ＮＳＧグループの新潟ビジネス専門学校では、セルフメディケーションについて学ぶ授業を行っています。セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と世界保健機関（WHO）は定義しています。国民の生活を守るための医療費削減や節税にも繋がる知識です。[i]

この学びから学生は、自らの体調に異変を感じた際や負傷時に、異変の原因や必要な薬の成分を自身で判断し、軽症であれば医療機関に受診することなく、ドラッグストアやコンビニエンスストア等で購入する薬を選択することができるようになります。

知識習得の確認として、2022年6月5日に実施された特定非営利活動法人日本セルフケア支援薬剤師センター主催　薬学検定試験[ii]　３級受験に臨み、医療秘書・事務学科および医薬品・登録販売者学科の学生11名は全員合格でした。

【合格した学生の声】

・調剤薬局実習において、薬の検品をして充填する際に薬の名前を知っているか知らないかで速さが変わると感じた。だいたい似ている種類ごとで分けられていたため、スムーズに作業ができ、就職後もいかせる知識をつけることができたと思う。

・薬の効果や飲み合わせでの効果や作用が分かるので、自分が薬を購入するときに役に立つ知識を学べることができ良かった。

・事前に副作用を学んでおくことで、自分が薬を飲む時に気を付けるべきことを思い出すことができた。

・服用方法について、今まで間違って行っていたこともあった。家族や友人にもアドバイスができるようになるし、実際に薬局で働いた時には絶対に必要な知識だと感じた

【薬学検定試験について】（http://www.yakugaku.or.jp/yakken/concept.htmlより抜粋）

薬学検定試験は、薬学を中心とした知識レベルを、一定の基準で以って、客観的に評価する試験です。

「薬学検定試験」は、国民の「セルフケア」、「セルフメディケーション」を、薬剤師・医師・看護師・管理栄養士など医療従事者からサポートすることを目的としています。

[ii] （薬学検定：http://www.yakugaku.or.jp/yakken/concept.html参照）

[1] （厚生労働省：https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124853.htmlより引用）

セルフメディケーション税制（特定の医薬品購入額の所得控除制度）について

セルフメディケーション税制（特定の医薬品購入額の所得控除制度）は、医療費控除の特例として、健康の維持増進及び疾病の予防への取組として一定の取組を行う個人が、平成29年１月１日以降に、スイッチＯＴＣ医薬品（要指導医薬品及び一般用医薬品のうち、医療用から転用された医薬品）を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができるものです。

学校法人　国際総合学園
NBC新潟ビジネス専門学校　　　　　
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代表者名： 学校長　渡辺敏彦　         
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