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新潟のチアダンスを“本物の舞台”へ~17回目を迎えるスクールフェスティバル。
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アルビレックスチアリーダーズが展開するスクール事業では、2003年の開校以来、新潟県内19教室・約840人の子どもたちにチアダンスを指導してきました。年に一度開催される「スクールフェスティバル」は、日々の応援活動とは異なり、スクール生一人ひとりが主役となって1年間の成長を発表する特別な舞台です。
アルビレックスチアリーダーズを運営する株式会社アイ・シー・オースポーツマーケティングのスクールディレクター・五十嵐瑞穂さんに、スクール事業の歩みや指導に込める想い、そして17回目を迎えるスクールフェスティバルが子どもたちにもたらす価値について伺いました。

スクール事業の歩み~23年で広がったチアの学び。
― スクール事業に関わるようになったきっかけを教えてください。
五十嵐 アルビレックスチアリーダーズのスクールは、2003年にスタートしました。当時、私はアルビレックスチアリーダーズのメンバーとして活動していたのですが、「スクールを立ち上げるので関わってみないか」と声をかけていただきました。以来この事業に携り、現在はスクールディレクターを務めています。
― スクール事業はどう形づくられたのでしょうか。
五十嵐 もともとのアルビ専属のチアチームを「トップチーム」と位置づけ、スクールを土台に、育成の道筋をつくる構想があったそうです。まずスクールが立ち上がり、そこから2年後に、「もっとステップアップしたい」という子どもたちの声に応える形で「ジュニアチアリーダーズ」が誕生しました。セレクションやオーディションを経て、スクールからジュニア、そしてトップチームへ。ピラミッド型の流れが形づくられていきました。

― 現在の生徒数や教室数を教えてください。
五十嵐 現在、スクール全体での生徒数は約840名です。10拠点ありますが、フラッグコースなども含めると、全部で19教室を展開しています。北は胎内市、南は上越市まで、新潟県内の各地域にスクールが広がっています。23年目を迎え、これだけ多くの子どもたちが通ってくれていることは、運営としてもありがたいですね。

19教室に840人が集う理由と、チアスピリットを育む指導。
― 少子化の中でも選ばれている理由をどう見ていますか。
五十嵐 新潟という地域性もあると思いますが、保護者の方からよく聞く魅力としては、Jリーグの試合会場でプロの選手を応援できる機会や、Bリーグ、NPBイースタン・リーグなど、さまざまなプロスポーツの舞台でパフォーマンスを披露できる機会があることです。大きなスタジアムやアリーナで、多くの観客の前に立つ経験は、子どもたちにとって特別なもので、心の成長にもつながります。「本物の舞台」がある。それが選んでもらっている理由の一つだと感じています。
― 講師陣の人数や構成はどのようになっていますか。
五十嵐 現在、講師は10名ほど在籍しています。講師の多くは、アルビレックスチアリーダーズの卒業生や、ジュニアチアリーダーズ出身者です。トップチームには進まなかったけれど、スクール講師として子どもたちを支えてくれているスタッフもたくさんいます。また、アルビチア経験者ではありませんが、ダンス経験があり、研修を受けた認定講師も在籍しています。
― 指導で大切にしていることを教えてください。
五十嵐 一番大切にしているのは、「チアスピリット」です。ダンスの技術はもちろんですが、それ以上に、思いやりの気持ちやボランティア精神、リーダーシップといった内面の成長も育てたいと考えています。レッスンでは、「一人で踊っているわけじゃないよ」「仲間と一緒に一つのものをつくるんだよ」と声をかけながら、自然と身につくように指導しています。あいさつ当番を設け、みんなの前に立つ機会を作ることも、成長につながっていると感じます。

一年の成長を舞台で示す、スクールフェスティバル。
― スクールフェスティバルはいつから始まりましたか。
五十嵐 スクールフェスティバルは2010年に始まり、今年で17回目を迎えます。毎年2月に開催しており、スクール事業の中でも大きな節目のイベントです。今年は2月21日・22日の2日間にわたって開催し、総数733名の子どもたちが参加して盛り上がりました。観客も保護者の方を中心に2197名が足を運んでくださいました。

― スタジアムなどでの応援とスクールフェスティバルは、何が違いますか。
五十嵐 年に一度、スクール生が一堂に会し、1年間の集大成を発表する場です。サッカーやバスケットボールの試合会場で行うチアは、「選手やチームを応援する」ことが目的ですが、スクールフェスティバルは違います。この日は、子どもたち自身が主役。自分たちのための発表会として、日頃の練習の成果をステージで披露し、日頃支えてくださっている保護者の皆さまへ感謝の気持ちを伝えます。だから、特別な一日なのです。
― フェスティバルに向けた練習は、いつから始まりますか。
五十嵐 夏頃から講師たちが楽曲を選び始め、早いクラスは秋には振り付けに入ります。年内にほとんどのクラスで振り付けが完成し、1月の全体リハーサル後は踊り込みを重ねて本番へ。クラスの人数はさまざまですが、多いクラスでは20名ほどになることもあります。幼稚園生のクラスは合同で編成することもあり、全体を見ながら早い段階でグループ分けを行っています。

達成感が次の夢につながる、フェスティバルの力。
― フェスティバル当日、子どもたちはどんな様子ですか。
五十嵐 出演前は、とても緊張しています。でも、踊り終わった後の表情は本当に良くて、「やり切った」という達成感が伝わってきます。照明や演出も、普段の試合会場とは違い、ステージならでは。他のクラスや、年上のクラスのパフォーマンスを見ることで、「自分もあんなふうになりたい」と次の目標が見えるのも、このフェスティバルの価値だと思います。
― 「このイベントをやって良かった」と感じる瞬間は。
五十嵐 正直、準備は大変です。でも、子どもたちの表情を見ると、その苦労が報われます。「緊張したけど楽しかった」「少し失敗したけど笑顔で踊れた」。そんな言葉を聞くと、この経験が確実に子どもたちの力になっていると感じます。保護者の方にとっても、わが子の成長を実感できる機会になっているのではないでしょうか。
― スクール事業全体として、今後目指していきたいことは。
五十嵐 これからも、新潟を盛り上げていきたいという思いは変わりません。チアダンスを通して、新潟の子どもたちに夢や目標を持つきっかけを届け、地域を元気にしていけたら。会社としては、拠点を増やす方針もあり、将来的にはもう一つ、自社スタジオのような場所を持つことも検討しています。スクールフェスティバルも含め、子どもたちが成長を実感できる場を、これからも大切にしていきたいですね。

アルビレックスチアリーダーズ
サッカー「アルビレックス新潟」、バスケットボール 「新潟アルビレックスBB」、野球「オイシックス新潟アルビレックスBC」のオフィシャルチアリーダーズとして各アルビレックスのプロモーションや新潟県内外でのイベント出演、子どもたちへチアダンスの普及や施設訪問でのボランティアなど、地域に根ざした活動で “新潟から全国へ”笑顔と元気を届けています。
〒950-0916 新潟市中央区米山2-7-4ITPケヤキビル3F
TEL:025-246-8857 FAX:025-249-0808
https://www.albirex-cheerleaders.com/
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