国際外語・観光・エアライン専門学校が考えるSDGsの授業 ~学生が考える企業と連携した商品開発~

2022.04.28 Thu

国際社会で活躍するグローバル人材の育成をはじめ、語学を軸にした様々な専門知識を学ぶことができる国際外語・観光・エアライン専門学校。近年では地球規模で解決すべき課題の17の目標「SDGs」についての学びに力を注いでおり、様々な企業に協力いただき授業を行ってきました。

そのような授業を始めた背景や、具体的な取り組みについて日本語通訳科 古沢 通子先生と、の商品化に携わった上級英語科2年生 春日 和さんに話を聞いてきました。(※所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。)

 

SDGsを基礎から学び、学生主体での商品開発へと動き出す

―SDGsの授業を取り入れた経緯をお聞かせください

古沢 SDGsは現在国際社会で取り組む大きな課題です。学生には、その意識を自分事として持ってもらう為に、2021年度から全学科で週2回「国際理解」という名称で授業を始めました。最初はSDGsに造詣が深い方やSDGsについて取り組まれている団体から講演をしていただき、『SDGsとは何か』を考えてもらうところからスタートしました。その後、各学科でテーマを決めて取り組みました。

全学科で企業とコラボしてSDGsに関する授業を展開

―具体的にはどのような取り組みを行ったのですか?

古沢 学科ごとにテーマを決めて、学生たちにSDGsについて考えてもらいました。株式会社バイオマスレジンマーケティング様と連携して、お米を原材料とした「地球にやさしいスプーン」の作成や、名鉄観光サービス株式会社様と連携して「阿賀野市の道の駅の観光促進」をテーマにメニュー開発や若者の誘客促進の企画などを行いました。

 

春日 アジア言語科が日本たばこ産業株式会社様と連携して、「衣服の再利用」を実施しました。校内に古着の回収ボックスを設置し、回収した衣服はパラスポーツを支援する「ふくのわプロジェクト」に寄付。また衣服を販売して得た収益金を「古着deワクチン」に寄付し、発展途上国の子ども達のワクチン接種に役立ててもらいました。

 

―商品化までの道のりを教えてください

春日 上級英語科と日本語通訳科の日本人と留学生34名でSDGsに対して何ができるかを話し合っている時に、新潟の企業とコラボしてSDGsに関する商品を作るというアイデアが出ました。そこでテーマを「本気でみんなで考えたSDGs型の商品開発」に決めて動き始めました。

古沢 商品化を行う上で、印刷会社のタカヨシ様から、SDGsの社会課題解決の考え方、マーケティング、商品開発のアイデア出し、ロゴの作成からパッケージ`のデザインなど、様々な授業を半年間にわたり行っていただきました。

 

―どのように授業を進めていったのですか?

春日 グループに分かれて“SDGsにふさわしい商品とは何か”を話し合い、各グループでひとつずつ商品企画案を発表しました。その結果、ベトナムからの留学生が発案した“シードペーパー”を活用した商品化の企画が選ばれました。シードペーパーとは、古紙に様々な花の種をすき込んだリサイクルペーパーのことで、一晩水に浸けて土に埋めると数日で発芽して花を咲かせます。

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