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留学生と地域をつなぐ国際交流。清掃活動から生まれた新たな接点
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開志創造大学は、2026年4月に「情報デザイン学部」と「博士後期課程」を新設し、「事業創造大学院大学」から名称を変更しました。今回初開催した「やすらぎ堤クリーンアクション」には、同大学院で学ぶ留学生を中心に、他大学の学生、教職員、地域・企業関係者など約80名が参加。清掃活動とBBQ懇親会を通じて、国籍や所属を越えた交流が生まれました。企画した大学院学務課の小熊さん、大学院入試広報課の松田さんに、開催背景や当日の様子、今後の展望について話を聞きました。

留学生が地域とつながる機会をつくりたい
― 今回、「やすらぎ堤クリーンアクション」を企画した背景を教えてください。
小熊 本学はこれまで、ボウリング大会やお花見、笹団子づくりなど、学生同士の交流イベントをしてきました。
今回は、学生同士の交流だけでなく、地域とも関われる機会をつくりたいと考えました。清掃活動は地域に貢献できるだけでなく、多文化交流や日本文化に触れる機会にもなります。これまでとは違った形で新たなつながりが生まれることを期待して企画を立ち上げました。
松田 留学生には多くの人と交流しながら、充実した学生生活を送ってほしいと考えています。その中で新潟を好きになり、将来的に新潟でインターンシップや就職を考える学生が増えたらうれしいですし、卒業後も新潟に残って活躍してくれる人が増えていくことにも期待しています。

清掃活動を「交流の場」に変える工夫
―当日はどのような内容で実施し、交流を生むためにどのような工夫をされたのでしょうか。
小熊 第一部の清掃活動には、10カ国から約80名が参加しました。中心となったのは、本学大学院で学ぶ留学生です。そこに他大学の学生や教職員、地域・企業関係者も加わり、8チームに分かれてやすらぎ堤エリアで清掃に取り組みました。
清掃活動を選んだのは、誰でも参加しやすく、自然と会話が生まれるのではないかと考えたからです。
特に意識したのは、同じ大学や同じ国の人だけで固まらないようにすることです。そのため、教職員も各チームに入り、できるだけ自然に交流が生まれるようにしました。
また、清掃活動中にチーム名を決めたり、拾ったゴミの種類ごとにポイントを付与するなど、ゲーム感覚で楽しめる工夫も取り入れました。第一部の閉会式では結果発表を行い、優勝チームには協賛企業ブランドからのプレゼントが贈られました。
松田 清掃活動という共通の目的に加えて、チームで協力する仕組みがあったことで、初対面同士でも会話が生まれていたと思います。活動後のBBQ懇親会でも会話が弾み、食事を囲みながら学生たちが笑顔で過ごす姿が印象的でした。何かを一緒にすることで、自然とつながりが生まれていく。そこが今回の取り組みの良さだったと感じています。

地域・企業との接点を、将来の学びやキャリアへ
―地域や企業にも協力を呼びかけたと伺いました。どのような狙いがあったのでしょうか。
小熊 今回の活動を、地域の方々や企業とつながる機会をつくりたいという思いがありました。今後、地域のイベントや活動に参加する際のきっかけになればと考えています。
また、地域や企業とのかかわりが広がることで、学生にとって新たな学びや経験につながる可能性もあります。まずはお互いの顔が見える関係を築くことが大切だと考え、自治体や企業、各種団体の皆さまに協力を呼びかけました。
その結果、新潟県や新潟市をはじめ、県内の他大学、企業・団体から協賛、協力をいただきながら実施することができました。
松田 本学の学生や修了生の中には、アルバイトをきっかけに地域企業とのかかわりを深めている人もいます。そうした関係が広がることで、学生にとっても地域にとっても、新たな交流や学びの機会が生まれるのではないかと期待しています。
留学生にとっても、地域企業を知ることは、新潟でのインターンシップや就職を考えるうえでも大切です。今回の活動が、その第一歩になればと考えています。

「また参加したい」の声が示した、交流の手応え
―活動を終えて、印象に残っている学生の様子はありますか。
小熊さん 学生同士が連絡先交換している姿が、とても印象に残っています。企画する側は交流の場をつくることはできますが、その後に関係が続くかどうかは学生たち次第です。実際に連絡先を交換したり話したりする様子を見て、企画して良かったと感じました。
留学生からは「地域の環境について考える貴重な時間になった」「日本語をたくさん話せて楽しかった」といった感想も聞かれました。他大学の学生からも「次回も参加したい」と声をかけてもらい、参加した皆さんにとって前向きな経験になったのではないかと感じています。

新潟で学び、働く未来につながるきっかけに
―今後、この活動を通じて実現していきたいことはありますか。
松田さん 企業との関係では、インターンシップや就職活動につながっていけばいいと考えています。地域や企業との交流は、学生の将来の選択肢を広げるうえで意味があると思います。
小熊さん 他大学との交流も、今後さらに広がっていけばいいですね。学生同士は留学生のコミュニティなどを通じてつながることもありますが、大学として他大学の学生と接する機会はそれほど多くありません。今後は、他大学の学園祭に参加するなど、学校の枠を越えて交流し、日本ならではの学生生活を楽しめる機会が増えていけばいいなと思っています。
―今回の取り組みを通じて、学生や大学にとってどのような意味があったと感じていますか。
松田さん 今回の取り組みは、学生と地域がお互いを知るきっかけになったと思います。同時に、地域の方々に本学や学生の活動を知っていただく機会にもなりました。こうした交流を今後も大切にしていきたいですね。
小熊さん 留学生にとって、新潟での生活が楽しいものになり、ここで出会った人や地域とのつながりが将来につながっていくことを期待しています。今回のクリーンアクションは、そのための最初の一歩だったと思います。
この活動をきっかけに、交流の輪広がり、新潟で学び、新潟で働くことを選択肢の一つとして考える学生が増えていけばうれしいです。
開志創造大学
学校法人新潟総合学園が運営する新潟市の私立大学。2026年4月に「事業創造大学院大学」から名称変更しました。現在は、地方在住でも低学費でITスキルを学び大卒資格を目指せる通信制の「情報デザイン学部」と、起業家や事業創造を担うMBA人材の育成を目指す「事業創造大学院」で構成されています。
〒950-0916 新潟市中央区米山3-1-46
TEL:025-255-1250
情報デザイン学部:https://kaishi.ac.jp/info-d/
事業創造大学院:https://kaishi.ac.jp/graduate-school/
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