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学びを深め、つながりを生み出す、「NSGグループ あたご交流会」開催中。
「NSGグループ あたご交流会」は、NSGグループ内における交流促進、並びに最新の情報・知見などのキャッチアップ及び共有を図ることを目的に、2022年5月にスタート。これまでさまざまなジャンルの講演を行い、11月の開催で7回目を迎えました。
あらためてどのような趣旨で会を立ち上げたのか、あたご交流会による成果、今後の展望などについて、交流会の事務局を務める(株)NSGホールディングス総務本部の川原 健さんに伺いました。
法人の枠を超えた新しい交流と学びの場をつくる。
― 「NSGグループ あたご交流会」とは、どのような会なのでしょうか。
川原 NSGグループ内の法人から講師を選出して、現在の取り組みやこれからチャレンジしたいことをテーマに講演を行ってもらっています。例えば直近の11月に行われた会では、株式会社サーティファイ代表取締役 瀧澤 茂社長を講師に、「Reborn as an IT company 創業40 年 第二創業期のチャレンジ」をテーマに、デジタルトランスフォーメーションへの取り組みとイノベーションへのチャレンジについて事例、課題を踏まえて解説してもらいました。また、もう一人の講師として、新潟ビール醸造株式会社代表取締役 浅野重幸社長より「変化を取り込む働き方」をテーマに、13年間学習塾業界に従事して多くの小中学生の教育指導、受験指導に関わった元塾講師が、なぜビールメーカー会社の社長になっているのか?業界の変化、既知概念の変化、大きな変化がある中で、なぜ楽しそうに仕事ができているのかを講演してもらいました。
他にも、参加者が講演内容を受けてのグループディスカッションを行って発表したり、池田祥護代表と講師のトークセッションの時間を設けたりもしています。2023年度からは懇親会も行っています。
― この会の狙いは?
川原 まずはNSGグループ内での相互理解の深化や人脈形成、繋がりの構築、法人間連携の促進などです。この会がそれらのきっかけとなれればと思っています。またNSGグループには100を超える法人があり、多様な分野で事業活動を行っておりますので、他法人でどのような取り組みをしているかを知ることで、自社の事業とのコラボレーションを考えてもらう。そのようなグループシナジーの創出も目的としています。
― 「NSGグループ あたご交流会」の名前の由来は?
川原 古町愛宕神社の境内の一角に校舎を設け、開始した教育事業がNSGグループの発祥であることを踏まえて「あたご」と名付けられました。またNSGグループは年間を通して2か月に1回の割合で各種イベントを実施していますが、当会は特に幅広い社員・職員の、まさに“交流の場”となれればと考え「交流会」としています。
― どのような方が参加対象となる交流会なのでしょうか?
川原 参加対象者はNSGグループ法人の全社員・職員です。横の繋がりを構築したい方や異なる事業分野の法人間での繋がりを持ちたい方、業務遂行におけるヒントを得たい方に役職問わず参加していただける会です。参加は自主的なものですが、会場参加とオンライン参加、アーカイブ視聴を合わせ毎回100名を超える方から参加があります。
多彩な講師による講演と法人を跨いだ交流で、深い学びを。
― 講師はどのように選出しているのでしょうか。
川原 2022年度はNSGグループ法人間での連携・交流をより促進するために、様々な事業部門の執行役員8名が講師を務めました。2023年度は参加者からのアンケートを参考に、社会的に課題となっている人材確保やデジタル活用、NSGグループとして特に大切にしているチャレンジングな姿勢や国際的視点等を踏まえながら総合的に判断して、講師を選出しています。
― 参加された方々の反応を教えてください。
川原 「明日すぐにでも自分の業務に生かせる話が聞けた」、「刺激をもらって活力になった」など、前向きな感想を多数いただいています。またコロナ禍には控えておりましたが、2023年5月以降からはグループディスカッションや懇親会を行っています。「他法人の方と交流することができ人脈が広がった」、「講演内容について議論できたのでより深く学べた」という声も増えました。
各法人の有志が立候補しての企画・運営。
― 運営メンバーはどのように決まったのでしょうか。
川原 NSGホールディングスの総務本部が事務局を担っていますが、運営委員会のメンバーはNSGグループ各法人からの有志で立候補した社員・職員が務め、会の企画にはじまり、当日の受付、司会進行などを担当してもらっています。メンバーからは「やりたいと手を挙げたらNSGグループ規模の大きなイベントにも携わることができて嬉しい」との声も上がっていますし、「NSGグループ内の他法人に仲間ができた」、「司会などを務めてNSGグループ法人内で顔が売れて、あの時の!と声をかけられたりすることもあった」など、日頃の業務の役にも立っているようです。
― 運営において意識していることはありますか。
川原 やはり「交流会」だけあって、参加者が交流を図れるように気を付けています。また、どうすればより多くの方々が参加できるかなど、運営メンバーとアイデアを出し合い、改善を積み重ねながら運営しています。
NSGグループの次世代を担う幅広い層の交流の場にしたい。
― あたご交流会を運営してきて、どのような効果が感じられますか。
川原 参加者のアンケートで「NSGグループはどんどん新規事業に取り組んでいるので、こんなことにも取り組んでいるのかと刺激になった」という感想が多く、相互理解の機会になっていると感じています。そうして知ることによって、法人間のグループシナジーを生むことにつながればと思っています。
さらにグループディスカッションによる議論を行うことで、交流した個人間でも繋がりが生まれるため、その後のNSGグループ内連携が効率よく図られていくと期待しています。
― 今後の展望を聞かせてください。
川原 あたご交流会を、次世代を担う若手を含む幅広い層に、交流の場としてさらに活用してもらえるようにしたいと考えています。コロナ禍以前にも交流イベントを行っていましたが、積極的に参加していたメンバーは現在NSGグループの様々なポジションで活躍しています。他法人との連携の場面もあり、イベントで得た人脈は、その後の様々な場面で効率的かつ深いコミュニケーション基盤となり得ます。ウィズコロナ・アフターコロナの時代到来を踏まえ、新たに立ち上げた「NSGグループ あたご交流会」が、NSGグループ内の繋がりの構築に寄与できるよう、引き続き奮闘してまいります。
(株)NSGホールディングス総務本部 「NSGグループ あたご交流会」
〒951-8065新潟県新潟市中央区東堀通1番町494-3
TEL:025-210-8577 FAX:025-365-1560
EMAIL:somuhonbu@nsg.gr.jp
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