株式会社NSGソシアルサポート 樋口督水さん – VOICE インタビューサイト

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障がい者が
生き生きと働きやすい
環境づくりを

樋口 督水
株式会社NSGソシアルサポート
代表取締役社長

障がい者福祉の分野で起業 まだまだ経営は初心者かもしれないが 熱意だけは誰にも負けない

PROFILE
樋口 督水
株式会社NSGソシアルサポート 代表取締役社長
大学在学中に1年間スリランカでのボランティア活動に参加。卒業後、貿易関係の会社に入社。出産を機に新潟に帰郷。2009年、NSGグループの社会福祉法人愛宕福祉会に入職。
者就労支援センタードリームの開設準備から携わる。2012年にはデイアクティビティセンターはろはろを立ち上げる。2013年には新潟市から委託を受けた障がい者就業支援センターこあサポートの管理者となる。2019年、事業創造大学院大学 修了。2020年、NSGグループの特例子会社として株式会社NSGソシアルサポートを起業。障がいがある人達の個性を生かせる職場環境を提供し、雇用促進と社会貢献の実現を目指している。
留学先のスリランカで、福祉に興味を持ち帰国。
出産を機に新潟へ戻り、障がい者支援の道を歩み出す。
育児に励みながらも施設を立ち上げ、管理者を務め経験を重ねる。
経営学修得のために大学院へ入学、そして意を決して起業。
目指すは障がい者が生き生きと働きやすい環境づくり。
経営者としては初心者だが、熱意だけは誰にも負けない。
そんな樋口さんが考える、その先のステージとは?

障がい者に働く環境を ~ 生涯の仕事との出会い

福祉の道に進むきっかけは何ですか?

大学在学中、国際支援や開発の方面に進みたくてスリランカに留学しました。その時、現地の福祉の実情を目の当たりにして、そこで刺激を受けました。でも、自分は日本に住んでいるのに日本の福祉の事を全く知らないと。福祉に関心を持つようになったのはその時の経験が大きいと思います。

大学卒業後は福祉の道へ?

福祉に関心はありましたが、大学卒業後は東京で貿易関連の会社に就職しました。それから何年かして結婚して、出産を機に新潟にUターン。その後、学生時代から興味があった障がい者の福祉作業所に勤務する機会があり、それが福祉分野の第一歩でした。そこは障がい者の方が生き生きと働くことより、一日決まった時間を健やかに過ごすことを主な目的にしていました。しかしある時、受けた封入作業の仕事で定時に終わらない日が出てきました。スタッフが「私たちがやるから帰っていいよ」と言ったのですが、作業所の利用者さん達は『僕たちの仕事だから自分たちが残ってやる』と。それまでは、1時間で5・6枚しか封入できなかったのが、それ以降、何10枚もできるようになっていきました。そんな成長する姿を目にし、彼らの働く環境を整え、活き活きと輝ける仕事を提供する就労支援の仕事をしたい、と思うようになりました。

育児と両立しながら、福祉の現場で経験を重ねる

NSGグループに入ったきっかけは?

障がい者の就労支援ができる職場を探していた時に、NSGグループの愛宕福祉会が施設を立ち上げるという話を聞き、面接を受けました。入職後は障がい者就労支援センターで、資格取得やスキルアップのための訓練プログラムの策定や直接支援をしました。その後、障がい者の就労手前の支援や生産活動(農園芸・内職作業・清掃作業・洗濯作業)を行なう施設の立ち上げに参加。入職して5年ぐらいの間に、様々な経験を積むことができました。

新規事業の立ち上げも経験されたそうですね。

障がい者の相談支援をやりたいと思っていたところ、新潟市からの公募がありました。その時私は、2人目の子どもを出産したばかりで、しばらくは育児に専念する予定でしたが、どうしてもその公募の企画提出に参加したいと思ってしまったんです。上司に相談したところ私の希望を優先してくれて、例えば子どもを連れて会議に参加する事を認めてくれたり、柔軟な対応でプロジェクトに参加させてもらいました。そして、上司と相談しながら立案した事業計画で応募し、事業を受託。「こあサポート」という相談事業所を立ち上げ、その後管理者を務めさせてもらいました。

大学院で経営学を学び、思いきって起業にチャレンジ

その後起業されるに至りましたが、どんな経緯で?

就労支援センターで働いていた当時、外部の企業様にお邪魔することが多くありました。その時、福祉施設のマネジメントを経験する中で、一般企業も含めた経営についてしっかりと学びたいと決意。NSGグループの事業創造大学院大学に通いたい旨を上司に伝えると、快く推薦していただきました。大学院で経営学を学びながら自分が実現したいと考えていた事業が、いまの特例子会社です。事業計画を立てて先生にブラッシュアップしてもらいながら進めていました。その年「女性起業家育成塾」という企画があり、その発表会で、NSGグループの池田会長や池田代表にプレゼンする機会があり、幸運にも目に留めてもらいました。その後、NSGグループの各所から様々な助言を経て今の特例子会社の設立に至りました。“チャレンジしたい”という熱意だけは誰にも負けないくらい持っていましたので、その辺も評価していただいたのではないでしょうか。

特例子会社とは何ですか?

障がいのある人の雇用促進、雇用の安定を図るために設立された会社です。特例子会社としての認定を厚生労働大臣から受けるためには、障害者手帳を持っている社員が5人以上、職員全体に占める障害者割合が20%以上など、いくつかの条件を満たさなければなりません。現在当社では、社員15名中10名が障がいがああります。NSGグループの特例子会社なので、まずはグループ内での仕事を請け負い、雇用を進め、障がいがある方がカッコよく働いている姿をいろんな方に見てもらいたいですね。就労訓練も行っていますが、NSGグループにはいろんな会社があり多彩な職種があるので、訓練生は様々な職業体験ができます。それがNSGグループにできた特例子会社の強みにもなると思っていますし、私が社名に「NSG」を付けたいと希望した理由の一つです。

起業して1年。現状はいかがですか?

まだまだこれからの会社ですが、ビジョンが少しずつですが形になってきているかなと感じる事もあります。その一つが就労移行というサービス。在宅就労をひとつの働き方とし進めたいと思っていましたが、在宅訓練をする場が新潟市にはほとんどありませんでした。そこで外に出るのが難しいという方のためにオンラインで訓練を実施。これがきっかけになり仕事に結びつけばと思います。

誰もが働きやすい会社の、モデルづくりを目指して

企業からはどんな仕事の依頼がありますか?

職種は様々ですが、東京の大手企業から事務や経理の仕事の依頼を受け、在宅で行なうケースが多いです。正社員として働いている方もいます。今まで社会と接点をもてなかった方が、訓練をして社会に巣立っていく姿を見るたびに、起業してよかったと思いますね。

今の課題は何ですか?

やっぱり経営です。障がい者支援は好きでずっとやってきたことなので苦になりませんが、障がい者の特性を活かしながら、いかにして収支をプラスにするかが大変です。そのためには各部門ともバランスよく利益が出るようにしなければいけません。課題は多くありまが、一人で頑張り過ぎず、スタッフの皆さんと力を合わせて一歩一歩前へ進んでいきたいですね。

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