お客さまニーズを反映したおむすびやお弁当の数々。 (株)和僑商店「銀座十石 丸ビル店」好評営業中!

2023.11.22 Wed

おむすび屋の運営と弁当の宅配を主力とした米飯事業を展開する株式会社和僑商店(店舗名:銀座十石)。用途に合わせたお好みのお弁当を用意しており、早朝の撮影やロケ用におむすびのお弁当はタレント様にも大変ご好評いただいています。店舗は銀座松屋、日本橋三越本店などの百貨店内など5店舗に加え、東京駅に隣接する丸ビルに店舗を開設。周辺のオフィスに勤める会社員を中心に、おむすびやお弁当、お惣菜などをお買い求めになる多くのお客さまで賑わっています。

丸ビルに出店してからの状況や銀座十石の他店舗と違った店頭での演出の違い、商品開発などについて株式会社和僑商店 銀座十石 代表取締役社長 大日方 聡さんに伺いました。また商品に対するこだわりや今後の展望などについても合わせてお聞きしました。

 

おむすびを柱に、お客さまのニーズに合わせて商品構成をブラッシュアップ。

― 銀座十石の店舗での商品の見せ方、作り方でこだわっていることは?

大日方 銀座十石のこだわりとして、全店舗におむすび一つひとつに説明文を付けています。食材の産地やこだわっているポイントなどですが、丸ビルのお店に初めて訪れたお客さんは、それを見て驚かれていますね。また当店のおむすびは、空気の含み方にこだわっています。「一度も握らず、海苔でそっと包むだけ」。そんな握らないおむすびは、独特な食感を実現しました。お客さまは女性が多いので、サイズも小さめに。口を開けて無理なく食べられると好評をいただいています。

― 店舗ごとにイメージや商品の打ち出し方は違うのでしょうか?

大日方 商品の柱は、おむすび。それに変わりはありません。しかし場所や出店する施設によって違います。丸ビルの場合は開店して半年でガラッと品揃えを変えました。出店が百貨店の場合は、同じフロアに専門店があるため、どうしてもおむすびや漬け魚など私たちの得意分野に特化する必要があります。丸ビルはそういう制限やお店の数も限られていて選択肢も少ないので、お客さまの反応や会話を通してニーズを見極め、お応えできるようにと商品開発を続けています。言い方を変えれば、「お客さまに作っていただいた」。そんな感じかもしれませんね。

 

― 東京駅に隣接した丸ビルに出店されましたが反響はいかがでしょうか。

大日方 おかげさまで、お昼どきはレジに行列ができるほどです。今までは主に百貨店に出店してきたので、丸ビルのような商業施設は初めて。一度お買い上げになったお客さまが同僚の方を連れてこられて、リピーターになってくださるお客様もいらっしゃいます。それに比例して仕事帰りに買われるお惣菜を購入するお客様もいらっしゃいます。試作を繰り返しながら、より満足していただけるように調整を繰り返しているところです。

 

スピード感を持った商品開発で、お弁当の新ジャンルを開拓。

― これまで銀座十石の商品は何を基に開発されてきたのですか?

大日方 お客様の声です。過去に「トウモロコシのおむすびが食べたい」とおっしゃったお客様がいらっしゃいました。それを聞いた翌日に商品を作り店頭に並べました。プライスカードに「○○様お待たせしました」とご要望をいただいたお客様の名前を書いて。そうしたら、とても喜んでいただき、プライスカードを記念に持って帰られたほどでした。今では夏の人気商品になりました。この例のように、スピード感を持って、お客様のご意見を反映させて商品開発に取り組んでいます。

 

― やはりスピード感は大切ですね。

大日方 そうですね。やりたいと思ったら即行動に移すタイプなので、周りのスタッフは戸惑うことが多いようですね(笑)。その一例が、「海苔弁当」。絶対売れる!とひらめいて商品化したのですが、発売当初はまったく反応はなく、1日2・3個売るのがやっと。しかし一人の常連さんが「こんなに美味しい海苔弁はない。人気店と比べものにならないくらいだよ」とおっしゃっていただいて。その言葉を励みに改良を重ねて、今では全店舗で毎日100食以上売れる人気商品になりました。

― 「海苔弁」はどのような改良を施したのですか?

