ総合大学。6学部13学科があり、数々の国家資格を取得できる。臨床工学技士と臨床検査技師の両方の資格が取れるのも特徴の一つ。

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