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アメリカンフットボールを通じた地域活性化プロジェクト。 「胎内DEERS」を通じて、 ホームタウン胎内市の活性化に挑戦。

2022.11.04 Fri

NSGグループは2022年6月に東京都調布市をホームタウンとするXリーグ所属のアメリカンフットボールチーム「ディアーズ フットボール クラブ」の運営会社である、株式会社DEERS FOOTBALL CLUBの経営権を取得。それに伴い、チーム名称を「胎内DEERS」と変更し、10年以内を目安に新たなホームタウンである胎内市への完全移行を目指しています。

今後アメリカンフットボールを通じて地域の活性化にどのように繋げようとしているのか、そのプロジェクトについて、株式会社DEERS FOOTBALL CLUB代表取締役 高橋孝輔さんに伺いました。

 

ホームタウンを東京から胎内市への移行準備を開始

― 株式会社DEERS FOOTBALL CLUBを運営するに至った経緯を教えてください。

 

高橋 NSGグループを歴史あるDEERSの運営を継承する企業として候補に挙げていただき、2021年から協議を始め、2022年の6月に発表に至りました。私自身がアメリカンフットボールを学生時代からやっていて、いつかアメリカンフットボールチームの経営に関わりたいという夢がありました。その想いを胸に、2015年に創設された開志国際高校アメリカンフットボール部の活動にも携わらせていただきました。その際に協会関係者の方々が開志国際高校アメフト部に視察にいらっしゃった際に、新潟でアメリカンフットボールを活性化させたいという夢をお話ししたことが、今に繋がっていると思います。

 

― どのような理由から胎内市を拠点にしようと考えたのですか?

高橋 まず、そこが既にプロスポーツチームが根付いている自治体ではないことが条件でした。また胎内市にはNSGグループの開志国際高校や新潟食料農業大学などがあることで地域との関係性が築けていたことも大きなポイントです。さらに胎内市はアメリカのカーボンデールという都市と姉妹提携を結んでおり、その都市にある南イリノイ大学のアメリカンフットボール部は強豪で、将来、アメリカンフットボールを通じて深い国際交流ができるのではないかという考えもありました。

 

―このプロジェクトを聞いた胎内市の方の反応は?

高橋 最初は突然の話で驚いたようですが、胎内市の皆さんは、新しいことにチャレンジしたい方がたくさんいらっしゃるので前向きに話を聞いていただいています。胎内市に当社の事務所も開設したので、今後さらに行政機関との強い関係性を作っていきたいですし、地域の団体との連携も始めているところです。

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