大日方 上に乗っている海苔は食べようとしたら1枚全部が取れることがあります。お客さま目線で考えたら、それは嫌なところだと思うのです。そこで手間はかかりますが、海苔を細かく刻んで乗せました。またこれも手間がかかることですが、ご飯の間に海苔を挟んで2段にして、さらに明太子と鰹節を入れました。「箸を進めるごとに楽しく、最後の一口まで味わえ、また明日も食べたくなる」。そんな海苔弁を目指しました。おむすびだけでは実現できなかった新機軸を開発できたことは、営業的にも大きかったですね。

 

社長自ら店頭に立ち、お客さまとの会話をヒントに商品開発にあたる。

― 社長に就任されてから、心境の変化はありますでしょうか?

大日方 アルバイトから社員となり15年間店舗で働き、2018年に社長に就任しました。現時点では新しいことにチャレンジすると言うより、常連さんに支えられているお店なので、来店するたびに何か楽しい気持ちになるようなお店にしたいと思っています。その実現のためには、あんまり奇をてらった企画ではなく、お客さまに寄り添い、求めているものは何かを日々考えています。

― 現場から社長になって、仕事の内容は変わりましたか?

大日方 そんなに変わっていません。基本的に私は現場が全てだと思っているタイプなので、毎日店頭に立っています。お客さまの顔を見て接客して話をすることが好きなのでしょうね。それに商品開発のヒントもいただけますから。だからデスクワークでの、いわゆる社長業は勉強中です(笑)。

 

― 企業のトップとして、モットーにしていることは何ですか?

大日方 「目の前のお客さまに全力を」。その気持ちを大切にしています。百貨店や丸ビルのような大規模な施設に出店していると、競合店は商品開発部があるような大手ばかり。綿密なリサーチをした上での商品開発になるので、新商品の発売には何か月も掛かるようです。その点、当社は小回りがきく規模なので、大手にはできない商品開発をはじめ、何事においてもスピード感を大切にしながら業務を進めています。

 

NSGグループの食品会社と連携して、さらなる品質の向上を目指す。

― おむすびを作る上で、素材にはこだわりが?

大日方 新潟だから使うということではなく、当店のおむすびに合うものを選んでいます。とっても合うお米に出会いました。「新潟米 新之助」です。本当にびっくりするぐらい美味しいお米で、粒が大きくて粘り気があるので、当店のふんわりしたおむすびを表現するには最適。食べると口の中でホロっとほどけて甘みがあって、しかも冷めてもかなり美味しい。さすがは米どころ新潟のお米ですね。

―食材で、NSGグループの会社との連携はありますか?

大日方 はい。鮭をはじめとした漬け魚は小川屋から、漬け魚に麹を使う場合は古町糀製造所、味噌や漬物は峰村醸造、料理酒は今代司酒造と、NSGのグループ会社から仕入れをしています。それらを使うのはグループ企業だからではなく、本当においしいものを作っているから。同じグループに信頼できる食材会社があることは本当に心強いですね。

 

― 新しいチャレンジとして新店舗の予定はありますか?

大日方 注目度の高い丸ビルに出店させていただいた影響か、出店依頼を頂くことが多くなりました。新店舗を出すことは大変ですが、これだけ喜んで頂いているお客さまを見てしまうと前向きに考えますね。それにお応えするためにも、内部の組織体制をさらに固めて働きやすい環境を整えていきたいと思います。どのエリアでもお客様に寄り添ったお店であり続けたいですね。

株式会社和僑商店
〒951-8063 新潟県新潟市中央区古町通2番町533番地
TEL:025-250-5389 / FAX:025-228-6571
http://10kkoku.com

おむすび屋の運営と弁当の宅配を主力とした米飯事業を展開。銀座十石とふれあう全ての人々に美味しいおむすびと美味しいお弁当を通じ驚きと感動をあたえ笑顔を創造することがモットーです。フィールドは、「米」と「発酵」。全国各地の厳選された食材を、おむすびというかたちで、銀座から多くの人に届けています。また、グループ会社の発酵調味料を使用した商品も展開し、発酵・醸造の魅力の発信にも力を入れています。

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